<このテキストを削除しないでください。これは、ブラウザ実行時に生成される"主要"なトピック一覧のプレースホルダです。>
このチュートリアルでは、Oracle Platform Security Services(OPSS)向けの演習に関連付けられたOracle Virtual Boxイメージのセットアップ方法について説明します。 別の方法として、マシン上に直接環境をダウンロードし、インストールすることもできます。
この演習を完了すると、以下のことができるようになります。
- Oracle Internet Directory(OID)LDAPサーバーの起動と実行の検証
- WebLogic構成ウィザードを使用した、OPSSベースのWebLogic Serverドメインの作成
- OPSSベースのWebLogic Serverドメインの起動
- JXplorerを使用したOID LDAP IDの確認
約1時間(ダウンロード時間は含まれません)
OPSSは、Java SE環境およびJava EE環境でセキュリティ・サービスを開発し、管理するためのオラクルのセキュリティ・フレームワークです。 このチュートリアルは、すべてのOPSS OBEチュートリアルの前提コースです。
OBE環境のアーキテクチャ
これは、OPSS演習用のOBEチュートリアルで使用される環境のおおまかなアーキテクチャです。 この環境は次のコンポーネントで構成されています。
- OPSSに対応した1つのWebLogic管理サーバー(ポート7001で実行)
- OID LDAPベースのIDストアとセキュリティ・ストア
- Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware(FMW)Control
- OPSS WebLogic Scripting Tool(WLST)スクリプト
- OPSSセキュリティ・ストアへ接続するためのブートストラップ資格証明ストア
- OPSS構成ファイルjps-config.xml
- OPSSセキュリティを使用するADFアプリケーション
ソフトウェア要件は、以下のとおりです。
- このOBEは事前構築済みのOracle Virtual Box仮想マシンに基づいており、この仮想マシンには必要な製品の一部があらかじめインストールされた状態で含まれています。 記載された手順に従って、Oracle Technology Network WebサイトからVirtual BoxのDatabase App Development VMをダウンロードし、インストールしてください(ダウンロード)。
注: 仮想イメージを使用せずに独自の環境を使用する場合、VBイメージにあらかじめ含まれている製品をダウンロードし、インストールする必要があります。 ただし、JavaはWebLogic Serverのインストール時に同時にインストールされるため、個別にインストールする必要はありません。 インストールを独自で実行するには、製品の横に示したダウンロード・リンクおよびインストール・リンクを使用してください。
- OPSS仮想イメージは、Oracle Enterprise Linux 5をベースとしています。
- 仮想イメージへログインするには、次の資格証明を使用します。
ユーザー名: oracle
パスワード: oracle
次のソフトウェア製品は、仮想イメージにあらかじめインストールされています。
- Oracle Enterprise Linux 5(ダウンロード)(インストール・ガイドは製品のダウンロード・ページから参照できます)
- Java SE 1.6.0_20
- Oracle Database 11g Release 2(11.2.0.2.0以降)(ダウンロード1)(ダウンロード2)(インストール・ガイド)
- Mozilla Firefox 3.6
次のソフトウェア製品は、ダウンロードを行って仮想イメージにインストールする必要があります。
注: ソフトウェアのインストールは、次の前提条件の項に指定された場所に対して実行してください。 また、前提条件に示されたすべての注意事項と指示に従ってください。
- Oracle WebLogic Server 11g Release 1(10.3.6.0)
- Oracle Identity Management 11g Release 1(11.1.1.6.0)
- JXplorer 3.2.2(OID LDAPエントリの管理用)
- Oracle JDeveloper 11g Release 1(11.1.1.5.0以降)
このチュートリアルを始める前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください。
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オラクルは、オンライン自習コースのOPSS Conceptsを受講することを推奨しています。 このオンライン・コースでは、このチュートリアルの概念が学習できます。 |
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Oracle Virtual Boxイメージをインポートしたら、イメージを起動する前に、次の設定を変更します。
- Systemメニューを使用して、Base Memoryを1780MBに変更します。
- Networkメニューを使用して、ネットワーク・アダプタを有効化し、NATに関連付けます。
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. |
VMイメージのデスクトップにある、データベース実習を中心としたラボの手順と資料は無視してください。 |
. |
製品ドキュメントの該当するインストール・ガイドを使用して、指定した順序どおりに次の製品をインストールします。
注:/homeファイル・システムには十分な領域が含まれていないため、/ファイル・システムにソフトウェアをダウンロードしてください。 ダウンロードしたインストーラは、製品のインストール後に削除する必要があります。 これは、インストールする製品によって大きな領域が使用されるにもかかわらず、ハード・ドライブの容量が限られているためです。 たとえば、Identity Management(IdM)のzipファイルの中身を解凍した後で、このzipファイル自体を削除して領域を解放する必要があります。 使用後にzipファイルと、wls1036_linux32.bin、Disk1、Disk2、Disk3のファイルを削除することで、ドライブ上の大きな領域が使用可能になります。
代替方法:仮想イメージに新規ディスクを追加することで、すべての要件に対応するディスク領域を確保できます。
仮想イメージのrootユーザー・ログインが必要な場合、root/oracleを使用します。
FMW PS5(11.1.1.6)バージョンのOracle Identity Managementでは、製品のフル・インストール・オプションが提供されています。このOBEシリーズでは、このオプションを使用します。 インストール・プロセスの途中で、次のスクリーンショットに示すとおり「Install and Configure 」オプションを選択します。

インストールする製品:
- Oracle WebLogic Server 11g PS5(11.1.1.6)(ダウンロード)(インストール・ガイド)
- Oracle Identity Management 11g PS5(11.1.1.6)(ダウンロード)(インストール・ガイド)
- JXplorer 3.2.2(ダウンロード)
- Oracle JDeveloper 11g Release 1(11.1.1.5.0以降)(ダウンロード)(インストール・ガイド)
注: 開発者向けコースに含まれるOPSS開発関連タスクを実行しない場合、JDeveloperは使用しないため必要ありません。 JDeveloperベースのOBEを実行する場合、仮想イメージにあらかじめインストールされているJDeveloperバージョンはアプリケーションで使用できないため、新しいバージョンをダウンロードしてインストールする必要があります。
インストールでのIdM製品の構成は、次のとおりです。
画面 |
パラメータ |
値 |
Create New Domain |
User name |
weblogic |
|
Password |
welcome1 |
|
Domain |
IDMDomain |
|
Install Location |
デフォルトの/u01/app/oracle/Middleware/user_projects/domainsのままにします |
Configure Components |
右記のみを選択 |
OID、EM、ODSM |
Port Configuration |
次を選択 |
auto port configuration |
Create Schema |
Connection string |
localhost:1521:orcl |
|
User name |
sys |
|
Password |
oracle |
Enter Schema Passwords |
ODS password |
oracle |
|
ODSSM password |
oracle |
Pop up window |
500個のプロセスの構成を推奨 |
「Yes」をクリックして処理を続行 |
Configure OID |
Realm |
dc=us、dc=oracle、dc=com |
|
User name |
cn=orcladmin |
|
Password |
welcome1 |
「Install」をクリックします。 VBイメージ上でこの処理を完了するには、長い時間がかかります。
すべてが正しくインストールされたら、次のステップに進みます。 |
. |
起動パネル・アイコンの設定:
画面上部にある起動パネルで、 アイコンの横にFirefoxデスクトップ・アイコンをドラッグ・アンド・ドロップします。 JXplorerとJDeveloperをインストールした後で、実行可能ファイルのjxplorerとjdeveloperをインストール・フォルダからドラッグし、これらのアプリケーションにアクセスしやすいように起動パネルにドロップします。 注: JDeveloperの実行可能ファイルは、$MW_HOME/jdeveloper/jdev/bin/jdevです。 場合によっては、起動パネルのアイコンを変更して、同じフォルダ内のcoffee.pngファイルを含める必要があります。
作業が完了すると、起動パネルは次のように表示されます。
|
. |
OBEラボ・ファイルをインストールします。
仮想イメージまたは独自の環境に対して、このOBEシリーズ向けのラボ・ファイルをコピーします。
- リンクを右クリックし、「Save As」を選択してコンピュータにファイルを保存します。
- FTPまたはファイル・コピーを使用して、ラボ環境にlabs.tarファイルを保存します。 ファイルは/home/oracleフォルダに配置します。
- tar xvf labs.tarを使用して、ラボ・ファイルを解凍します。
- /home/oracle/labs/bin/bashrcを$HOME/.bashrcにコピーして、元のファイルを上書きします。 このファイルには、OPSS OBEで使用される環境変数が含まれています。
- 次のコマンドを使用して、ラボ・スクリプトが実行できるようにします。
$ cd /home/oracle/labs/bin $ chmod +x *.sh
|
環境の理解
. |
この一連のOBEチュートリアルでは、すべての製品とラボ資料に対して、次のフォルダ・ロケーションと変数が使用されます。
目的 |
ロケーション |
プロファイルのセットアップ |
/home/oracle/.bashrc |
ラボ・ファイル($LAB_HOME) |
/home/oracle/labs |
一般的なラボ・スクリプト |
/home/oracle/labs/bin |
Oracleデータベース($ORACLE_BASE) |
/home/oracle/app/oracle |
Oracleホーム($ORACLE_HOME) |
/home/oracle/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_2 |
Oracle SID($ORACLE_SID) |
orcl |
Oracle FMW($MW_HOME) |
/u01/app/oracle/Middleware |
Java SE 1.6($JAVA_HOME) |
/u01/app/oracle/Middleware/jdk160_29 |
JDeveloper 11.1.1.5 |
/u01/app/oracle/Middleware2/jdeveloper |
JDeveloper 11.1.1.6 |
/u01/app/oracle/Middleware/jdeveloper |
Oracle IdM製品 |
/u01/app/oracle/Middleware/Oracle_IDM1 |
WebLogicドメイン($DOMAINS) |
/u01/app/oracle/Middleware/user_projects/domains |
IdMドメイン(OBEチュートリアルでは使用しません) |
/u01/app/oracle/Middleware/user_projects/domains/IDMDomain |
OPSS受講者のラボ・ドメインの場所($MY_DOMAIN) |
/u01/app/oracle/Middleware/user_projects/domains/myxmldomain |
WebLogic Server($WL_HOME) |
/u01/app/oracle/Middleware/wlserver_10.3 |
Oracle Internet Directory(OID)コマンド($OID_BIN) |
/u01/app/oracle/Middleware/asinst_1/bin |
ラボ・アプリケーションの開発フォルダ |
/home/oracle/labs/apps/OpssADFDemoApp |
ラボのデプロイメント・ファイル |
/home/oracle/labs/apps |
JXplorer($LDAP_HOME) |
/u01/oracle/jxplorer-3.2.2 |
|
. |
OBE環境のナビゲーションを容易にするため、次の便利なエイリアスが提供されています。 ラボ実行中の参照用にフォルダ・ロケーションとエイリアスのリストを印刷しておくと、 入力を大幅に省略できます。 新しい環境を確立した後は、aliasコマンドを実行することで簡単にこれらのショートカットを回復できます。
エイリアス |
機能 |
jx |
cd $LDAP_HOME |
jh |
cd $JAVA_HOME |
fmw |
cd $MW_HOME |
wls |
cd $WL_HOME |
domains |
cd $DOMAINS |
opss |
cd $OPSS_DOMAIN |
mydomain |
cd $MY_DOMAIN |
oid |
cd $OID_BIN |
labs |
cd $LAB_HOME |
|
このチュートリアル・シリーズでは、基盤インフラストラクチャとしてOracleデータベース、OID、Oracle Enterprise Manager(Oracle EM)を使用します。 次のステップでは、簡単なスクリプトを使用してこれらのサービスを起動します。
. |
注: 仮想イメージを使用している場合、データベースとリスナーはイメージのブート時に自動的に起動されます。 独自環境を実行している場合、このステップを実行する前にOracleデータベースを起動してください。 言うまでもありませんが、データベースが実行中でない場合は、このステップを実行する前に起動してください。 環境に合わせて$LAB_HOME/bin/startenv.shスクリプトを変更すると、データベースとOIDの両方を起動できます。
起動パネルの アイコンを使用してターミナル・ウィンドウを開き、次のコマンドを実行してOIDサーバーを起動します。
$LAB_HOME/bin/startoid.sh
次のような出力が表示されます。
$ $LAB_HOME/bin/startoid.sh
opmnctl startall: starting opmn and all managed processes... Waiting for all OID processes to start. This takes a little while...
Processes in Instance: asinst_1 --------------+--------------+-------+--------- ias-component | process-type | pid | status --------------+--------------+-------+--------- oid1 | oidldapd | 18188 | Alive oid1 | oidldapd | 18177 | Alive oid1 | oidmon | 18159 | Alive EMAGENT | EMAGENT | 18158 | Alive
/home/oracle
OID started
以上で、OBEシリーズの実行に必要なインフラストラクチャが稼働しました。次は、OPSSで使用するWebLogicドメインを作成します。
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ここでは、OPSSに対応したWebLogic Serverドメインの作成方法を説明します。 このドメインは、このOBEチュートリアル・シリーズの実習で使用されます。 ドメインを作成するには、次の手順を実行します。
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同じターミナル・ウィンドウから次のコマンドを実行し、OPSSを認識するWebLogic構成ウィザードを開始します。
$MW_HOME/Oracle_IDM1/common/bin/config.sh
WebLogic構成ウィザードのスプラッシュ画面が表示されます。

WebLogic構成ウィザードのWelcome画面が表示されます。 デフォルトで選択された「Create a new WebLogic domain」をそのままにして、「Next」をクリックします。

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Select Domain Source画面で「Oracle Enterprise Manager - 11.1.1.0 [oracle_common]」と「Oracle JRF - 11.1.1.0 [oracle_common]」を選択し、「Next」をクリックします。 このコンポーネントにはOPSSフレームワークが含まれており、ドメインがOPSSに対応できるように設定します。

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. |
Select Domain Name and Location画面でDomain locationとApplication LocationをデフォルトのままにしてDomain nameにmyxmldomain と入力し、「Next」をクリックします。 これにより、OPSS対応のWebLogicドメインが/u01/app/oracle/Middleware/user_projects/domains/myxmldomainに作成されます。

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. |
Configure Administrator User Name and Password 画面でユーザー名をデフォルトのweblogicのままにし、パスワード・フィールドとパスワード確認フィールドにwelcome1と入力し、「Next」をクリックします。

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. |
Configure Server Start Mode and JDK 画面で、起動モードのDevelopment ModeとSun SDK 1.6.0をデフォルトのままにし、「Next」をクリックします。

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. |
Select Optional Configuration 画面で、すべてのチェック・ボックスを選択しないままで「Next」をクリックします。

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. |
Configuration Summary画面で、自由にドメイン設定を確認します。 準備が整ったら「Create」をクリックして、WebLogic構成ウィザードを使用したドメイン作成を開始します。

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. |
Creating Domain画面で、ドメイン構成の経過を監視します。 プログレス・バーが100%に達したら「Done」をクリックして構成ウィザードを閉じ、ドメイン作成プロセスを終了します。 以上で、OPSSに対応した新規ドメインをOPSS OBEチュートリアル・シリーズで使用する準備が整いました。

ここまででOPSS対応ドメインの作成が完了したため、次にドメインを起動し、OBEチュートリアル・シリーズで使用できるように構成します。
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OPSSに対応したWebLogicドメインの作成は完了したため、テストを行って期待どおりに動作することを確認する必要があります。 ドメインを起動し、OPSSへの対応を確認するには、次の手順を実行します。
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注: 作業を継続する前に、次のコマンドを実行して、IdM製品のインストールおよび構成プロセスで起動されたIDMDomain内の実行中サーバーを停止します。
ターミナル・ウィンドウで次のコマンドを実行します。
cd $LAB_HOME/bin ./shutdownwls.sh
2つのWebLogic Serverインスタンスが停止されたことを示すメッセージが表示されます。
次のコマンドを実行して、myxmldomainの管理サーバーを起動します。
cd $DOMAINS/myxmldomain ./startWebLogic.sh
次のような出力が表示されます。
$ ./startWebLogic.sh JAVA Memory arguments: -Xms256m -Xmx512m -XX:CompileThreshold=8000 -XX:PermSize=128m -XX:MaxPermSize=512m WLS Start Mode=Development CLASSPATH=/u01/app/oracle/Middleware/oracle_common/modules/oracle.jdbc_11.1.1/ojdbc6dms.jar: . . . PATH=/u01/app/oracle/Middleware/wlserver_10.3/server/bin:/u01/app/oracle/Middleware/modules . . . *************************************************** * To start WebLogic Server, use a username and * * password assigned to an admin-level user. For * * server administration, use the WebLogic Server * * console at http://hostname:port/console * *************************************************** starting weblogic with Java version: java version "1.6.0_29" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_29-b11) Java HotSpot(TM) Client VM (build 20.4-b02, mixed mode) Starting WLS with line: /u01/app/oracle/Middleware/jdk160_29/bin/java -client -Xms256m -Xmx512m . . . <Feb 28, 2012 4:16:57 PM PST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000365> <Server state changed to ADMIN> <Feb 28, 2012 4:16:57 PM PST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000365> <Server state changed to RESUMING> <Feb 28, 2012 4:16:58 PM PST> <Notice> <Server> <BEA-002613> <Channel "Default[1]" is now listening on fe80:0:0:0:a00:27ff:fec8:2a1c:7001 for protocols iiop, t3, ldap, snmp, http.> <Feb 28, 2012 4:16:58 PM PST> <Notice> <Server> <BEA-002613> <Channel "Default[2]" is now listening on 127.0.0.1:7001 for protocols iiop, t3, ldap, snmp, http.> <Feb 28, 2012 4:16:58 PM PST> <Notice> <Server> <BEA-002613> <Channel "Default" is now listening on 10.0.2.15:7001 for protocols iiop, t3, ldap, snmp, http.> <Feb 28, 2012 4:16:58 PM PST> <Notice> <Server> <BEA-002613> <Channel "Default[3]" is now listening on 0:0:0:0:0:0:0:1:7001 for protocols iiop, t3, ldap, snmp, http.> <Feb 28, 2012 4:16:58 PM PST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000331> <Started WebLogic Admin Server "AdminServer" for domain "myxmldomain" running in Development Mode> <Feb 28, 2012 4:16:58 PM PST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000365> <Server state changed to RUNNING> <Feb 28, 2012 4:16:58 PM PST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000360> <Server started in RUNNING mode>
このドメインにはOID向けの認証プロバイダが構成されていないため、デフォルトですべての認証はWebLogic内の組込みLDAPサーバーを使用して実行されます。 また、サーバーがRUNNING状態である限り、コンソールに表示されるエラーを無視してかまいません。
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. |
管理コンソールとEnterprise Managerコンソールが実行中であることを確認します。 Firefoxを開き、次のそれぞれのURLへアクセスします。 ログイン資格証明としてweblogic/welcome1を使用して、各コンソールにログインします。
- http://localhost:7001/console
- http://localhost:7001/em
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ここでは、OID LDAPサーバーに接続し、その内容を参照する方法を説明します。 LDAPサーバーに接続するには、次の手順を実行します。
. |
JXplorerを開きます。
起動パネルの アイコンを使用して、JXplorerのLDAPブラウザ・ツールを開きます。

|
. |
JXplorerで「connect」アイコンをクリックし、実行中のOIDインスタンスへ接続するために必要な情報を入力します。

|
. |
Open LDAP/DSML Connectionウィンドウに次の情報を入力し、「OK」をクリックしてOIDにログインします。
パラメータ名 |
値 |
Host |
localhost |
Port |
3060 |
DSML Service |
空白 |
Base DN |
空白 |
Level |
User + Password |
User DN |
cn=orcladmin |
Password |
welcome1 |
このコースで提供された仮想イメージを使用している場合、パスワード以外の値はあらかじめ入力されています。

|
. |
ターミナル・ウィンドウで次のコマンドを実行し、LDAP環境をセットアップします。
cd $LAB_HOME/bin ./setup.sh
次のような出力が表示されます。
[oracle@localhost bin]$ ./setup.sh add cn: supervisors add uniquemember: cn=joemanager,cn=users,dc=us,dc=oracle,dc=com add objectclass: groupOfUniqueNames orclGroup top adding new entry cn=supervisors,cn=Groups,dc=us,dc=oracle,dc=com modify complete
add cn: employees add uniquemember: cn=joeuser,cn=users,dc=us,dc=oracle,dc=com add objectclass: groupOfUniqueNames orclGroup top adding new entry cn=employees,cn=Groups,dc=us,dc=oracle,dc=com modify complete
add cn: joeuser add displayname: Joe User add givenname: Joe add objectclass: inetorgperson organizationalPerson person orcluser orcluserV2 top add sn: User add uid: joeuser add userpassword: {SSHA}GYUNNf8aft6N+LbhRqezPmvijeGl6kcqixcxZQ== adding new entry cn=joeuser,cn=Users,dc=us,dc=oracle,dc=com modify complete
add cn: joemanager add displayname: Joe Manager add givenname: Joe add objectclass: inetorgperson organizationalPerson person orcluser orcluserV2 top add sn: User add uid: joeuser add userpassword: {SSHA}8HknGAnApmHQuA9tm3VzkuwXzxZAMnvrVjmCTA== adding new entry cn=joemanager,cn=Users,dc=us,dc=oracle,dc=com modify complete
左側のナビゲーション・ペインで、GroupsとUsersが表示されるまで「com.oracle.us」ノードを展開します。 必要に応じて、ビューをリフレッシュします。

|
. |
少し時間をかけてLDAPのGroupsエントリとUsersエントリを調べ、構成内容を確認します。
- どのユーザーまたはグループが、employeesグループのメンバーになっていますか。
- どのユーザーまたはグループが、Managerグループのメンバーになっていますか。
- どのユーザーまたはグループが、supervisorsグループのメンバーになっていますか。
これらのユーザーおよびグループは、このシリーズの別のOBEチュートリアルで使用されます。 このチュートリアルはOIDやLDAPに関するコースではないため、IDストアでのユーザーおよびグループの構成については説明しません。
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環境のセットアップが完了したため、このシリーズのその他のOBEチュートリアルに進む準備が整いました。 このチュートリアルは、このシリーズに含まれるその他すべてのOBEチュートリアルの前提となっています。 このシリーズの一部のOPSS OBEチュートリアルでは、認証プロバイダの稼働が必要になるため、次に『Configuring an OID Authentication Provider in WebLogic』を完了する必要があります。
このチュートリアルで学習した内容は、以下のとおりです。
- OPSSの概念シリーズに含まれる各OBEチュートリアルの概要
- このOBEシリーズに必要なサービス(Oracleデータベース、OID IDストア、FMW Control向けのEMAgentを含む)の起動方法
- OPSSに対応したWebLogic Serverドメインの作成および起動方法
- JXplorerを使用したOID LDAP IDストアの参照方法
著者
- Lead Curriculum Developer: Mark Lindros
- 共著者: Srikant Tirumalai、Shankar Raman、Sachin Kapur、Robert La Vallie、Linda Ross、William Cai、Michael Khalandovsky、Andre Neto、Ganesh Kirti、Jason Haley、Akila Natarajan、Steve Jackal、Sophia Maler、Anand Vaidyanathan、Ganesh Kirti、Diganta Choudhury
