日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役社長 最高経営責任者:フランク・オーバーマイヤー)は本日、株式会社ココカラファイン(本社:神奈川県横浜市港北区、代表取締役社長:塚本 厚志、以下、ココカラファイン)が、経営管理の効率化と利益構造の改善に向けた経営基盤としてオラクルのクラウド型経営管理「Oracle Planning and Budgeting Cloud」を採用し、稼働したことを発表します。
ココカラファインは、ドラッグストア事業と調剤事業を柱に、介護、在宅調剤、インターネット販売などの健康関連サービスを提供しています。ドラッグストア業界は、競合各社の積極的な出店や、オンラインなどによる購買チャネルの多様化、法・規制緩和、異業種を交えた業務・資本提携やM&Aなどが行われ、市場環境が著しく変化しています。同社においても、2013年4月に6社が合併し事業が拡大する中、各社の業績評価指標、業務プロセスなどが統一されていないことや、表計算ソフトを用いた各店舗との予算および実績集計・配賦業務が非常に煩雑でした。そのため、このような予実管理業務を効率化し、利益構造の改善に向けた迅速な分析・意思決定のための経営基盤を必要としていました。
ココカラファインは、「Oracle Planning and Budgeting Cloud」の以下の特長を評価し、採用に至りました。
- ● 担当者が一元管理されたデータにアクセスでき、部門・プロジェクト別での予実データ収集・分析・報告までの効率的な管理と、経営情報の見える化を実現できる点
- ● 経営企画担当者によるアプリケーションの管理が容易で、「Oracle Planning and Budgeting Cloud」の最新情報などを参考に画面やレポートなど改善しながら活用し続けられる点
- ● システム運用・バージョンアップ工数の削減、高度なセキュリティを実現できるSaaS(Software as a Service)のアプリケーションであり、短期導入が可能である点
今回の導入により、導入前と比較し、予実分析などの業務が約30%削減でき、業務効率を実現しています。
本発表に向けた顧客企業のコメント
「ココカラファインは、事業を推進するにあたり、ドラッグストア・調剤事業におけるあらゆる店舗運営システムを統一し、一本化した運営体制へと抜本的な改革を行っています。その中で、経営管理における業務効率化、経営の見える化が重要な課題でした。市場変化への迅速な対応と継続的な事業成長を目的に、今回、『Oracle Planning and Budgeting Cloud』を活用し、経営基盤を刷新しています。これにより、従来、煩雑であった予算管理業務を効率化するだけでなく、経営陣への迅速な情報提供を実現し、経営管理の強化を行っています。」
株式会社 ココカラファイン 財務部 統括課長 内藤正志 氏
参考リンク
日本オラクルについて
オラクル・コーポレーションの日本法人。「Beyond Your Cloud >commit;」をスローガンに掲げ、広範かつ最大限に統合された クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームなど、データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービスの提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一 部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
オラクルについて
Oracle Cloudは、ERP、HCM、Customer Experience (CX)を網羅した広範なSaaSアプリケーションに加え、業界最高水準のデータベースを含む Platform as a Service (PaaS)、Infrastructure as a Service (IaaS) を米州、欧州、アジア地域にわたるデータセンターから提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
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