Sonoco社は、オラクルとともに歩み続けています。

COVID-19の大流行前にOracle Transportation Managementを導入したことで、Sonoco社は険しい道のりを乗り越えることができました。

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Oracle Transportation Managementを導入する前は、出荷の一つひとつを計画担当者が手作業で「触る」必要がありました。OTMを導入してからは、注文の約 80% は、人手を介さずに輸送会社に自動的に発注されるようになりました。

Blake Faucette氏Sonoco社、サプライマネジメントおよびロジスティクス・プロセス改善担当マネージャー

製品一覧

ビジネス課題

食品、医薬品などの包装材を製造するSonoco社は、54億ドル規模の企業であり、買収によって急速な成長を遂げてきました。しかし、成長によって出荷環境はますます複雑になり、Sonoco社の物流マネージャーは毎年 23 万件の出荷を管理するために奔走していました。Sonoco 社のリーダーは、新しいビジネスを利益あるものにするために必要なシステムとプロセスの改善を確実に行うため、Oracle Transportation Management Cloud を選択しました。

1週間に3,700件の出荷があれば、3,700回のチャンスがあるわけで、うまくいくことも、いかないこともあるでしょう大事なことは、何が起きているかをリアルタイムで確認できることです。

Blake Faucette氏Sonoco社、サプライマネジメントおよびロジスティクス・プロセス改善担当マネージャー

Sonoco社がオラクルを選んだ理由

2017年にトラック輸送コストが急騰し、ハリケーン「ハービー」の影響でサプライチェーンが圧迫されるという危機的状況が発生したため、Sonoco社の物流管理者は、市場の変化にもっと迅速に対応できるようなソリューションが必要であると判断しました。Sonoco社は、Oracle Transportation Management Cloudを導入し、Sonoco社の膨大な包装資材の在庫を出荷するコストを削減しました。さらに、Transportation Management Cloudは、Sonoco社の他のオラクル製品と強力に統合されているというメリットもありました。

結果

Oracle Transportation Management の実装により、 Sonoco社の注文の約 80% は、人手を介さずに輸送会社に自動的に発注されるようになりました。このプロジェクトの主な目標は、Sonoco社の梱包材をさまざまなメーカーに運ぶトラックへの積荷の割り当てに関わる手作業の多くを、排除することでした。Oracle Transportation Management の導入前は、Sonoco社の物流プランナーが出荷のひとつひとつに手作業で「触れ」、輸送会社に発注する必要がありました。

現在では、チームは例外的な業務やより複雑な業務を管理することができ、すべての荷物に触れる必要はありません。物流プランナーは、北米全域の250工場、約6,500の出荷レーンの輸送ニーズに対応し、毎年約23万件の出荷を扱っています。Sonoco社のサプライマネジメントおよびロジスティクス・プロセス改善担当マネージャーである Blake Faucette 氏は、「これまでデータが不足していたことはありませんでしたが、今ではそのデータの背景にあるプロセスも把握できます」と述べています。また、新システムの導入により、物流マネージャーは緊急時のプロセスの標準化や改善といった業務に集中できるようになりました。

Sonoco社は、18週間という驚異的なスピードでOracle Transportation Management Cloudを導入しました。

パートナー

Sonoco社は、Oracle Consultingと提携し、北米の輸送業務全体にわたってクラウド化へのグローバル・ジャーニーを開始しました。Sonoco社と密接に協力しながら、Oracle Consultingは組み込みのビジネス・インテリジェンス・ダッシュボードによって物流の運用可視化を実現し、Oracle Transportation Managementの自動エージェントとソリューションの構成可能性によって予定通りかつ予算内で迅速な実装をサポートしました。Oracle Consultingは、このプロジェクト・デリバリーの品質により、 Sonoco社の第14回Annual Supplier Business Conferenceでオペレーショナル・エクセレンス賞を受賞しています。

公開日:2020年9月16日