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Oracle News Release Summary

新しい「Oracle Autonomous Database Dedicated」により、 エンタープライズ・データベースの自律的クラウドへの移行障壁を解消

「カリフォルニア州 レッドウッドショアズ」発—2019/06/27


(本資料は米国2019年6月26日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
 
オラクルは、ミッションクリティカルなワークロードをクラウドに移行したいと考えるエンタープライズのお客様のニーズに対応するため、自律型データベース機能を拡張してきました。これは、2019年度第4四半期(2019年3月~5月)だけで獲得した5,000以上のAutonomous Databaseの新規トライアル案件を含むお客様からの強い需要によるものです。オラクルは本日、「Oracle Autonomous Database Dedicated」の提供開始を発表しました。「Oracle Autonomous Database Dedicated」は、あらゆるクラスのデータベース・ワークロードに高水準のセキュリティ、信頼性、コントロールを提供します。
 
オラクルのミッションクリティカル・データベース・テクノロジー担当エグゼクティブバイスプレジデントであるホアン・ロアイザ(Juan Loaiza)は、次のように述べています。「『Autonomous Database Dedicated』を使用することで、お客様はオンプレミス環境で手動で管理される独立したデータベースから、オラクルのパブリック・クラウド内で自律化かつ分離されたプライベート・データベース・クラウドに簡単に移行できます。オラクルの『Autonomous Database Dedicated』は、エンタープライズのお客様がこれまで抱いていた、クラウドに移行する際のセキュリティ、分離、オペレーション・ポリシーに関するあらゆる懸念を解消します」
 
「Oracle Autonomous Database Dedicated」は、「Oracle Cloud」内の専用のExadataインフラストラクチャで稼働するカスタマイズ可能なプライベート・データベース・クラウドをお客様に提供します。これは、理想的なデータベースをサービス・プラットフォームとして提供し、お客様があらゆるサイズ、規模、重要性のデータベースを運用することを可能にします。ユニークなアーキテクチャによって高い水準でのワークロード分離を実現し、各データベースを外部の脅威および内部の悪意あるユーザーの両方から保護するのに役立ちます。セキュリティとパフォーマンスの分離のレベルは、各データベースのニーズに合わせて簡単にカスタマイズできます。「Oracle Autonomous Database Dedicated」のカスタマイズ可能なオペレーション・ポリシーを利用することで、お客様はデータベースのプロビジョニング、ソフトウェアの更新、可用性のより詳細なコントロールが可能です。
 
「Oracle Autonomous Database Dedicated」は、「Oracle Autonomous Database」ポートフォリオの最新サービスです。「Oracle Autonomous Database」は、世界中の要件が厳しいアプリケーションの大半をサポートしてきたオラクルの40年間の実績に基づき構築されています。「Oracle Autonomous Database」は、画期的な機械学習を採用することで、パッチ適用、チューニング、アップグレードなどのデータベース・システム内の主な管理およびセキュリティ・プロセスを自動化する自己稼動、自己保護、自己修復機能を提供します。重要なインフラストラクチャの稼働は継続的に維持されるため、先進的なクラウド・エクスペリエンスが得られます。「Oracle Cloud Infrastructure」で稼働する「Oracle Autonomous Database」は、類似サービスと比較しても大幅な低コストを実現します。
 
JasciのCEOであるクレッグ・ウィレンスキ(Craig Wilensky)氏は、次のように述べています。「eコマースの現在の最大の課題は、受注処理に対するお客様の要望に応えることです。スピードは、もはや贅沢ではなく、要件です。『Oracle Autonomous Database』により、当社のパフォーマンスは75倍も向上しました。これに『Oracle Cloud』で提供される弾力性とセキュリティを組み合わせれば、可能性は無限に広がります。このデータベースを活用し、Jasciはこの業界における新たなスタンダードを積極的に再形成しています」
 
ローコードによる自律性の実現
本日オラクルは、Autonomous Databaseに組み込まれた開発者用の豊富な機能セットの提供開始についても発表しました。これには、「Oracle Application Express (APEX)」、「Oracle SQL Developer Web」、「Oracle REST Data Services (ORDS)」が含まれます。これにより、開発者は新しいデータ主導アプリケーションを迅速に開発し、デプロイすることができます。
 
オラクルの業界をリードするエンタープライズ開発向けローコード・プラットフォームである「Oracle APEX」を利用することで、開発者はワールドクラスの機能を使って拡張可能かつセキュアなエンタープライズ・アプリケーションを迅速に開発できます。「Oracle APEX」を利用することで、スプレッドシートをインポートして単一のWebアプリケーション・ソースを短時間で開発する、説得力のあるレポートやデータ可視化を作成する、またはミッションクリティカルなデータ管理アプリケーションを構築することができます。「Oracle APEX」は「Oracle Autonomous Database」にプリインストールされ、事前設定済みのため、開発者はアプリケーションの開発を短時間で開始できます。
 
オラクルは、「Oracle Autonomous Database」と連携するWebインターフェイス、「Oracle SQL Developer Web」の提供開始についても発表しました。これを利用することで、開発者はクエリの実行、テーブルの作成、スキーマ図の生成を簡単に実行できます。「Oracle REST Data Services」のネイティブ・サポートにより、開発者は「Oracle Autonomous Database」向けのRESTfulサービスを開発、導入できるようになり、リレーショナル・データ向けの先進的RESTインターフェイスを簡単に開発できます。
 
業界アナリストによる市場リーダーシップの検証
最近、複数の独立系業界アナリストが、「Oracle Autonomous Database」の革新的機能の、あらゆるワークロードの継続的かつ自律的な最適化などについて報告しています。これらのレポートの一部を紹介します。
 
  • ● 2019年6月のレポート「The Forrester Wave Database-As-A-Service, Q2 2019(英語)」において、オラクルはデータ・セキュリティ基準および戦略カテゴリでリーダー企業として挙げられ、最高位にランク付けされました。レポートは、次のように述べています。「オラクルは、自律型クラウド・データベースによってプロビジョニング、バックアップ、可用性、パッチ適用などの一般的管理タスクを自動化するだけでなく、クエリの調整、テーブルのインデックス付け、アップグレードも自動化します。エンタープライズの顧客は、オラクルのセキュリティ、パフォーマンス、自動化、価格などを評価するでしょう。」
 
オラクルについて
Oracle Cloudは、セールス、サービス、マーケティング、人事、経理・財務、製造などを網羅する広範なアプリケーション群、「Oracle Autonomous Database」に代表される、高度に自動化され、高いセキュリティを備えた第2世代インフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com/ をご覧ください。
                                                                                                                                                                                                              
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