Oracle Cloud@Customer

Oracle Cloud@Customerは、パブリック・クラウド・インフラストラクチャ、フルマネージド・クラウド・サービス、およびOracle Fusion SaaSアプリケーションといった、オラクルの完全なポートフォリオをデータセンターに組み込みます。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)と同じハイパフォーマンス機能、自律的な運用、低コストのサブスクリプション価格を使用して、アプリケーションをより速く実行し、コストを削減します。また、データを完全にコントロールできるため、データ・レジデンシー、セキュリティ、接続性に関する懸念にも対応可能です。

Oracle Cloud@Customer
データセンターのための、パワフルで新しい、最新のクラウド・サービスを、Clay Magouyrkが紹介します。

オラクルのOCI担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントによる、ニュース発表や製品に関するインサイトを、いち早くお届けします。Oracle Cloud Infrastructure、Oracle Database、Oracle Fusion Cloud Applicationsなど、最新の先進技術をご紹介します。

バーチャル・サミット: 「Oracle Dedicated Regionによるデータ・センターの変革」

Oralce Dedicated Region Cloud@Customerを使用して、データレジデンシー要件やレイテンシ要件を満たしながら、コストの削減、インフラストラクチャの最新化、Oracle Fusion SaaSアプリケーションの有効化を実現する方法をご覧ください。

Gartner: オラクルは、初めての完全なオンプレミスのパブリック・クラウド・エクスペリエンスを、お客様に提供します。

Gartner社の著名なVPであり、アナリストのLydia Leong氏のブログを読み、Oracle Dedicated Region Cloud@Customerが、お客様のデータセンターで完全なパブリック・クラウド体験を提供する初めてのサービスであることをご確認ください。

Cloud@Customerの違い

オラクルの完全なパブリック・クラウド体験

オラクルは、すべてのOCIサービスとOracle Fusion SaaSアプリケーションをお客様のデータセンターで実行可能にする、唯一のクラウドプロバイダーです。Oracle Cloud@Customerを使用すると、パブリック・クラウドに移行することなく、アプリケーションとデータベースをハイパフォーマンスのクラウド・インフラストラクチャに統合できます。オラクルおよびサードパーティのアプリケーションを確実に実行したり、クラウドネイティブ・アプリケーションを作成したり、既存のアプリケーションを機械学習と最新のクラウド・サービスでアップグレードしたりできます。

アナリスト・レポート: オラクル、完全なパブリック・クラウドをオンプレミスに導入(PDF)

動画: Cloud@Customerソリューションの概要(2:00)

Autonomous Databaseと運用

Oracle Cloud@Customerは、オンプレミスのデータベース運用の管理における複雑さを軽減する自律機能を提供します。Oracle Autonomous Database on Exadata Cloud@Customerの実行により、データベースの管理およびチューニングタスクを自動化することで、運用チームがデータベース・ソフトウェアとプラットフォームのパッチ、プロビジョニング、およびアップグレードを行う必要性が無くなります。

アナリスト・レポート: Oracle Cloud@Customerを使用してOracle Autonomous Databaseをデータセンターに導入(PDF)

動画: オマーンICTグループがOracle Dedicated Region Cloud@Customerに移行(2:06)

データ・レジデンシー、セキュリティ、ガバナンス

Oracle Cloud@Customerを使用すると、最新のOCIサービスとOracle Fusion SaaSアプリケーションをデータセンターで使用しながら、厳しい規制、データ・レジデンシー、およびアプリケーション・レイテンシの要件を満たすことができます。簡素化・標準化された運用ポリシーにより、データおよび運用のコントロールとガバナンスを強化します。

アナリスト・ブログ記事: Oracle Dedicated Region Cloud@Customer—どこでもクラウドを体験

動画: オーストラリアのデータセンターがDedicated Region Cloud@Customerを導入(3:00)

すべてのクラウド・ワークロードで高いパフォーマンスと優れた価値を実現

Oracle Cloud@Customerでは、フルマネージドのインフラストラクチャを使用して、SaaS、データベース、アプリケーション、およびHPCワークロードをお客様のデータセンターで実行できます。

アナリストレポート:データドリブンな銀行の再考(PDF)

Cloud@Customer製品群

データセンターでの完全なパブリック・クラウド・エクスペリエンス

Oracle Dedicated Region Cloud@Customerは、オラクルの第2世代のパブリック・クラウド・サービスとOracle Fusion SaaSアプリケーションをすべてデータセンターに導入し、データ・レジデンシーの懸念なくそれらを実行する、フルマネージド・クラウド・リージョンです。人為的エラーを無くし、データのセキュリティを最大化する自律型の運用を可能にします。最高のパフォーマンスで真に伸縮性のあるServerlessサービスを提供します。既存のデータセンターのリソースに接続する際に、厳しい遅延要件を満たしながら、低消費ベースのクラウド・サブスクリプション価格でコストを削減します。

特徴

–オラクルのパブリック・クラウドで使用できるまったく同じSLA、API、およびツールは、一貫したエクスペリエンスを提供

–データセンターでのERP、HCM、SCM、CXなどのOracle Fusion SaaSアプリケーションをサポート

–コントロール・プレーンを含むすべてがデータセンターに配置され、データ・レジデンシーとガバナンスを厳密に制御

–オンプレミスのアプリケーションおよびデータベースとの低レイテンシ相互作用

 

–すべてのインフラストラクチャおよびプラットフォームのクラウドサービスにおいて、柔軟な構成と低価格・消費ベースの価格設定により、コストを削減

–Container Engine for Kubernetes、Docker、Bare Metalサーバーなどのクラウド・ネイティブ・サービスにより、最新のアプリケーションを簡単に作成

–データセンターでの広範なアプリケーション、業界、規制認証

–Oracle Cloud Infrastructureで利用可能になると、データセンターの新機能やセキュリティのアップデートがすぐに利用可能になります。

国内のお客様活用事例

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を活用したお客様の事例をご紹介します

ドイツ銀行、大幅なコスト削減に向けてExadata Cloud@Customerを採用

「オラクルは、当社の戦略にフィットし、既存の取り組みを補完してくれます。オンプレミスの環境に留まるアプリケーションもあるので、それらを簡素化するための投資も必要です。オラクルは当社のクラウド戦略を完全にサポートしてくれるほか、テクノロジーのサービス利用をサポートしてくれることで、大きな経済的利益をもたらしてくれてます。」

ドイツ銀行、テクノロジー、データ、およびイノベーション担当責任者
Bernd Leukert氏

Cloud@Customerのユースケース

  • データセンターでパブリック・クラウドを使用しながら、過酷なデータ・レジデンシー要件に対応

    Oracle Cloud@Customerは、お客様のデータセンターのセキュリティ内でデータ・レジデンシーを完全に制御しながら、ミッション・クリティカルなアプリケーションやデータベースをクラウド・サービスで実行可能にします。

    Gartnerの分析を読む

  • データセンターの専用クラウド・インフラストラクチャにアプリケーションを統合

    同じOracle Exadata Cloud@Customerで自律型データベースと非自律型データベースを同時に実行して、すべての種類のデータベース・ワークロードの運用効率コストを改善します。

    IDCの分析を読む (PDF)

  • シングルテナントの柔軟なクラウド・インフラストラクチャでITワークロードのポートフォリオを実行

    Oracle Cloud@Customerを使用すると、お客様はインフラストラクチャとデータを物理的に制御してシングルテナント・クラウド・インフラストラクチャ上でITポートフォリオ全体を実行し、最も要求の厳しいデータ・レジデンシー要件を満たすことができます。既存のデータセンターのリソースへの低レイテンシー接続と、これまでと同じ高性能のOracle Exadata機能により、クラウドへの移行を簡素化します。

  • データセンターでOracle Fusion SaaSアプリケーションを実行

    Oracle Cloud@Customerを使用すると、ERP、HCM、SCM、CXアプリケーションなどのOracle Fusion SaaSアプリケーションをデータセンターのセキュリティ内で実行して、データ・レジデンシーとセキュリティの懸念を解消し、データガバナンスを簡素化できます。

    Oracle SaaSアプリケーションの詳細

  • 人為的エラーを減らすためにデータベース操作を最新化

    Cloud@Customer上のOracle Autonomous Databaseは、手動タスクを除去する高度な機械学習ベースのデータベース・ライフサイクル自動化機能を提供します。これにより、ITチームは、最大90%まで時間を革新的なイニシアチブに費やし、データベースのパフォーマンスを最大で4倍向上させ、データセンターの人為的エラーの多くの潜在的原因を取り除くことができます。

    Constellation Researchの分析を読む(PDF)

2023年8月9日

Oracle Compute Cloud@Customerの概要

オラクル、製品管理担当バイスプレジデント、Jason Schaffer

Compute Cloud@Customerを使用することにより、高いパフォーマンス、可用性、クラウド経済性を備えたミドルウェアやアプリケーションをコスト効率よく実行することができます。お客様のデータ・センターまたは分散データ・センターに設置することで、データ・レジデンシ要件とエンドユーザーの近くにクラウド・リソースを分散させるニーズを満たす支援をします。

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Exadata Cloud@Customerがどのように役立つかをご覧ください。

1 2021年3月20日現在のExadata Cloud@Customer (PDF)の機能とAWSのWebサイトにおいて入手可能な最新情報の数値分析に基づきます。