Oracle Database Service for Microsoft Azureは、Azureのお客様がOracle Cloud Infrastructure (OCI)でエンタープライズ・グレードのOracle Databaseサービスを、使い慣れたAzureのようなエクスペリエンスで簡単にプロビジョニング、アクセスおよび運用できるオラクル管理サービスです。OCI上で稼働するAutonomous DatabaseなどのOracle Databaseサービスの高パフォーマンス、高可用性および自動管理を使用して、Azureアプリケーションをシームレスに構築できます。
ミッションクリティカルなマルチクラウド・アプリケーションの実行に新たな可能性をもたらすOracle Database@AzureでのOracle Autonomous Databaseについてご紹介します。
オラクルは、世界中のパブリック・クラウド、専用クラウド、ハイブリッド・クラウド環境全体で150以上のAIおよびクラウド・サービスを提供できる唯一のハイパースケーラーです。オラクルがリーダーに選出された理由については、レポートをご覧ください。
オラクルの分散クラウド・サービスは、さまざまな導入モデルによって、パブリック・クラウドをお客様のデータセンターやエッジ・ロケーションに提供します。オラクルがリーダーに選出された理由については、レポートをご覧ください。
このサービスは、Microsoft AzureとOCIの間の低レイテンシの接続を確立し、Oracle DatabaseをOCIにデプロイして、Azureにメトリックを提供します。お客様は、AIとアプリケーション・サービスのすべてのAzureカタログをOCIの最も強力なデータベース・サービスと組み合わせることができます。Oracle Interconnect for Microsoft AzureポートまたはInterconnect上のデータ・イングレス/エグレスには料金はかかりません。Autonomous DatabaseなどのOracle Databaseサービスの使用に対しては通常どおり請求されます。
アプリケーションとデータベースに最適なクラウド・プロバイダーを選択します。OCIおよびMicrosoft Azure全体でミッション・クリティカルなエンタープライズ・ワークロードを実行します。
AzureサービスとOCI上のOracle Databaseサービスの高パフォーマンス、高可用性および自動管理を組み合せて、新しいアプリケーションを構築します。
可用性の高いOracle Autonomous DatabaseでAzureアプリケーションを迅速かつ簡単に使用でき、プロビジョニング、チューニング、保護およびスケーリングが可能です。
Real Application Clustersおよびその他独自のOCI機能とともに、Autonomous Database、MySQL HeatWave、Exadata Database ServiceおよびBase Database Serviceを使用できます。
「複数のクラウド内のデータにアクセスできるようにすることをずっと望んでいました。Oracle Database Service for Azureを導入すると、FedExは、ビッグデータとAzureの分析機能を活用したOCI上のOracleデータベースを利用できるようになります。」
Rob Carter氏、
FedEx社 エグゼクティブ・バイスプレジデント
Oracle Database Service for Azureポータルは、低レイテンシのOCI- Azure接続、仮想ネットワークおよびフェデレーション・アイデンティティ管理を確立するための効率化されたエクスペリエンスを提供します。データベース問合せと問合せ結果は、Interconnectを介して実行されます。OCIのデータベース・ログおよびメトリックは、監視および管理を簡素化するためにAzureに統合されています。
レイテンシが極めて懸念されるシナリオでは、クラウド間の相互接続を必要とせずに、アプリケーションとOracle Databaseを1つのクラウドに統合します。このアーキテクチャーにより、大量のデータを移動させる複雑さとコストが不要になります。Azure上で実行されるアプリケーションは、Oracle Databaseのパフォーマンス、スケール、および可用性に最速でアクセスできるようになりました。
アプリケーションがデータベース・アクセスのレイテンシに敏感であるか、データベースからの高スループットを必要とする場合、Oracleデータベースをオンプレミスに残したまま、アプリケーション層をMicrosoft Azureに移行することは実行可能なオプションではありません。Oracle Database Service for Azureは、低レイテンシのデータベース・アクセスと、AzureおよびOCIに構築されたマルチクラウド環境に移行されたオンプレミスのワークロードに対する高アプリケーション・スループットを実現します。このようなマルチクラウド・アーキテクチャでは、Azureアプリケーションは、OCIでのみ利用可能な高可用性機能およびパフォーマンスの最適化を利用できます。Oracle Interconnect for Azureで有効化されているサービスのプライベート・トンネルは、2つのクラウド環境間で低レイテンシのプライベート接続を提供します。
Azureのお客様は、自己管理型のOracle Database製品から、ワークロードに適したサイズのフルマネージド・サービス、可用性要件を満たし、組込みのバックアップを含めることができます。Oracle Database Standard EditionおよびEnterprise EditionはAzureで実行できますが、OCIはOracle Maximum Availability Architecture(MAA)を提供する唯一のパブリック・クラウドです。OCIがMAAを介して実現するテクノロジーには、Oracle Exadata Database ServiceおよびOracle Real Application Clustersがあります。Oracle Autonomous Databaseは、OCIに固有のサービスであり、アプリケーションの開発およびデプロイを容易にする完全に自動化されたデータベース・サービスです。
Oracle Database Service for Azureでは、データベース・リソースは、オラクルが管理するプライベート・クロス・クラウドInterconnectを介して、お客様のAzureアカウントにリンクされたOCIアカウント内にあります。Oracle Database Service for Azureを使用するには、既存のAzureアカウントが必要です。
MicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏とオラクルのCTOであるLarry Ellisonは本日、Microsoft Inspireにおいて、Oracle Database Service for Microsoft Azureを発表しました。
アーキテクトやその他のお客様が、エンタープライズ・アプリからHPC、マイクロサービス、データレイクまで、幅広いワークロードをどのようにデプロイしているかをご覧ください。ベストプラクティスを理解し、当社のBuilt&Deployedシリーズで他のお客様のアーキテクトから話を聞くとともに、「Click to deploy」機能を使って多くのワークロードをデプロイしたり、GitHubリポジトリから自分でデプロイしたりすることができます。
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