Oracle Web Tier製品は、Oracle Cloud Application Foundation内のコア基盤を提供します。これらの製品により、お客様は静的ないしは動的なWebコンテンツをホストし、Oracle Fusion Middlewareアプリケーションをフロントエンドとして使用することができます。Oracle Web Tierには、リバース・プロキシおよびキャッシュ・ソリューションを備えた2つの主要なWebサーバー・オプションが含まれており、最も要求の厳しいHTTPトラフィックを処理するために最も高速で最もセキュアなフロントライン・サーバーを提供します。
Oracle Web Tier製品ポートフォリオには、次の製品が含まれています。
Oracle WebLogic Serverプロキシ・プラグインは、Webサーバー内のHTTPリクエストをバックエンドのWebLogicサーバーまたはクラスタにプロキシするソフトウェアを提供します。このプラグイン・ソフトウェアは、次の一般的なWebサーバーで使用できます。
Oracle HTTP Server (OHS)は、オープン・ソースのApache HTTP Webサーバーに基づくエンタープライズ・グレードのWebサーバー・ソフトウェアであり、次のようなメリットを想定して設計されています。
Oracle HTTP Server 12.1.3はWebLogic Management Framework を利用することで、他のOracle Fusion Middleware 12c製品と共通する管理操作性を実現します。詳しくは、製品ドキュメントのOracle HTTP Server 12cの新機能のセクションを参照してください。
Oracle HTTP Server 12cは、次の管理ツールを搭載しています。
Oracle iPlanet Web Server(旧称:Sun Java System Web ServerまたはSun ONE Web Server)は、企業のさまざまなWebテクノロジーとアプリケーションをホストするセキュアなインフラストラクチャを提供します。Oracle iPlanet Web Serverは、次のようなメリットを想定して設計されています。
Oracle iPlanet Web ServerではTLS 1.2がサポートされるようになりました。最新バージョンのOracle iPlanet Web ServerをOracle SupportのWebサイトからダウンロードできます。
Oracle iPlanet Web Proxy Server(旧称:Sun Java System Web Proxy Server、Sun ONE Web Proxy Server)は、ネットワークの輻輳と応答時間の遅さに関する問題を解決し、エンドユーザーやネットワーク管理者に負担をかけることなくネットワーク・リソースをコントロールします。
Oracle iPlanet Web Proxy Serverは、次のメリットを実現するように設計されています。
Oracle iPlanet Web Proxy ServerではTLS 1.2がサポートされるようになりました。最新バージョンのOracle iPlanet Web Proxy ServerをOracle SupportのWebサイトからダウンロードできます。
Oracle Web CacheはOracle Web Tier 10gと11gポートフォリオ向けの、リバース・プロキシ機能を備えたコンテンツ認識型サーバー・アクセラレーターです。Oracle Web Cacheは、Fusion Middleware 10g/11gのWebインフラストラクチャを改善することができ、特にOracle Portal 10gのWebサイトのパフォーマンス、スケーラビリティ、可用性が向上します。
Oracle Web Cacheには、次のメリットがあります。
Oracle iPlanet Web Proxy ServerではTLS 1.2がサポートされるようになりました。最新バージョンのOracle iPlanet Web Proxy ServerをOracle SupportのWebサイトからダウンロードできます。