Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Flexible Network Load Balancerは、受信したレイヤー4ネットワーク接続をインターネットから内部的に複数のコンピュート・リソースに自動的に分散して耐障害性とパフォーマンスを実現する、高可用性クラウドネイティブ・サービスで、料金はかかりません。Network Load Balancerは、トラフィックを複数のフォルト・ドメインと可用性ドメインに分散できます。
ロード・バランサーは、並列で運用されるアプリケーション・サービス間でリクエストを振り分けることで、リソース使用率を向上させます。需要の増加に応じてアプリケーション・サービスの数を増やすことができ、ロード・バランサーはそれらを使用してリクエスト処理のバランスをとります。
通常、モノリシックなレガシー・アプリケーションは、より大規模なハードウェアで実行することでスケーリングされます。ロード・バランサーを使用すると、単一のエントリ・ポイントを提示しながら、より小規模なインスタンスを並列で実行できます。レガシーおよびクラウドネイティブの両方のアプリケーション・リソースについて、ロード・バランサーは応答しなくなったバックエンド・リソースの使用を停止し、正常なリソースにリクエストを振り分けます。
OCI Flexible Network Load Balancerの利用には追加料金はかかりません。つまり、時間単位の料金やバイト単位の処理料金は発生しません。
OCI Flexible Network Load Balancerは、TCP、UDP、ICMPプロトコルを含むレイヤー3または4でのリクエストをサポートしています。ソースおよび宛先のIPヘッダー情報は保持されます。ネットワーク・ロード・バランサーはプロキシとしては機能しません。
パブリック・ロード・バランサーはインターネットからのトラフィックを許可しますが、プライベート・ロード・バランサーは許可しません。ロード・バランサーは地域別サービスです。
1つ以上のバックエンド・セットを定義し、それらのセットにコンピュート・リソースをバックエンド・サーバーとして含めます。また、ヘルス・チェックを定義して、コンピュート・リソースが運用可能か、または除外すべきものかをロード・バランサーに判断させることができます。
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* OCI Flexible Network Load Balancerのご利用には、従量制課金かUniversal Credits契約のいずれかでご利用いただく有料のOCIアカウントが必要です。