ビジネス課題
Obaは、過去3年間にわたり、オムニチャネル小売業に戦略を転換し始めました。これは、オンライン・プレゼンスを拡大し、デジタルサービスを通じて顧客へのサービス提供を向上させることを目的としたものです。これを実現するには、物理的なデータセンターとオンプレミスサーバーで構成されるテクノロジー・インフラストラクチャをオーバーホールして最新化する必要がありました。
その時点での同社の主な課題は、クラウドへの移行によって、信頼性、柔軟性、安全性が高まるより堅牢かつスケーラブルなシステムを提供できるベンダーを見つけることでした。また、サービスの中断や停止を最小限に抑え、継続的な稼働時間を確保できるシステムを見つけたいとも考えていました。
OCIは非常に優れたセキュリティをもたらしました。今では、ITガバナンスはかなり落ち着いていると言えます。
Oba Hortifrutiがオラクルを選んだ理由
Obaは、クラウドサービス・プロバイダを調査し、市場ベンチマーク調査を実施した後、オラクルチーム全体とそのパートナーから得たコスト効率、信頼性、高レベルのサポートに基づいてOracle Cloud Infrastructure(OCI)を選択しました。
結果
Exadata Cloud ServiceでOCIに移行したことで、Oba Hortifrutiは、重要なERPおよび小売ワークフローシステムを実行するためのCPUパワー、メモリ、ストレージが増えるなど、技術的なメリットを数多く得ました。
Oba Hortifrutiは、オンプレミスの場合と比較して、より多くの機器を30%低いコストで運用できており、処理時間が18分の1と大幅に短縮されていることに気付きました。たとえば、旧システムで110時間かかっていた処理タスクが、OCIでは約6時間に短縮されました。
また、OCIに移行することで、承認の迅速化とリスクの低減が実現し、ObaのITガバナンス領域の改善にも役立ちました。現在、リリース製品の95%は、開発者と品質管理担当者にとってより高いセキュリティを必要とする認証環境でテストされています。
Obaは今後、新しい店舗を開き、オムニチャネル戦略を拡大する積極的な計画に注力します。同社は、オラクルが将来にわたり革新的なソリューションを提供できることを確信しています。
パートナー
PrimeはObaの移行における主要パートナーであり、Primeのチームは移行を確実かつ円滑に進めるために不可欠でした。Primeのオラクルに対する信頼も、OBAがOCIの使用を決定する要因になりました。