サステナビリティは、私たちの事業運営の中核をなすものです。このサステナビリティには、100%再生可能なエネルギー目標に向けた取組み、天然資源利用の管理、責任あるサプライチェーン慣行の実現、より循環的な経済の構築が含まれます。
81%
Oracle Cloudにおける再生可能エネルギーの利用
47%
2020年以降、総排出量が減少
63%
施設の再生可能エネルギー供給範囲
温室効果ガスの排出量削減は、サステナビリティ戦略の主要な要素です。2015年以降、Oracle Cloudの成長に伴いエネルギー使用量が大幅に増加したにもかかわず、当社はカーボン・フットプリントを絶対量ベースで削減してきました。
スコープ1およびスコープ2の温室効果ガス排出量に関して、科学に基づく1.5°Cを目標としたシナリオに合わせて、当社事業における再生可能エネルギー使用率100%を達成するという確固たるコミットメントを維持しています。また、販売する製品の環境負荷低減も目指しています。
33
オラクル所有の建物が世界でENERGY STAR認定を取得
28
オラクル所有の建物がBOMA認定を取得
8
オラクル所有の建物がLEED認定を取得
グローバル企業として、天然資源の使用をどのように管理するかで、大きな影響を与えることができます。当社は、エネルギー効率を最大化し、水消費量やオペレーションによる廃棄物の発生を最小限に抑えるための方法を常に模索しています。
当社は、業界最高レベルの基準に従って施設を管理しており、当社の建物や事業が非常に効率的で環境に優しいことが評価されたことを誇りに思います。
当社では、雨水貯留、節水ガーデニング、凝縮リクレイムなど、施設やデータセンター全体にわたってさまざまな節水戦略を追求し、飲料水の総使用量を削減しています。
当社には、オフィスでのリサイクルやたい肥化と、責任ある廃棄物処理に関する従業員意識の向上を含む、しっかりとした廃棄物管理プログラムがあり、埋立地への廃棄物を最小限に抑えています。
88%
オラクルと直接取引をしている主要なサプライヤーのうち、環境プログラムを実施している割合
82%
オラクルと直接取引をしている主要なサプライヤーのうち、エネルギーまたは二酸化炭素の削減目標を設定している割合
40%+
2015年以降、物流関連の排出量が減少
オラクルは、私たちの購入の決定が社会的および環境的に大きな影響を与える可能性があることを理解しています。オラクルのサプライヤー向けの倫理およびビジネス行動規範では、法律に従い、倫理的かつ責任ある方法でビジネスを行うことをサプライヤーに求めています。Supplier Responsibility Report (PDF)では、オラクルがサプライヤーおよびパートナーと協力し、設計、メーカー製造、データセンターへの展開、および販売する製品のライフサイクル全体を通してサステナビリティに取り組む方法を説明しています。サステナブルな調達に関する声明(PDF)は、サステナビリティを調達プロセスに取り込もうとする当社の野心を支持したものです。ENERGY STAR認定やEPEAT認定などの購買仕様要件を記載することで、よりサステナブルな製品の調達やサービスの提供を確実に行っています。また、立地政策でも、新しい施設を取得、設計、建築する際に環境への影響を考慮しています。
当社がサステナブルなバリュー・チェーンを推進している方法について、以下にその一部を示します。
99.7%
再利用またはリサイクルした電子廃棄物の割合
400万ポンド以上
リサイクルまたは再利用のために収集した、お客様の廃棄ハードウェア資産の量
100%
オラクルのテクノロジー・リサイクル業者のうち、ISO 14001認定を取得している割合
サステナブルなハードウェア・ライフサイクルの実現は、適切な資材をソーシングし、可能なかぎり効率的にする必要がある場所を取得することだけではありません。ライフサイクル全体におけるリソースの非効率性の除去、資材の再利用、および資産の使用を可能なかぎり長期にわたり保持することも重要です。包装からハードウェアまで、環境に配慮した設計の原則では、製品の製造、流通および使用におけるリサイクル性、再利用、逆アセンブリおよび効率に重点を置いています。
余分な製品や使用済みの製品を責任を持って確実に処分するために、当社では顧客およびサプライヤーに無料で回収プログラムを提供しています。これらのプログラムは、環境の保護や、お客様への価値あるサービスの提供に役立ちます。
社内では、パーソナル・コンピュータや電話など、廃止になったオフィス機器のリサイクルと再利用のためのプログラム管理を提供しています。
写真のクレジット: All images copyright Oracle.