ハイブリッド・クラウド

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、エッジのポータブル・デバイスからお客様のデータセンターでのクラウドサービスまで、最も広範なハイブリッド・クラウド戦略をサポートします。オラクルのハイブリッド・クラウド・ソリューションは、お客様にワークロードや各種規制、レイテンシのニーズに基づいてインフラストラクチャを選択できる柔軟性を提供します。

  • 2024 Gartner® Magic Quadrant™ for Strategic Cloud Platform Services

    オラクルは、世界中のパブリック・クラウド、専用クラウド、ハイブリッド・クラウド環境全体で150以上のAIおよびクラウド・サービスを提供できる唯一のハイパースケーラーです。オラクルがリーダーに選出された理由については、レポートをご覧ください。

  • 2024 Gartner® Magic Quadrant™ for Distributed Hybrid Infrastructure

    オラクルの分散クラウド・サービスは、さまざまな導入モデルによって、パブリック・クラウドをお客様のデータセンターやエッジ・ロケーションに提供します。オラクルがリーダーに選出された理由については、レポートをご覧ください。

ITインフラストラクチャに柔軟性、アジリティ、イノベーションをもたらす

  • オンプレミスのインフラストラクチャとアプリケーションの最新化

    ハイブリッド・クラウドのアプローチは、インフラストラクチャとアプリケーションを再構築することなく最新化し、より豊かなカスタマー・エクスペリエンスを提供し、ビジネス成果を向上させる上で役立ちます。

  • データとアプリケーションのロケーションとアクセスを管理

    ハイブリッド・アーキテクチャにより、組織は規制要件やデータ・レジデンシー要件に基づいて、特定の構成のさまざまな要素をオンプレミス・クラウド管理間でセグメント化し、分割することができます。

  • 標準化されたオペレーティング環境の構築

    オンプレミスとクラウド・インフラストラクチャを単一の環境に統合して運用効率を高めると同時に、動的なスケーリングと弾力性を構築してリソースの利用効率を改善します。

ハイブリッド・クラウド・アーキテクチャの詳細

クラウド機能をデータ・センターに提供

Exadata Cloud@Customerを使用して、クラウド機能をデータセンターに導入してデータベースを最新化し、ハイブリッド環境を最適化します。データ主権と規制要件を満たしながら、最高のパフォーマンスと可用性を低コストで実現します。

アーキテクチャ

  • データベースは、お客様のデータセンター内のExadataインフラストラクチャに存在する1つ以上の仮想マシン(VM)クラスタ上で実行されます。
  • Oracle Cloud Infrastructure (OCI) FastConnectは、パブリック仮想回線を使用してデータセンターをOCIリージョンに接続し、ネットワーク・エッジをオラクルのエッジに接続します。
  • 柔軟なコンピュートとストレージ拡張により、コンピュート容量は最大8台のデータベース・サーバーまで、ストレージ容量は最大12台のストレージ・サーバーまで動的に拡張できます。
  • オラクルは、データベースとストレージ・サーバーのハードウェアを接続する管理ネットワークを介してインフラストラクチャを管理します。
クラウド機能のデータセンターへの導入(図)

オンプレミス・ネットワークの拡張

OCI FastConnectを使用してオンプレミス・ネットワークを接続すると、データセンターまたは既存のネットワークとOCIリージョンとの間に専用のプライベート接続が作成されるため、インターネットベースの接続と比較して信頼性の高いネットワーキング体験が得られます。

アーキテクチャ

  • Oracle Services Networkに加えてVCNリソースにアクセスするために、ユーザーはプライベート・ピアリングを作成します。
  • ユーザーは、同じリージョンまたは別のリージョンで実行されているサポート対象のSaaSアプリケーションにアクセスする必要がある場合、Oracle Cloud Infrastructureバックボーンを活用してパブリック・ピアリングを作成します。
  • サービス・ゲートウェイを使用すると、インターネット上にデータを公開することなく、お客様のVCN内のリソースがOracle Services Networkのオラクルのサービスにプライベートかつ安全にアクセスできます。
オンプレミス・ネットワークの拡張(図)

ハイブリッド運用の最適化

製造業務を処理するOracle E-Business Suiteアプリケーションのインフラストラクチャを最新化することで、ハイブリッド運用を効率化します。そのためには、これらのアプリケーションをOracle Cloudに移行し、Oracle Fusion Financialsの新しい実装と統合する必要があります。

アーキテクチャ

  • Oracle E-Business Suite、クラウド・サービスおよびテクノロジー、Oracle Fusion FinancialsなどのSaaSアプリケーションの接続と統合を提供するアダプタのセットです。
  • 通常は、最大限のセキュリティを提供するために、2つのCloud Guard対応コンパートメントで構成されます。データベース・システムとAutonomous Databaseプライベート・エンドポイントがデプロイされるコンパートメントは、セキュリティ・ゾーン・コンパートメントです。
  • VMにデプロイされた統合接続エージェントは、Oracle Cloud統合をプライベート・サブネットのリソースに接続します。
  • Oracle IntegrationのOracle E-Business Suiteアダプタは、お客様がクラウド内のOracle E-Business Suiteサービスにアクセスするための接続ツールとして機能します。
ハイブリッド運用の最適化(図)

リスクの低減とコンプライアンスの簡素化

Oracle Data Safeサービスにより、Oracle Database内の機密データや規制対象データを保護し、特定のターゲット・データベースへの接続を安全にデプロイします。

アーキテクチャ

  • Data Safe は、オンプレミス、OCI ベアメタル・データベースシステム、または仮想マシン・データベースシステム上に導入されたデータベースに接続します。
  • Data Safeコネクタを使用すると、Data Safeでデータベースを検査できます。プライベート・エンドポイントまたはオンプレミス・コネクタは、オンプレミスに存在するプライベートIPアドレスでターゲット・データベースに接続するために使用されます。オンプレミス・コネクタを使用する場合、FastConnectまたはOracle VPN接続は必要ありません。
  • Data Safeサービスは、リスクを特定、分類、優先度設定し、セキュリティ・パラメータ、使用中のセキュリティ・コントロール、ユーザーのロールと権限について包括的な評価レポートを提供します。
リスクの低減とコンプライアンスの簡素化(図)

セキュリティと効率性の向上

オンプレミス・アクセス管理システムをOracle Identity Cloud Serviceに移行すると、インフラストラクチャとプラットフォーム・サービスを統合して、よりシンプルで効率的なビジネス・プロセスを実現できます。

アーキテクチャ

  • アイデンティティ・サービスは、サービス内でのユーザーの行動に基づいて強力な認証を提供するアダプティブ・セキュリティを特徴としています。アダプティブ・セキュリティを有効にすると、過去の行動に基づいてユーザーのリスク・プロファイルを分析できます。
  • アカウントのリカバリ機能を使用すると、ユーザーはトラブルシューティングのためにアカウントにアクセスできます。管理者は、セキュリティ質問、電子メール、テキストメッセージの3つのアカウント・リカバリ・ファクタを設定できます。
  • AD Bridge は、オンプレミスの AD エンタープライズ・ディレクトリ構造と Oracle Identity Cloud Service との間のリンクを提供し、ディレクトリ構造から新規、更新または削除されたユーザー・レコード・データを同期し、プルします。
  • Provisioning Bridge は、エンタープライズ LDAP、Oracle Internet Directory、および Oracle Identity Cloud Service 間のリンクを提供し、LDAP 上で直接作成および更新されたアカウントデータを Oracle Identity Service に同期、プル、および転送します。

すべてのリソースの統合監視

クラウドとオンプレミスのリソースのすべての階層にわたって、システムの可用性とアプリケーション・パフォーマンスを統合的に把握することで、価値実現までの時間を短縮し、TCOを削減し、平均修復時間を改善することができます。

アーキテクチャ

  • テレメトリおよびログ・データを収集するためにオプションでデプロイされるコンポーネントおよびエージェントは、IT運用の効率化を支援する修復ジョブの実行にも使用されます。
  • Oracle Cloud Management UIにCloud Discovery Profileを追加することで、Amazon Web Service(AWS)またはMicrosoft Azureのリソースをプロアクティブに監視できます。
  • リソース・エンティティをトポロジ・ビューアに配置することで、アプリケーションやインフラストラクチャ内のホットスポットを特定します。
  • ランブックの自動化を使用して、インフラストラクチャに関する多くの問題を自動的に修正します。
  • 静的しきい値または自動ベースラインに基づく異常アラートのいずれかに基づいて詳細なアラート・ルールを作成することで、可用性アラートを自動的に作成します。

アプリケーション・モビリティの向上

オンプレミスのVMwareデプロイメントをOracle Cloudに拡張することで、オンプレミスのVMインフラストラクチャへの既存の投資を保護しながら、アプリケーション・モビリティを改善できます。VMware HCXは、オンプレミスのSDDCからOracle Cloud VMwareソリューションへのアプリケーション・モビリティとワークロードの移行を提供します。

アーキテクチャ

  • オンプレミスとOracle Cloud VMwareソリューション間のワークロードとアプリケーションの双方向移行を支援するHCXは、ハイブリッド・クラウド運用の一貫性の維持に役立ちます。
  • FastConnectは、1Gb/秒および10Gb/秒のポート速度で低レイテンシ、高スループットのネットワーク接続を提供し、ハイブリッド・クラウド運用におけるシームレスなエクスペリエンスの実現を支援します。
  • SD-WANトンネルを構築してハイブリッド状態を確立し、オンプレミスのHCX ManagerとOracle Cloud VMware Solution HCX Managerをペアリングして、サービス・メッシュとインターコネクトを作成できます。
  • FastConnect とインターネットを経由してネットワークを拡張することができます。

OCIを活用したハイブリッド・クラウド戦略の導入

Oracle Cloud@Customer

パブリック・クラウドに移行することなく、アプリケーションとデータベースをハイパフォーマンスのマネージド・インフラストラクチャに統合します。

  • Oracle Exadata Cloud@Customer
    Oracle Exadataのパフォーマンスと、マネージド・データベース・サービスの柔軟性と手頃な価格をデータセンターにもたらします。
  • Oracle Autonomous Database on Exadata Cloud@Customer
    完全で使いやすいプライベートデータベース・クラウドにより、開発者はお客様のデータセンターやファイアウォールの内側で、あらゆるデータ・タイプのワークロードに対応した最新のアプリケーションを、あらゆる開発スタイルで作成できます。
  • Compute Cloud@Customer
    柔軟な仮想マシンのシェイプにより、データセンター内の最適化されたOCIインフラストラクチャ上でアプリケーションやミドルウェアを実行します。

エッジでのクラウド・サービス

エッジ・インフラストラクチャをハイブリッド・クラウド戦略の不可欠な要素とすることで、一貫したアプリケーションおよび業務エクスペリエンスを実現します。

  • Oracle Roving Edge Infrastructure (RED) を導入することで、ネットワークのエッジや切断された場所でクラウド・コンピューティングおよびストレージ・サービスが利用可能になります。
  • 生成ソースに近い場所でデータを効率的に処理できます。
  • インサイトを素早く収集して、迅速なアクションとコスト削減を実現します。
  • オラクルのパブリック・リージョンと同じポータルおよびテナンシ・ツールを使用して、既存のOCI Computeイメージおよびオブジェクト・ストレージをREDデバイスに同期します。
  • クラウドに接続することなく、組み込みのGPUまたは付属のVPU/TPUアクセラレータを使用してAIやMLのワークロードを処理します。

Oracle Cloud Observability and Management

アセットやサービスを迅速に調査し、機械学習プロセスを自動化して実用的なインサイトを生成するために設計された一連のサービスです。

  • 実際のユーザー・エクスペリエンス、合成監視、および分散トレースにより、アプリケーション・パフォーマンスを完全に可視化できます。
  • オンプレミスおよびクラウド・データベース向けの統合的なデータベース監視および管理機能です。
  • ログ・データの確認、問題の診断、デフォルト・トリガーによる通知の生成を簡単に行うことができます。
  • OCIで動作するインフラストラクチャおよびアプリケーションのパフォーマンスとアップタイムを監視します。
  • Connector Hubを使用して、OCIサービス間の運用データ交換を管理します。
  • オンプレミスまたはOCIに導入されたEnterprise ManagerでOracle DatabaseおよびEngineered Systemsを監視、分析、および管理します。

OCI統合サービス

OCIの統合サービスを利用すれば、あらゆるSaaS(Software-as-a-Service)またはオンプレミス・アプリケーションへの事前構築済み接続により、導入を加速できます。

  • Oracle application integration
    事前構築済みアダプタとローコードによるカスタマイズで、クラウドへの移行を簡素化し、ハイブリッド運用を効率化します。
  • Oracle Cloud Infrastructure Process Automation
    このネイティブなOCIサービスを使用すると、再利用可能なビジネスルール、ビルトインの統合、およびローコードデザイナーを使用して、繰り返しのタスクを簡素化できます。
  • Oracle Cloud Infrastructure Data Integration
    最新のコード不要のデータフロー・デザイナーによって、データ・サイエンスおよび分析のためのデータレイクおよびウェアハウスへの複雑なデータ抽出、変換、読み込み(ETL/E-LT)プロセスを簡素化します。
  • Oracle Cloud Infrastructure GoldenGate
    リアルタイムのデータ統合、レプリケーション、ストリーム分析を実行します。

Oracle Cloud Infrastructure FastConnect

FastConnectを使用すると、お客様は専用のプライベートな高帯域幅接続を介してOCI仮想クラウドネットワークに直接接続できます。

  • オンプレミス環境をOracle Cloudに拡張して、クラウドベースのワークロードへの迅速なアクセスを可能にします。世界のトップキャリアおよびネットワーク・プロバイダーを代表する50社以上のFastConnectパートナーから選択可能です。
  • ビジネスニーズやデータ転送プロファイルに応じて、ポート速度をアップグレードまたはダウングレードできます。要件が変更された場合は、必要に応じて変更できます。
  • データ移動用に事前定義されたパスを提供し、パブリック・インターネットを介したデータ転送に固有の衝突、パケット整列、セキュリティ、レイテンシの問題を回避します。
  • 機密性の高いデータトラフィックを分離し、データトラフィックのセキュリティとプライバシーを向上させます。

ハイブリッド・クラウドのお客様事例

「オラクルは、当社の戦略にフィットし、既存の取り組みを補完してくれます。オンプレミスの環境に留まるアプリケーションもあるので、それらを簡素化するための投資も必要です。オラクルのクラウド戦略を完全にサポートし、テクノロジーをサービスとして利用することを支援し、経済面でもサステナビリティ面でも大きなメリットがあります。

Bernd Leukert氏

ドイツ銀行、テクノロジー、データ、およびイノベーション担当責任者

Oracle Cloud Infrastructureでハイブリッド・クラウドの複雑性を解消

ITキャパシティをシームレスに拡張し、オンプレミス・インフラストラクチャへのIT支出を最適化

レガシー・アプリケーションのサービスとの互換性や、コンプライアンス要件により、企業はITインフラストラクチャをデータセンターから移行できないという現状があります。しかしこれには、アップグレードのたびにコストがかかるというデメリットがあります。これとは対照的に、新しい最新のアプリケーションでは、成長に備え、変化するビジネス・ニーズに適応できる柔軟でスケーラブルなインフラストラクチャ・ソリューションが必要です。

ワークロードをクラウドに拡張することで、企業はデータセンターに多額の投資をしたり、レイテンシを犠牲にしたりすることなく、コンプライアンス要件を満たしながら、必要に応じてリソースを拡張できます。Exadata Cloud@CustomerやOracle Cloud VMware Solution(OCVS)などのOCIハイブリッド・ソリューションは、最小限のアーキテクチャ変更でデータセンターを統合するのに役立ちます。

ビジネスクリティカルなデータをバックアップし、耐災害性を高め、ビジネス継続性を維持

近年増加しているサイバー攻撃、サイバー犯罪、自然災害、そしてリモートワークへのシフトにより、回復力のあるリカバリソリューションが求められています。

企業はハイブリッドモデルを採用することで、オンプレミスのワークロードを複製し、クラウドにデータをバックアップすることができます。OCIのハイブリッド導入は、オンプレミス設備とOracle Cloudにまたがってアプリケーションを導入できるトポロジです。ハイブリッド・デプロイメントのクラウド部分は、オンプレミスの導入を拡張させたり、本番の継続のためのフェイルオーバー環境として機能させたりできます。

さまざまなIT環境を単一の管理フレームワークに統合

オンプレミス、ハイブリッド・クラウド、マルチクラウドなど、さまざまな導入モデルとコンピューティング環境を管理し、サポートする必要性がかつてないほど高まっています。パフォーマンス・モニタリング、トラブルシューティング、キャパシティ・プランニングなど、典型的なIT運用タスクのデータ処理と分析の規模と複雑さは、あっという間に制御不能になる可能性があります。

規範的インサイトとリアルタイムの回答のためのオラクルのAI、機械学習、および高度な分析機能を組み込むことで、インシデントを回避またはより迅速に解決します。

オンサイトとクラウド内の統合ツールにより、クラウド、SaaS、およびオンプレミスの導入をシームレスに管理します。Oracle Enterprise Managerは、クラウドまたはオンプレミスに導入されたOracle Databaseの詳細なモニタリングおよび管理を提供します。Oracle Cloud Observability and Management Platformは、開発、AIOps、SRE、その他のユースケース向けのクラウドネイティブなAIOpsおよびスタック機能をサポートします。

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人材、プロセス、システム戦略の秘訣をまとめました。そして、それを皆さんにお伝えできればと考えています。

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    • 100GBのブロック・ボリューム
    • 10GBのオブジェクト・ストレージ

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