Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のセキュリティ、スケーラビリティ、利便性を活用して、マネージド仮想デスクトップをデプロイし、データとアプリケーションを安全に保ちながら、どこからでもアクセス可能にすることができます。仮想デスクトップは、管理コストを抑えながら、標準化され、管理され、サポート可能なエクスペリエンスを提供します。
企業のリソースや情報へのアクセスを不正侵入から保護します。OCI上で仮想デスクトップを実行すると、データはOCI内に保持され、デスクトップのビューのみがリモートで表示されます。
OCIの柔軟なVMシェイプは、アプリケーションのニーズに応じてVMを適正化してリソースの無駄を防げるように、1~80コア、コアあたり1~64 GBのメモリまで拡張できます。OCI Secure Desktopsのハイバネーション機能により、仮想デスクトップは非アクティブ状態になると自動的に停止し、ユーザーが再接続すると停止前の状態に復帰できます。
エンドポイント・デバイスに関わらず、仮想デスクトップのプロビジョニングを自動化します。ユーザーは、仮想デスクトップに変更を加えることなく、エンドポイント・デバイスを簡単に切り替えることができます。エンドポイント・デバイスの紛失さえも、別のエンドポイント・デバイスを使うだけで解決します。
OCI Secure Desktopsは、デスクトップ・アズ・ア・サービス(DaaS)を実装できるOCIのマネージド・サービスです。Oracle LinuxまたはMicrosoft WindowsをOSとして実行する仮想デスクトップを集中管理された方法でデプロイできます。
OCI Secure Desktopsでは、希望するパフォーマンスと容量に合わせて仮想マシンのシェイプを選択できます。データとアプリケーションはOCI内で安全に保持され、他のOCIサービスへのアクセスは高速で便利です。ゴールデン・イメージからデスクトップを迅速に導入して、需要の増加に対応します。エッジ・サービスであるため、VPNは不要です。ユーザーは自分のいる場所からOCI Secure Desktopsに直接接続できます。お客様は10台から数千台までの仮想デスクトップのプールを作成できます。
お客様を外部から隔てるエアギャップを作成
仮想デスクトップはデスクトップのビューを転送するだけなので、ユーザーのエンドポイント・デバイスにローカルでデータを保存する必要はありません。デスクトップ画面は高速で安全な独自のプロトコルを介して提供され、データはインターネット上で判読不可能です。このエアギャップ・セキュリティにより、エンドポイント・デバイス上の潜在的なマルウェアが仮想デスクトップにアクセスするのを防ぎ、アプリケーションとデータを保護できます。さらに、エンドポイント・デバイスの紛失、盗難、破損の場合でも、必要となるのはデバイスの交換のみです。
データをリージョン内に保持することでコンプライアンスを維持
適用される規制や要件に準拠するために、データとアプリケーションに必要なOCIリージョンを選択しますが、ユーザーは世界中のどこにいても問題ありません。仮想デスクトップでは、データはOCIリージョン内に保持され、コンプライアンスを可能にする一方で、仮想デスクトップのビューのみがユーザーに送信されます。仮想デスクトップは、グローバルなアクセスを可能にしながら、データの安全性を保つ上で役立ちます。
互換性のある様々なデバイスのエンドポイントを導入
仮想デスクトップは、対応するWebブラウザー、またはWindows、MacOS、Linuxデスクトップ上で動作する軽量なクライアント・アプリケーションを介して利用することができます。この幅広いサポートにより、専用デスクトップ、ラップトップ、モバイル・デバイスなど、エンドポイント・デバイスの大規模なエコシステムとの互換性が実現します。
デスクトップの最適化
OCI Secure Desktopsに対応したOCIのVMのシェイプ(バースト・オプションなど)を必要に応じて選択できます。ハイバネーション機能により、未使用時にデスクトップは自動的に停止されるため、コスト効率が向上します。マルチモニター機能により、開発者やその他のパワー・ユーザーの生産性が向上します。
プライベート・エンドポイント・アクセス、ハイバネーション、柔軟でバースト可能なシェイプ、マルチモニター・サポートなど、セキュリティと柔軟性を向上させる新機能が利用できるようになりました。
OCI Secure Desktopsの新しいテナンシを設定し、最初のセキュアなデスクトップ・プールを作成する方法をご覧ください。
Oracle Exadata Database Serviceを使用して仮想デスクトップ・コンピューティング環境をセキュアに提供および拡張し、事実上無制限の仮想デスクトップの導入を実現します。
高パフォーマンスのクラウド・コンピューティング・アーキテクチャにより、仮想デスクトップ・コンピューティング環境をセキュアに提供および拡張します。
Oracle Linux 7および8がオペレーティング・システムとしてサポートされています。Oracle Linux 9のサポートは進行中です。Microsoft Windows 10および11もサポートされているオペレーティング・システムです。これらの場合、マイクロソフトのライセンス持ち込みプログラムに参加する必要があります。
各デスクトップは月額20 USDで、10台以上からご利用いただけます。デスクトップを実行するためのコンピュート、ストレージ、およびネットワークの消費は、すべて追加料金です。Microsoft Windowsなど、適用されるライセンスは別途必要です。OCIコスト試算ツールをご確認ください。
OCI Secure Desktopsは、仮想マシン(VM)と専用仮想ホスト(DVH)の両方をサポートします。Windowsのデスクトップ・プールのデフォルト設定はDVHです。Microsoftライセンス契約でクラウド環境での非専用仮想マシンの使用が許可されている場合、デスクトップ管理者はデフォルトのDVH設定を変更することができます。
OCI Secure Desktopsは、利用可能なすべてのAMDおよびIntelベースのシェイプをサポートしています。
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* Oracle Cloud Free TierではOCI Secure Desktopsを利用できません。
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