Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition Plusプラットフォームの基盤となるのは、真のBIサーバーです。これは高い拡張性の実現を目的としており、同時処理と並列処理を最適化することで、BIアプリケーションの価値をできる限り多くの人に提供します。このプラットフォームは、データ・アクセスと計算処理を一元化しており、その本質は企業内の誰もが場所を問わず、任意の形式で、あらゆる情報を使用できる太いパイプを創出することです。BIサーバーは、情報を使用するすべてのビジネス・プロセスにおいて中心的な役割を果たします。その中には、ダッシュボード、アドホック・クエリ、インテリジェントなインタラクション機能、エンタープライズと生産に関するレポート作成、財務レポートの作成、OLAP分析、データ・マイニングなど、Webサービス・ベースのアプリケーション(J2EEおよび.NET)が含まれます。これらのすべてのアプリケーションで、企業全体の広範なデータ・セットに柔軟にアクセスできる必要があります。また、これらのアプリケーションから価値を引き出すには、プラットフォームが提供する高度な計算と集計用のインフラストラクチャも必要となります。
このプラットフォームは、アクセス、分析、情報配信オプションの包括的な補完をサポートし、すべてが完全に統合された1つのWeb環境を実現します。組織内で、同じ基礎データに対して異なるニーズがあり、異なる方法でアクセスする必要がある場合も、この各コンポーネントはさまざまなユーザーに対応できます。しかし、他のBIツールとは異なり、すべてのコンポーネントが1つの共通アーキテクチャ上に統合されているため、シームレスで直感的なユーザー・エクスペリエンスを実現することができます。
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Oracle BI Answersは、純粋なWebアーキテクチャで真のエンド・ユーザー・アドホック機能を提供します。ユーザーは、情報の論理ビューをインタラクティブに操作できます。たとえば、複雑なデータ構造は完全にユーザーに見えない形になっているほか、同時に大量のクエリを回避できます。また、チャート、ピボット・テーブル、レポート、視覚的にわかりやすいダッシュボードを簡単に作成できます。これらのすべてが完全にインタラクティブかつドリル可能で、ユーザーがパーソナライズしたOracle BI Interactive Dashboardsに保存、共有、変更、フォーマット化、組み込みを行うことができます。このため、ビジネス・ユーザーは、ITで制御された完全に安全な環境で、これまでにないレベルで自ら操作を行えるようになります。
Oracle BI Interactive Dashboardsでは、すべてのナレッジ・ワーカーが、個人の役割やIDに基づいて動的にパーソナライズされた実用的な情報に、直感的かつインタラクティブにアクセスすることができます。Oracle BI Interactive Dashboards環境では、エンド・ユーザーが純粋なWebアーキテクチャ内でライブ・レポート、プロンプト、チャート、テーブル、ピボット・テーブル、グラフィック、ティッカーを使用して作業しています。ユーザーには、これらの結果にドリル、ナビゲート、修正、操作を行うため包括的な機能が提供されます。Oracle BI Intelligence Dashboardsでは、インターネット、共有ファイル・サーバー、ドキュメント・リポジトリなど、その他のさまざまなソースからコンテンツを集約することもできます。
Oracle BI Deliversは、プロアクティブなインテリジェンス・ソリューションで、ビジネス活動をモニタリングし、電子メール、ダッシュボード、モバイル・デバイスなど複数のチャネルを介してユーザーにアラートを通知することができます。Oracle BI Deliversには、完全にWebベースのセルフサービスによるアラート作成やサブスクリプション・ポータルが含まれます。この次世代製品は、起動するとコンテキストに応じた情報を他のアラートに送信し、多段階、多人数、マルチアプリケーションの分析ワークフローを実行できます。さらに、受信者やパーソナライズされたコンテンツを動的に判断して、適切な情報を適切なタイミングで適切なユーザーに送信することができます。
Oracle BI Publisher(旧XML Publisher)は、複雑な分散環境向けに効率的で拡張性の高いレポート・ソリューションを提供します。これは、従業員、お客様、ビジネス・パートナーに、安全かつ適切な形式で情報を生成して提供するための中心的なアーキテクチャです。Oracle BI Publisherのレポート形式は、ほとんどのユーザーがすでに使い慣れているMicrosoft WordやAdobe Acrobatツールを使用して設計できます。Oracle BI Publisherでは、複数のデータ・ソースのデータを1つの出力ドキュメントに取り込むこともできます。レポートは、プリンタ、電子メール、ファックス、WebDavを介して配布したり、ポータルに公開したりできます。Oracle BI Publisherはスタンドアロンのレポート作成製品として使用することも、Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition Plusに統合することもできます。スイートの一部として使用される場合、Oracle BI Publisherは、共通のダッシュボード作成、メタデータ、セキュリティ、計算、キャッシング、およびインテリジェントなリクエストの生成サービスを活用します。
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Oracle Real-Time Decisions(RTD)は、ルールと予測分析を組み合わせることで、適応型ソリューションを強化し、リアルタイムで企業の意思決定を管理できるようにします。これにより、あらゆる種類のビジネス・プロセスや顧客とのやり取りに、瞬時にリアルタイム・インテリジェンスを利用できるようになります。高性能なトランザクション・サーバーが、リアルタイムの意思決定と推奨事項を提供します。このサーバーは、ビジネス・プロセス内の意思決定を自動的にレンダリングしてインサイトを明らかにし、プロセスを流れるデータから実用的なインテリジェンスをリアルタイムで作成します。
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このソリューションは、企業のあらゆるレベルに適用できる、戦略的な目標と目的を定義するためのフレームワークを提供します。これにより、従業員は成功への影響を理解し、それに応じて行動を調整することができます。
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セルフサービスのビジュアル分析
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