Mazda Motors Logistics、ITをOracle Cloudに移行し、アジリティを向上

Mazdaの欧州自動車販売代理店は、データベースとVMware環境をOracle Cloud VMwareソリューションおよびOracle Exadata Database Serviceに移行しました。

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Oracle Cloud VMware Solution on OCI に仮想マシンを移行することで、クラウドベースのベアメタル上で自社のインフラストラクチャを管理できるようになりました。中断や変更なしに、オンプレミスの時と同じように当社の環境を運用できています。

Leander Dierckx氏Mazda Motor Logistics Europe、クラウド・ドメイン・リード

ビジネス課題

Mazda Motor Logistics Europe(MLE)は、1968年の設立以来、欧州全域に自動車と部品を迅速かつ効率的に配送する役割を担っています。ベルギーに本社を置くMLEは、Mazda Motor Europe(MME)と欧州全域のMazdaの各国販売会社に対して、金融およびITサービスも提供しています。MLEは、ITインフラストラクチャを最新化してイノベーションを加速することを目標に、データセンターを廃止し、VMwareとデータベース環境をクラウドに移行することを検討しました。

Mazdaがオラクルを選んだ理由

Mazda Motor Logistics Europe(MLE)は、新しいクラウド環境にできるだけ変更を加えることなく、オンプレミスと同じ方法で運用および管理したいと考えていました。その目標を検証するために、同社は、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)上にディザスタリカバリを実装し、見事に成功を収めました。Oracle Cloud VMware SolutionOracle Exadata Database Serviceを組み合わせることでアプリケーションのカスタマイズとデータベースの互換性が維持されることを確信したMLEは、オンプレミスの本番ワークロードをクラウドに移行できると判断しました。

Mazda Motor Logistics Europeは、2つのデータセンターを閉鎖し、ITの85%をOCIで運用しています。

成果

MLEは、Oracle Cloud VMwareソリューションの12のノードを中断させることなく、オンプレミスのカスタマー・エクスペリエンス、営業、輸送管理、Oracle E-Business Suiteアプリケーション、およびサードパーティのビジネスクリティカルなアプリケーションを統合しました。VMwareの仮想マシンは現在、OCI上で大規模に稼働しています。VMware管理者は、これまでと同様に、ESXiホストおよびvSANクラスタへの直接接続を通じて、問題のトラブルシューティングや修正を行うことができます。また、パッチ、アップデート、アップグレードに関するポリシーの管理も可能です。業務アプリケーションをOracle Cloud VMware Solutionに移行したことで、Mazdaは需要の変動に対するアジリティと対応力を高めることができました。

また、同社は80のOracle Exadata Database環境をOCIに移行し、オンプレミスと同じ高いパフォーマンスと可用性を維持しながら、管理にかかる負担を軽減しました。OCIにおけるデータベースの統合により、データ管理情報の迅速かつ容易な入手が可能になりました。また、すべてのデータを一か所に集約したことで、同社の生産性と効率性も向上し、データに関する法律や規制への準拠も容易になりました。フランクフルトの2つのデータセンターを閉鎖して以来、MazdaのITの85%は、OCI上で稼働しています。

公開日:2024年6月25日

お客様について

Mazda Motor Logistics Europeは、ヨーロッパのお客様への自動車および部品の配送を行う会社です。1968年に設立され、ベルギーに拠点を置く同社は、親会社のメンバー組織にも金融およびITサービスを提供しています。