Oracle Instant Client for macOS (Intel x86)のダウンロード

Instant Clientの詳細については、Instant Clientホームページを参照してください。

インストール手順はページの最後の方にあります。

クライアント/サーバー・バージョンの相互運用性については、ドキュメントID 207303.1で詳述されています。たとえば、Oracle Call Interface 19と18はOracle Database 11.2以上に接続できます。場合によっては、その他の制限があるツールもあります。

Oracleの将来のリリースでは、DMGファイルのみが使用可能になります。ZIPファイルは認証されていないのでご注意ください。

最新パッケージへの固定リンクは次のとおりです。Basic (zip) Basic (dmg) Basic Light (zip)Basic Light (dmg) SQL*Plus (zip)SQL*Plus (dmg) Tools (zip)Tools (dmg) SDK (zip)SDK (dmg) JDBC Supplement (zip)JDBC Supplement (dmg) ODBC (zip) ODBC (dmg)

バージョン19.8.0.0.0

基本 - 以下のパッケージのいずれかが必要

名前

ダウンロード

内容

基本パッケージ(ZIP)
  • OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル
  • (75,201,214 バイト) (チェックサム - 4114155430)
Basicパッケージ(DMG)
  • OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル
  • (89,582,542 バイト) (チェックサム - 316358030)
Basic Lightパッケージ(ZIP)
  • Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート
  • (36,879,333 バイト) (チェックサム - 1288752128)
Basic Lightパッケージ(DMG)
  • Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート
  • (45,461,002 バイト) (チェックサム - 3078955383)

ツール - オプション・パッケージ

名前

ダウンロード

内容

SQL*Plusパッケージ(ZIP)
  • SQLおよびPL/SQL問合せ用のSQL*Plusコマンドライン・ツール
  • (935,200 バイト) (チェックサム - 774557634)
SQL*Plusパッケージ(DMG)
  • SQLおよびPL/SQL問合せ用のSQL*Plusコマンドライン・ツール
  • (1363,350 バイト) (チェックサム - 2513752543)
ツール・パッケージ(ZIP)
  • Data Pump、SQL*Loader、Workload Replay Clientを含む
  • (1,212,112 バイト) (チェックサム - 3987918284)
ツール・パッケージ(DMG)
  • Data Pump、SQL*Loader、Workload Replay Clientを含む
  • (1,743,330 バイト) (チェックサム - 1236327542)

Development and Runtime - optional packages

名前

ダウンロード

内容

SDKパッケージ(ZIP)
  • Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル
  • (931,409 バイト) (チェックサム - 2519893836)
SDKパッケージ(DMG)
  • Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル
  • (1,226,646 バイト) (チェックサム - 1731109221)
JDBC Supplementパッケージ(ZIP)
  • JDBCにおける国際化の追加サポート
  • (1,575,550 バイト) (チェックサム - 2085244776)
JDBC Supplementパッケージ(DMG)
  • JDBCにおける国際化の追加サポート
  • (2,168,787 バイト) (チェックサム - 4006302645)
ODBCパッケージ(ZIP)
  • ODBCアプリケーションを有効にするための追加ライブラリ
  • (2,012,084 バイト) (チェックサム - 1422277701)
ODBCパッケージ(DMG)
  • ODBCアプリケーションを有効にするための追加ライブラリ
  • (2,512,150 バイト) (チェックサム - 807946042)
プリコンパイラ・パッケージ プリコンパイラのダウンロード Pro*CとPro*COBOL用の追加ファイル

バージョン18.1.0.0.0 (64-bit)

基本 - 以下のパッケージのいずれかが必要

名前

ダウンロード

内容

Basicパッケージ OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル

(71,982,447 バイト) (チェックサム - 1702106497)

Basic Lightパッケージ Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート

(35,297,778 バイト) (チェックサム - 2930628103)

ツール - オプション・パッケージ

名前

ダウンロード

内容

SQL*Plusパッケージ SQLおよびPL/SQL問合せ用のSQL*Plusコマンドライン・ツール

(916,567 バイト) (チェックサム - 1531146804)

ツール・パッケージ Data Pump、SQL*Loader、Workload Replay Clientを含む

(1,205,728 バイト) (チェックサム - 3871420477)

開発およびランタイム - オプション・パッケージ

名前

ダウンロード

内容

SDKパッケージ Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル

(925,639 バイト) (チェックサム - 1251767455)

JDBC Supplementパッケージ JDBCにおける国際化の追加サポート

(1,572,899 バイト) (チェックサム - 3513377311)

ODBCパッケージ ODBCアプリケーションを有効にするための追加ライブラリ

(1,998,707 バイト) (チェックサム - 3748565934)

プリコンパイラ・パッケージ プリコンパイラのダウンロード Pro*CとPro*COBOL用の追加ファイル

バージョン12.2.0.1.0 (64ビット) 2018年1月15日更新

基本 - 以下のパッケージのいずれかが必要

名前

ダウンロード

内容

Basicパッケージ OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル

(68,160,048 バイト) (チェックサム - 2145539248)

Basic Lightパッケージ Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート

(32,101,235 バイト) (チェックサム - 1597579561)

ツール - オプション・パッケージ

名前

ダウンロード

内容

SQL*Plusパッケージ SQLおよびPL/SQL問合せ用のSQL*Plusコマンドライン・ツール

(905,985 バイト) (チェックサム - 3193372887)

ツール・パッケージ Data Pump、SQL*Loader、Workload Replay Clientを含む

(1,188,607 バイト) (チェックサム - 4234197225)

開発およびランタイム - オプション・パッケージ

名前

ダウンロード

内容

SDKパッケージ Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル

(673,883 バイト) (チェックサム - 3731483473)

JDBC Supplementパッケージ JDBCにおける国際化の追加サポート

(1,570,334 バイト) (チェックサム - 1705103068)

ODBCパッケージ ODBCアプリケーションを有効にするための追加ライブラリ

(1,962,870 バイト) (チェックサム - 3397148646)

プリコンパイラ・パッケージ プリコンパイラのダウンロード Pro*CとPro*COBOL用の追加ファイル

バージョン12.1.0.2 (64ビット) 2017年7月5日更新

名前

ダウンロード

内容

Instant Clientパッケージ - Basic OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル

(63,591,161 バイト) (チェックサム - 2819753276)

Instant Clientパッケージ - Basic Light Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート

(31,539,594 バイト) (チェックサム - 1112518720)

Instant Clientパッケージ - JDBC Supplement JDBCにおけるXA、国際化、RowSet操作の追加サポート

(143,238 バイト) (チェックサム - 988652685)

Instant Clientパッケージ - SQL*Plus Instant ClientでSQL*Plusを実行するための追加のライブラリと実行可能ファイル

(871,943 バイト) (チェックサム - 1242636584)

Instant Clientパッケージ - ODBC ODBCアプリケーションを有効にするための追加ライブラリ

(1,865,942 バイト) (チェックサム - 2249115520)

Instant Clientパッケージ - SDK Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル

(664,114 バイト) (チェックサム - 670890418)

Instant Clientパッケージ - WRC RATのDB再実行機能のワークロードの再実行に使用されるWorkload Replay Client

(236,151 バイト) (チェックサム - 3773150080)

プリコンパイラ・パッケージ プリコンパイラのダウンロード Pro*Cアプリケーションとデモをプリコンパイルするための、"proc"バイナリの追加ファイルと関連ファイル

バージョン12.1.0.2 (32ビット) 2018年1月15日更新

名前

ダウンロード

内容

Instant Clientパッケージ - Basic OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル

(64,143,856 バイト) (チェックサム - 3075410801)

Instant Clientパッケージ - Basic Light Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート

(32,093,291 バイト) (チェックサム - 1437280362)

Instant Clientパッケージ - JDBC Supplement JDBCにおけるXA、国際化、RowSet操作の追加サポート

(143,295 バイト) (チェックサム - 2965858677)

Instant Clientパッケージ - SQL*Plus Instant ClientでSQL*Plusを実行するための追加のライブラリと実行可能ファイル

(892,440 バイト) (チェックサム - 1535728498)

Instant Clientパッケージ - ODBC ODBCアプリケーションを有効にするための追加ライブラリ

(1,883,055 バイト) (チェックサム - 1502599121)

Instant Clientパッケージ - SDK Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル

(664,121 バイト) (チェックサム - 2233654893)

Instant Clientパッケージ - WRC RATのDB再実行機能のワークロードの再実行に使用されるWorkload Replay Client

(258,686 バイト) (チェックサム - 2882512306)

プリコンパイラ・パッケージ プリコンパイラのダウンロード Pro*Cアプリケーションとデモをプリコンパイルするための、"proc"バイナリの追加ファイルと関連ファイル

バージョン11.2.0.4.0 (64ビット)

名前

ダウンロード

内容

Instant Clientパッケージ - Basic OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル

(62,794,903 バイト)

Instant Clientパッケージ - Basic Light Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート

(26,034,836 バイト)

Instant Clientパッケージ - JDBC Supplement JDBCにおけるXA、国際化、RowSet操作の追加サポート

(1,560,298 バイト)

Instant Clientパッケージ - SQL*Plus Instant ClientでSQL*Plusを実行するための追加のライブラリと実行可能ファイル

(884,608 バイト)

Instant Clientパッケージ - SDK Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル

(651,903 バイト)

Instant Clientパッケージ - WRC RATのDB再実行機能のワークロードの再実行に使用されるWorkload Replay Client

(235,951 バイト)

プリコンパイラ・パッケージ プリコンパイラのダウンロード Pro*Cアプリケーションとデモをプリコンパイルするための、"proc"バイナリの追加ファイルと関連ファイル

バージョン11.2.0.4.0 (32ビット)

名前

ダウンロード

内容

Instant Clientパッケージ - Basic OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル

(58,425,231 バイト)

Instant Clientパッケージ - Basic Light Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート

(23,003,182 バイト)

Instant Clientパッケージ - JDBC Supplement JDBCにおけるXA、国際化、RowSet操作の追加サポート

(11,078 バイト)

Instant Clientパッケージ - SQL*Plus Instant ClientでSQL*Plusを実行するための追加のライブラリと実行可能ファイル

(800,263 バイト)

Instant Clientパッケージ - SDK Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル

(651,903 バイト)

Instant Clientパッケージ - WRC RATのDB再実行機能のワークロードの再実行に使用されるWorkload Replay Client

(197,708 バイト)

プリコンパイラ・パッケージ プリコンパイラのダウンロード Pro*Cアプリケーションとデモをプリコンパイルするための、"proc"バイナリの追加ファイルと関連ファイル

バージョン10.2.0.4 (64ビット)

名前

ダウンロード

内容

Instant Clientパッケージ - Basic OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル

(35,013,419 バイト)

Instant Clientパッケージ - Basic Light Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート(10.2のみ)

(11,877,594 バイト)

Instant Clientパッケージ - JDBC Supplement JDBCにおけるXA、国際化、RowSet操作の追加サポート

(1,493,189 バイト)

Instant Clientパッケージ - SQL*Plus Instant ClientでSQL*Plusを実行するための追加のライブラリと実行可能ファイル

(746,094 バイト)

Instant Clientパッケージ - SDK Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル

(603,530 バイト)

バージョン10.2.0.4 (32ビット)

名前

ダウンロード

内容

Instant Clientパッケージ - Basic OCI、OCCI、JDBC-OCIアプリケーションの実行に必要なすべてのファイル

(34,109,360 バイト)

Instant Clientパッケージ - Basic Light Basicパッケージの簡易バージョン。英語のエラー・メッセージとUnicode、ASCII、西欧キャラクタ・セットのみをサポート(10.2のみ)

(10,975,530 バイト)

Instant Clientパッケージ - JDBC Supplement JDBCにおけるXA、国際化、RowSet操作の追加サポート

(1,490,104 バイト)

Instant Clientパッケージ - SQL*Plus Instant ClientでSQL*Plusを実行するための追加のライブラリと実行可能ファイル

(711,801 バイト)

Instant Clientパッケージ - SDK Instant ClientでOracleアプリケーションを開発するための追加のヘッダー・ファイルとmakefileサンプル

(603,526 バイト)

Instant Client for macOS (Intel x86)のインストール

macOSへのInstant Client 19.8のインストール

Instant Client 19.8は、macOS High Sierra、Mojave、Catalina、Big Surをサポートしています。

  1. Finderで、必要なすべてのInstant Client.dmgパッケージをダブルクリックしてマウントします。すべてのインストールにBasicまたはBasic Liteパッケージが必要です。
  2. ターミナルウィンドウを開き、ディレクトリをパッケージの1つに変更します。たとえば次のとおりです。
  3. 
    
    cd /Volumes/instantclient-basic-macos.x64-19.8.0.0.0dbru
    
  4. install_ic.shスクリプトを実行します。
  5. 
     
    $ ./install_ic.sh
    

    これにより、現在マウントされているすべてのInstant Client .dmgパッケージの内容が/User/$USER/Downloads/instantclient_19_8にコピーされます。

  6. Finderで、マウントされたInstant Clientのパッケージを取り出します。
  7. tnsnames.ora、sqlnet.ora、ldap.ora、またはoraaccess.xmlなどのオプションのOracle構成ファイルをInstant Clientと同じ場所に配置する場合は、これらをinstantclient_19_8/network/adminサブディレクトリに配置します。これは、このInstant Clientにリンクされたアプリケーション用のデフォルトのOracle構成ディレクトリです。

    または、Oracle構成ファイルを別のアクセス可能なディレクトリに配置することもできます。配置したら、環境変数TNS_ADMINをそのディレクトリの名前に設定します。
  8. SQL*Plusパッケージのsqlplusなどのバイナリを使用するには、パッケージをBasicパッケージと同じディレクトリ内に解凍してから、PATH環境変数を次のように更新します。
  9. export PATH=~/Downloads/instantclient_19_8:$PATH

  10. SQL*Plusを実行し、データベースの資格情報と接続文字列を使用して接続します: sqlplus hr/welcome@localhost/orclpdb
  11. そのアプリケーションでInstantClientを使用する方法については、アプリケーションのインストール手順を参照してください。

macOSへのInstant Client 18.1のインストール

Instant Client 18.1は、macOS MojaveおよびHigh Sierraをサポートしています。

  1. 目的のInstant Client ZIPファイルをダウンロードします。すべてのインストールにBasicまたはBasic Liteパッケージが必要です。
  2. アプリケーションからアクセスできる~/instantclient_18_1などの単一ディレクトリ内にパッケージを解凍します。たとえば次のとおりです。
  3. 
    
    cd ~
    unzip instantclient-basic-macos.x64-18.1.0.0.0.zip
    
  4. ~/libまたは/usr/local/libへのリンクを追加して、アプリケーションがライブラリを見つけられるようにします。たとえば、OCIベースのアプリケーションは次のとおりです。
  5. 
     
    mkdir ~/lib
    ln -s ~/instantclient_18_1/libclntsh.dylib ~/lib/
    

    または、必要なライブラリをコピーします。OCIアプリケーションの場合は次の通りです。

    
      
    mkdir ~/lib
    cp /opt/oracle/instantclient_18_1/libclntsh.dylib.18.1 ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_18_1/libclntshcore.dylib.18.1 ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_18_1/libons.dylib ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_18_1/libnnz18.dylib ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_18_1/libociei.dylib ~/lib/
    ln -s ~/lib/libclntsh.dylib.18.1 ~/lib/libclntsh.dylib
    

    注:Instant ClientをバンドルするアプリケーションなどのカスタムOCIアプリケーションは、~/libにあるライブラリに依存するのではなく、Instant Client18.1を含むディレクトリに設定された-rpathでリンクすることができます。

  6. tnsnames.orasqlnet.oraldap.ora、またはoraaccess.xmlなどのオプションのOracle構成ファイルをInstant Clientと同じ場所に配置する場合は、これらをnetwork/adminサブディレクトリに配置します。これは、このInstant Clientにリンクされたアプリケーション用のデフォルトのOracle構成ディレクトリです。
  7. または、Oracle構成ファイルを別のアクセス可能なディレクトリに配置することもできます。配置したら、環境変数TNS_ADMINをそのディレクトリの名前に設定します。

  8. SQL*Plusパッケージのsqlplusなどのバイナリを使用するには、パッケージをBasicパッケージと同じディレクトリ内に解凍してから、PATH環境変数を次のように更新します。
  9. export PATH=~/instantclient_18_1:$PATH

  10. SQL*Plusを実行し、データベースの資格情報と接続文字列を使用して接続します。
  11. sqlplus hr/welcome@localhost/orclpdb

macOSへのInstant Client 12.2のインストール

Instant Client 12.2は、macOS High Sierra、Sierra、El Capitanをサポートしています。

  1. 目的のInstant Client ZIPファイルをダウンロードします。すべてのインストールにBasicまたはBasic Liteパッケージが必要です。
  2. アプリケーションからアクセスできる~/instantclient_12_2などの単一ディレクトリ内にパッケージを解凍します。たとえば次のとおりです。
  3. 
    
    cd ~
    unzip instantclient-basic-macos.x64-12.2.0.1.0.zip
    
  4. ~/libまたは/usr/local/libへのリンクを追加して、アプリケーションがライブラリを見つけられるようにします。たとえば、OCIベースのアプリケーションは次のとおりです。
  5. 
    
    mkdir ~/lib
    ln -s ~/instantclient_12_2/libclntsh.dylib ~/lib/
    ln -s ~/instantclient_12_2/libclntsh.dylib.12.1 ~/lib/
    

    または、必要なライブラリをコピーします。OCIアプリケーションの場合は次の通りです。

    
    
    mkdir ~/lib
    cp /opt/oracle/instantclient_12_2/libclntsh.dylib.12.1 ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_12_2/libclntshcore.dylib.12.1 ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_12_2/libons.dylib ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_12_2/libnnz12.dylib ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_12_2/libociei.dylib ~/lib/
    ln -s ~/lib/libclntsh.dylib.12.1 ~/lib/libclntsh.dylib
    

    注:Instant ClientをバンドルするアプリケーションなどのカスタムOCIアプリケーションは、~/libにあるライブラリに依存するのではなく、Instant Client12.2を含むディレクトリに設定された-rpathでリンクすることができます。

  6. tnsnames.orasqlnet.oraldap.ora、またはoraaccess.xmlなどのオプションのOracle構成ファイルをInstant Clientと同じ場所に配置する場合は、サブディレクトリnetwork/adminを作成します。たとえば次のとおりです。
  7. mkdir -p ~/instantclient_12_2/network/admin

    これは、このInstant Clientにリンクされたアプリケーション用のデフォルトのOracle構成ディレクトリです。

    または、Oracle構成ファイルを別のアクセス可能なディレクトリに配置することもできます。配置したら、環境変数TNS_ADMINをそのディレクトリの名前に設定します。

  8. SQL*Plusパッケージのsqlplusなどのバイナリを使用するには、パッケージをBasicパッケージと同じディレクトリ内に解凍してから、PATH環境変数を次のように更新します。
  9. export PATH=~/instantclient_12_2:$PATH

  10. SQL*Plusを実行し、データベースの資格情報と接続文字列を使用して接続します。
  11. sqlplus hr/welcome@localhost/orclpdb

macOSへのInstant Client 12.1のインストール

Instant Client 12.1は、macOS El Capitan、Yosemite、Mavericksをサポートしています。

  1. 目的のInstant Client ZIPファイルをダウンロードします。すべてのインストールにBasicまたはBasic Liteパッケージが必要です。
  2. 「instantclient_12_1」などの単一ディレクトリ内にパッケージを解凍します。SQL*Plusの場合は次の通りです。
  3. 
    
    cd ~
    unzip instantclient-basic-macos.x64-12.1.0.2.0.zip
    
  4. Instant Clientのバージョン用の適切なlibclntsh.dylibリンクを作成します。たとえば次のとおりです。
  5. 
    
    cd ~/instantclient_12_1
    ln -s libclntsh.dylib.12.1 libclntsh.dylib
    

    OCCIプログラムは以下も必要となります。

    ln -s libocci.dylib.12.1 libocci.dylib

  6. ~/libまたは/usr/local/libへのリンクを追加して、アプリケーションがライブラリを見つけられるようにします。たとえば、OCIベースのアプリケーションは次のとおりです。
  7. 
    
    mkdir ~/lib
    ln -s ~/instantclient_12_1/libclntsh.dylib ~/lib/
    ln -s ~/instantclient_12_1/libclntsh.dylib.12.1 ~/lib/
    

    または、必要なライブラリをコピーします。OCIアプリケーションの場合は次の通りです。

    
    
    mkdir ~/lib
    cp /opt/oracle/instantclient_12_1/libclntsh.dylib.12.1 ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_12_1/libclntshcore.dylib.12.1 ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_12_1/libons.dylib ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_12_1/libnnz12.dylib ~/lib/
    cp /opt/oracle/instantclient_12_1/libociei.dylib ~/lib/
    

    注:Instant ClientをバンドルするアプリケーションなどのカスタムOCIアプリケーションは、~/libにあるライブラリに依存するのではなく、Instant Client12.1を含むディレクトリに設定された-rpathでリンクすることができます。

  8. SQL*Plusを実行できるようにするには、PATHを更新します。たとえば次のとおりです。
  9. export PATH=~/instantclient_12_1:$PATH

  10. SQL*Plusを実行し、データベースの資格情報と接続文字列を使用して接続します。
  11. sqlplus hr/welcome@localhost/orclpdb

    macOSへのInstant Client 11.2のインストール

    Instant Client 11.2は、macOS X Lion、Mountain Lion、Mavericksをサポートしています。

  12. 目的のInstant Client ZIPファイルをダウンロードします。すべてのインストールにBasicまたはBasic Liteパッケージが必要です。
  13. 「instantclient_11_2」などの単一ディレクトリ内にパッケージを解凍します。SQL*Plusの場合は次の通りです。
  14. 
    
    cd ~
    unzip instantclient-basic-macos.x64-11.2.0.4.0.zip
    unzip instantclient-sqlplus-macos.x64-11.2.0.4.0.zip
    
    Instant Clientのバージョン用の適切なlibclntsh.dylibリンクを作成します。たとえば次のとおりです。

    
    
    cd ~/instantclient_11_2
    ln -s libclntsh.dylib.11.1 libclntsh.dylib
    

    注:OCCIプログラムは以下も必要となります。

    
    
    ln -s libocci.dylib.11.1 libocci.dylib
    
  15. Basic packageライブラリで必要な"~/lib"へのリンクを追加します。たとえば、OCIプログラム(SQL*Plus、Pythonのcx_Oracle、PHPのOCI8、Node.jsのnode-oracledb、Rubyのruby-oci8ドライバーを含む)を使用するには、次のように実行します。
  16. 
    
    mkdir ~/lib
    ln -s ~/instantclient_11_2/{libclntsh.dylib.11.1,libnnz11.dylib,\
    libociei.dylib} ~/lib/
    
  17. SQL*Plusを実行できるようにするには、そのライブラリを"~/lib"に追加し、PATHを更新します。たとえば次のとおりです。
  18. 
    
    ln -s ~/instantclient_11_2/{libsqlplus.dylib,libsqlplusic.dylib} ~/lib/
    export PATH=~/instantclient_11_2:$PATH
    
  19. SQL*Plusを実行し、データベースの資格情報と接続文字列を使用して接続します。
  20. sqlplus hr/welcome@localhost/orclpdb

その他の情報

Instant Clientのホームページ

Oracle Database Client Installation Guide for Apple Mac OS X (Intel) (11g Release 2)