Oracle Cloud Infrastructure Service Level Agreement(SLA)

企業は、クラウド・インフラストラクチャに可用性以上のものを求めています。ミッションクリティカルなワークロードには、一貫したパフォーマンスと、クラウドで実行されているリソースをいつでも管理、監視、および変更できる機能も必要です。サービスのパフォーマンス、可用性、管理性をカバーするエンドツーエンドのSLAを提供しているのはオラクルだけです。

サービス・コミットメント

可用性

稼働時間と接続性に対するオラクルのコミットメントによって、お客様のクラウド・ワークロードの継続的な稼働が保証されます。

管理性

企業がアプリケーションをクラウドに移行する理由の1つに、インフラストラクチャの弾力性と構成可能性があります。このメリットを得るには、サービスが常に管理可能でなければなりません。オラクルは、リソースを管理、監視、および変更する機能を確保するための管理性SLAを提供します。

パフォーマンス

IaaSリソースは、単にアクセスできるだけでは不十分です。期待どおりの方法で一貫したパフォーマンスを発揮する必要があります。オラクルはパフォーマンスを保証する第一のクラウド・ベンダーです。このため、お客様は、エンタープライズ・アプリケーションを対象としたお客様自身のインフラストラクチャに頼ることができます。

ORACLE CLOUD INFRASTRUCTURE SERVICES FINANCIALLY-BACKED SERVICE COMMITMENTS
Availability Manageability Performance
API Gateway > 99.95%    
Autonomous Database > 99.95% > 99.95%  
Big Data Service > 99.9% > 99.9%  
Big Data - Compute Edition > 99.9% > 99.9%  
Blockchain Platform > 99.95% > 99.9%  
Block Volume > 99.99% > 99.9% Disk Performance: > 90% in 99.9% of time
Compute AD-redundant: > 99.99%
FD-redundant: > 99.95%
Single Instance: > 99.9%
> 99.9% NVMe Performance > 90% in 99.9% of time
Network Performance > 90% in 99.9% of time
Database Backup Cloud Service > 99.9%    
Database Cloud Service > 99.9% > 99.9%  
Database Exadata Service > 99.95% > 99.95%  
Database - Dense I/O > 99.9% > 99.9%  
Data Integration   > 99.9%  
Data Integrator Cloud > 99.9% > 99.9%  
Data Safe > 99.9% > 99.9%  
Digital Assistant Prod Shape: > 99.9%
Dev Shape: > 99.5%
   
DNS > 99.99%    
Email Delivery > 99.9%    
FastConnect > 99.9%    
File Storage > 99.99% > 99.9%  
Functions > 99.5%    
Health Checks > 99.99%    
Integration Cloud > 99.9% > 99.9%  
Java Cloud > 99.9% > 99.9%  
Load Balancer > 99.99%    
Mobile Hub > 99.95%    
Monitoring > 99.9%    
MySQL Database   > 99.9%  
NoSQL Database Cloud > 99.995% > 99.9%  
Notifications Service > 99.9%    
Object Storage > 99.9%    
Oracle Content Management > 99.9%    
Outbound Data Transfer > 99.5%    
SOA Suite Cloud > 99.9% > 99.9%  
Streaming Service > 99.9%    
Vault > 99.9%    
Visual Builder Cloud > 99.9% > 99.9%  
WebLogic   > 99.9%  
Web Application Firewall > 99.99%   Surge Protector

SLAに関するよくある質問

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注意:このFAQドキュメントは、Oracle PaaS and IaaS Public Cloud ServicesのSLAに関する一般的な質問に対する一般参照用として作成されたものです。FAQで扱われているトピックの完全な説明、およびOracle PaaS and IaaS Public Cloud Servicesに該当する他の使用条件については、Oracle PaaS and IaaS Public Cloud Servicesの補遺(PDF)を参照してください。

    • Oracle Cloud Infrastructureサービス・レベル契約とは何ですか。

      SLAは、Oracle Cloud Infrastructureサービスの特定の側面に対するオラクルのコミットメントであり、1か月にわたって測定され、月次稼働時間の割合または月次パフォーマンス・レートで表されます。オラクルは、クラス最高のサービス・レベルの提供を約束し、SLAがクラウドプロバイダーのお客様にとって重要なパフォーマンス指標であると考えています。

      Oracle Cloud Infrastructureサービスにはそれぞれ独自のサービス・レベルの定義があります。Oracle Cloud Infrastructureは、50を超えるPaaSおよびIaaSパブリック・クラウド・サービスに対して、競争力のあるSLAを提供します。たとえば、Oracle NoSQL Database Cloud Serviceは、99.995%の可用性SLAを提供します。

      各Oracle Cloud Infrastructureサービスに関するSLAの詳細は、Oracle PaaSおよびIaaS Public Cloud Servicesの基本資料(PDF)を参照してください。

    • Oracle Cloud InfrastructureではどのようなタイプのSLAが提供されますか。

      Oracle Cloud Infrastructureは、次の可用性、管理性およびパフォーマンスのSLAを提供する最初のクラウド・サービス・プロバイダです。

      可用性SLA: 稼働時間と接続性に対するオラクルのコミットメントによって、お客様のクラウド・ワークロードの継続的な稼働が保証されます。

      管理性SLA:リソースを管理、監視、および変更する機能を確保します。

      パフォーマンスSLA:安心してエンタープライズ・アプリケーションのインフラストラクチャを利用できるよう、パフォーマンスを保証します。

      各Oracle Cloud Infrastructureサービスに関するSLAの詳細は、Oracle PaaSおよびIaaS Public Cloud Servicesの基本資料(PDF)を参照してください。

    • Oracle Cloud Infrastructureは、コア・インフラ・サービスおよびホスティング・プラットフォームの自己回復性と継続的可用性をどのように保証していますか。

      Oracle Cloud Infrastructureでは、アーキテクチャとシステム設計の原則、新しいアーキテクチャ概念、サービス・エンジニアリング手順などの実績あるエンジニアリング戦略を使用して、回復力と可用性を実現します。

      Oracle Cloud Infrastructureの一部として自己回復性と継続的可用性を実現する方法の詳細は、Oracle Cloud Infrastructureサービスおよびプラットフォームの回復性と継続的可用性のFAQを参照してください。

    • Oracle Cloud Infrastructureで高可用性サービスを構築するには、どうすればいいですか。

      Oracle Cloud Infrastructureは、業界のベストプラクティスに従って高可用性サービスを構築し、クラウド・インフラストラクチャ・レベルでの冗長性、監視、フェイルオーバーという3つの主要な要素に焦点を当てています。

      Oracle Cloud Infrastructureの機能を使用して高可用性ソリューションを構築する方法の詳細は、Webページ「クラウドにおける高可用性について学ぶ」を参照してください。

    • オラクルがSLAコミットメントを満たしていない場合、どうなりますか。

      サービス・クレジットは、Oracle PaaSおよびIaaS Public Cloud Servicesの基本資料の「サービス・レベル契約」の項に記載されているように、Oracle Cloud Infrastructureサービスのサービス契約を満たしていない場合に、オラクルがお客様に提供する排他的な救済策です。お客様がアカウント・マネージャに連絡し、SLA違反の証拠となる情報を提供することで、SLA請求を申請する必要があります。SLAサービス・クレジットおよび請求の詳細は、Oracle PaaS/IaaS Public Cloud Servicesの基本資料(PDF)を参照してください。

    • サービス・レベル目標値(SLO)とは

      サービス・レベル目標は、該当するOracle PaaSまたはIaaSパブリック・クラウド・サービスの予想月次サービス・レベルのエンジニアリング目標です。SLAとは異なり、オラクルでは SLO を逸脱した場合の金銭的補償は行っていません。オラクルは、サービスのSLOを公開する最初のクラウド・サービス・プロバイダです。Oracle Cloud Infrastructure SLOの詳細は、オラクルのサービス・レベル目標値のPaaSおよびIaaS Public Cloud ServicesのWebページを参照してください。

免責条項:このページの情報は変更されることがあり、お客様とオラクルの間に直接的または間接的にいかなる契約上の義務または責任も生じさせるものではありません。Oracle PaaSおよびIaaSパブリック・クラウド・サービスのSLAの最新情報については、Oracle PaaSおよびIaaS Public Cloud Servicesの基本資料(PDF)を参照してください。

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