ビジネス課題
請負業者が別々のアプリケーションを使用して財務、人材、設備、資材、プロセスワークフロー、設計図を追跡しており、大量の文書作業が多数のソフトウェアに置き換えられていました
ハードウェアの調達やVMのデプロイメントなどの時間がかかりすぎるプロセスやコストを予測できない課題がありました
財務諸表とプロジェクト制御と統合し、プロジェクト管理、請求、変更管理、在庫、リソースプランニング、スケジューリングとともに1つのシステムに統合する必要がありました
適切なクラウドの探索
CMiCは、クラウドテクノロジの潜在性と将来性を見越して、社内バージョンから、データセンターとAmazon Web Servicesのクラウドサービスの組み合わせに至るまで、さまざまな選択肢を調査しました。CMiCは、最終的にOracle Cloud Infrastructureの導入を決定しました。CMiC Enterpriseは、1つのアプリケーションではなく2,000のアプリケーションからなる包括的なソリューションであり、多様なニーズがある複数の建設関連業種に、財務機能、現場機能、ECM機能など、企業リスクの管理に役立つ広範な機能を提供しています。
「当社の課題は、ハードウェアの調達やVMのデプロイメントなどのプロセスに時間がかかりすぎ、コストを予測できないことでした。十分なリソースがあるかどうかを判断するのに役立つ手順が必要でした」と、CMiCのITおよびクラウド・インフラストラクチャ担当ディレクタのVince Di Piazza氏は述べます。
Di Piazza氏はさらに次のように言います。「Oracle Cloud Infrastructureで課題に対処できました。これには、コンピュート、高速なブロックストレージ、SSLオフロードによるロードバランサ、セキュリティリストなど、今日のビジネスに必要なものがすべて揃っています。プライベート・サブネット機能があるので、インターネット・アクセスのない分離されたネットワークを構成して、セキュリティを向上できます」。
With Oracle, we can already deploy ten-times faster with dependable, repeatable results. And the product will continue to evolve and utilize advanced products and technologies from Oracle, such as the autonomous database and bare metal compute.
CMiCがオラクルを採用した理由
- 成功につながる長期的な提携
- CMiCのミッションクリティカルな建設企業向けオラクルベース・ソリューションは、オラクル製品上で最適に動作
- コンプライアンスのニーズに適合
- 導入スピードが10倍に向上
結果
- それぞれ専用のデータベースがある10から20の異なるソフトウェア・パッケージを、単一のデータベース上の1つのアプリケーションに置き換え
- 信頼性と反復性のある結果によりデプロイメントが10倍高速化
- 優れたコンピュート性能、ストレージ性能、セキュリティを実現
- スケーラブルなプラットフォームを実現
- 容易な管理:クラウド内の350の顧客について、アップグレードを同時に行うことが可能に
- 自律型データベースやベア・メタル・コンピュートなどの継続的なアップグレードが可能に
- 一般的なデプロイメントは、それぞれ8つのOCPUを持つ3つの仮想マシンで構成され、そのうちの2つの仮想マシンは、CMiC V10x製品またはR12の最新リリースのいずれかを実行するアプリケーション・サーバーです。共同運用サーバーを介してテクノロジをマージする場合、CMiCは、Oracle LinuxとOracle Database 18cを実行する別のサーバーとともに、アプリケーション・サーバーにWindows Serverを使用します。これらのオペレーティング・システムとサーバーをOracle Cloud内で構成し、CMiCソフトウェアを稼働させるために使用します。
- CMiCの単一データベース・プラットフォーム・ソリューションのスケーリングは、通常、大規模な仮想マシンまたは追加の仮想マシンで実行されます。自律型データベースを使用することで、ユーザーは、単一の永続的なデータソースで作業していることを確信でき、ワークロードの削減、リスクの軽減、セキュリティの強化が実現します。
- 「クラウドベースのシステムでは、誰が実際に何をインストールしたかを気にする必要がないため、管理がはるかに簡単です。現在、クラウド内の350の顧客について、アップグレードを同時に行うことができます。これは、顧客が常に同じバージョンのCMiCを実行していることを意味します」と、CMiCの社長兼CEOのGord Rawlins氏は述べています。
- 将来の成長に向けたポジショニングとテクノロジーの進化
- オラクルは、CMiCの主要パートナーであり、推奨されるクラウド・インフラストラクチャを提供しています。CMiCは、Oracle Cloud Infrastructure上で新しいCollaborateサイトのcmiccollaborate.comもホストしています。CMiC Collaborateは画期的なハイブリッド・クラウド・プラットフォームであり、一般請負業者や下請業者ネットワークの間でのプロジェクト・ドキュメント、連絡、コスト情報のシームレスな共有を実現します。