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Press Release

日本オラクル、東京都港区と多言語AIチャットによる外国人向け情報発信で協業

生活に関する行政情報の問合せに自動で回答する外国人向け生活情報案内サービスを「Oracle Cloud」で構築

Tokyo,Japan—2018/07/27


 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者:フランク・オーバーマイヤー)は本日、東京都港区(区庁舎:東京都港区芝公園、区長:武井 雅昭)と多言語人工知能(AI)チャットによる外国人向け情報発信で協業したことを発表します。具体的に、港区が行う外国人の地域参画と協働の推進による多文化共生社会の実現に向け、AIチャット形式で生活に関する行政情報の問合せに回答する「AIチャットによる外国人向け生活情報案内」サービス(以下、「AIチャットサービス」)の仕組みをオラクルのクラウドサービスで構築するなどの技術協力を行いました。本サービスは、Facebook Messengerもしくは、港区公式Facebookページ「Minato Information Board」から利用できます。
 
港区では、区の総人口の約8%にあたる20,082人、約140 カ国の国籍をもつ外国人が住み*、国内の駐日大使館の半分以上に当たる約80 の大使館や国際性豊かな多様な主体が存在しています。そのため、外国人の地域参画と協働の推進による、多文化共生社会の実現を目的に国際化推進施策に取り組む中で、AIやSNSを活用した、「AIチャットサービス」の導入を検討していました。
* 港区調べ、2018年7月時点
 
2017年後半から、日本オラクルの協力のもと、「AIチャットサービス」の実用化に向けその効果や課題などについて実証実験を行ってきました。実証実験を通じて、本サービスは外国人から高い利用意向があり、日常的に役立つサービスであることを確認することができました。また、多くの外国人がFacebook Messengerを利用し、英語およびやさしい日本語で、24時間いつでもどこでも質問ができることから、外国人にとって非常に便利であることも判明しました。本サービスのシステム稼働について、操作性や反応速度なども問題なく、実証実験参加者の質問の意図の分析や言語の理解においてAIが効果的に機能し、また、区の職員によるFAQの追加なども即時に可能であることも確認できました。
 
「AIチャットサービス」は、国際化・文化芸術担当フェイスブックページ「Minato Information Board」からメッセージを送ることで、質問ができます。これに対し、AIが、予め登録したFAQの中から、適切な回答を選び、回答します。質問できる内容は、「防災」「ごみの捨て方」「教育 (区内小学校)」「国際・文化」の分野の質問に対応しています。
 
なお、本サービスは、現在、Facebook社の承認待ちの状況です。Facebook社の承認がおり次第、運用を開始します。
 
「AIチャットサービス」の仕組みには、AIにより利用者からの質問を理解し、最適な回答を返す「Oracle Service Cloud」、会話内容データを安全に保管することで、利用者により安心して使ってもらえるようにする「Oracle Database Cloud」など、「Oracle Cloud」サービス群を使用しています。
 
港区は、「AIチャットサービス」の仕組み構築にオラクルのクラウドサービスを含む、日本オラクルの技術協力について、次の点を高く評価しています:
  • •    多言語に対応:他社サービスと比較してより多言語に対応したプラットフォーム
  • •    自動的に学習するAI:利用するだけでAIが自動的に再学習を行い、回答精度が自動的に向上
  • •    セルフサービス:1質問+1回答のセットを登録するだけですぐに利用を開始。また登録・更新を区職員だけで行える仕組みを備え、専門家やベンダーに依頼することなくタイムリーにAIチャットサービスの品質を向上
  • •    高いセキュリティ:データの暗号化、及びデータベース管理者の権限を制約することで、外部及び内部からの情報漏えいを抑止。秘匿性の高い会話データを安全に蓄積
 
港区は今後、「AIチャットサービス」で質問できる分野を増やし、回答も拡充していく予定です。また、質問内容を分析し、外国人が区に対して、どのような情報を必要とし、何を求めているか解析しニーズを施策へ反映していきます。港区はこの事業を通じ、外国人に行政や地域への興味を高めていただくとともに、地域社会への参画を促していきます。
 
参考リンク
 
日本オラクルについて
オラクル・コーポレーションの日本法人。「beyond your cloud >commit;」をスローガンに掲げ、広範かつ最大限に統合された クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームなど、データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウドサービスの提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一 部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
 
オラクルについて
Oracle Cloudは、ERP、HCM、Customer Experience (CX)を網羅した広範なSaaSアプリケーションに加え、業界最高水準のデータベースを含む Platform as a Service (PaaS)、Infrastructure as a Service (IaaS) を米州、欧州、アジア地域にわたるデータセンターから提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
 

本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社
広報室 谷地田
03-6834-4837
pr-room_jp@oracle.com

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