製品ツアー:Advanced Work Packaging (AWP)

Primavera Unifier-高度な作業パッケージの構成

Oracle Primavera Unifier Advanced Work Packaging（AWP）ソリューションは、遅延を防止し、プロジェクトのスケジュールを予定どおりに維持できるように支援します。新しいUnifier Acceleratorの基本構成をベースに構築されたAWPソリューションは、制約管理と承認サイクルを自動化するために作業のあらゆる側面をパッケージ化することで、プロジェクト作業員の障害を回避するのに役立ちます。

Primavera Unifier-高度な作業パッケージの構成

Primavera Unifier AWP構成は、Primavera P6 EPPM、ERPシステム、可視化ソリューション、分析との統合をサポートしています。

Primavera Unifierの高度なRESTful APIは、Oracle Integration CloudやOracle ConsultingのPlatform Integration Framework (PIF)を含む、ほとんどのミドルウェアソリューションをサポートしています。

作業パッケージの構成と修正

Oracle Construction and EngineeringのAWPソリューションは、建設順序に沿った作業のパッケージングに、一貫性のある構造的なアプローチを提供します。作業パッケージへの変更は自動的に取得され、監査証跡の一部となるため、どの制約がクリアされたか、何が再制約されたかなどの詳細が明確に伝えられ、プロジェクト記録の一部となります。

調達作業パッケージ

統合プロセス、システム、データは、高度な作業パッケージ・ソリューションの鍵です。プロジェクト・ステークホルダーとAWP実務者は、通常ERPシステムである統合された記録システムから、資材要求、発注アイテム、サプライヤー情報を管理し、追跡することができます。調達作業パッケージは、エンジニアリング作業パッケージ、建設作業パッケージ、建設作業エリアからの関連情報を統合します。統合AWPソリューションとシームレスなデータフローは、エラー、手戻り、管理者のオーバーヘッドを最小限に抑えます。

建設作業パッケージ

オラクルのソリューションは、パッケージのスコープとスケジュールを可視化します。AWPの実務者は、画面やシステム間を移動することなく、CWP（Construction Work Package）に寄与する作業パッケージのスコープ間の関係を単一の視点から確認することができます。さらに、作業パッケージは、ワークフローを進める前に制約が特定され、解決されることを確実にするために、デフォルトのガイド付きワークフロー・プロセスに従います。

エンジニアリング作業パッケージ

リレーションシップ管理は、エンジニアリング作業パッケージ（EWP）のコンテキスト内で作業範囲をサポートするドキュメント、ステータスとアクセス、図面、および仕様の観点から自動化されます。EWPは、エンジニアリングの準備状況をCWPやPrimavera P6のスケジュールに情報に基づくため、プロジェクト・マネージャーは、これまでにどのような作業が完了し、どれだけの作業が残っているかを透明に確認することができます。

インストール作業パッケージ

インストール作業パッケージ（IWP）と建設作業パッケージの間の関係は、ワークフロー・エンジンと結合されたシステム生成監査ログを通じて、IWPに関連する制約とともに管理されます。IWPの範囲を完了するために必要なすべての情報は、単一のビュー内に整理されています。WorkFace Plannerでは、IWPが3Dモデルと統合されるため、IWP計画を3Dユーザー・インターフェースから直接実行できます。IWPには、Primavera P6スケジュールからの統合データも含まれており、IWPの進捗状況やステータスをプロジェクト・スケジュールに反映させることができます。

作業パッケージの構成と修正

作業パッケージへの変更は自動的に取得され、監査証跡の一部となるため、どの制約がクリアされたか、何が再制約されたかなどの詳細が明確に伝えられ、プロジェクト記録の一部となります。

制約管理

自動化された制約管理により、インストール作業パッケージが途中で実行のためにリリースされないようにします。WorkFaceの計画担当者は、各作業パッケージに関連するすべての制約を確認し、不備に対処するために理解することができます。

承認サイクル

自動化されたワークフローは、ワークパッケージの要件がリリース前に必要な関係者によってレビューされ、承認されることを確実にするよう支援します。WorkFaceの計画担当者、プロジェクト・マネージャー、ベンダー、サービスプロバイダー間の自動化されたコミュニケーションは、情報に基づく協力的な意思決定を促進します。

パッケージの納品

高度な作業パッケージ管理ソリューションは、制約のない作業パッケージを職人がインストールできるように支援し、パッケージとプロジェクトをスケジュール通りに納品するためのスムーズなスタートアップを保証します。すべての制約が、詳細とステータスとともに一覧表示されます。

UniversalPlantViewer

UniversalPlantViewer (UPV)は、コラボレーションを強化し、プラント・ライフサイクル全体の最適化を支援します。

高度な作業パッケージング・ソリューションとUPVビジュアル・ツールの統合により、資産のモデル、資産の建設作業エリア、建設作業エリア内の各設備作業パッケージの詳細が提供されます。

タグ付きの資産管理

資産タグは、モデル上の要素を設置部品構成表および関連する設置作業パッケージに結びつけるために使用される識別子であり、特定のIWPに必要なすべての資材が現場にあることを確実にすることを支援します。ですから、材料が不足していたり、間違っていたりしても、それが制約になることはありません。

パッケージ対応評価

設置作業パッケージフォーム内の明確で完全なチェックリストは、IWPが準備できており、制約が残っていないことを確認できるよう支援します。

影響力の大きい作業パッケージの優先順位付け

Primavera P6 スケジューリング・ソリューションとPrimavera Unifierのネイティブな統合により、プロジェクト・スケジュールとの継続的な連携が可能になり、プロジェクト・スケジュールに基づくワークパッケージの優先度設定がサポートされます。

可視性と監査証跡

すべての関係者は、制約のないプロジェクトの確保を支援するために必要な最新の正確な情報にアクセスすることができます。

Oracle Primavera Unifier— 高度な作業パッケージ・ソリューション

作業員が制約なく作業できるように支援することで、プロジェクトを軌道に乗せることができます。