Oracle Fleet Patching & Provisioning(旧称Oracle Rapid Home Provisioning)は、Oracle Grid InfrastructureとOracle RAC Databaseフリート全体にわたってライフサイクル操作(プロビジョニング、パッチ適用、アップグレード)を行うための推奨ソリューションであり、Oracle Database Cloudサービスに使用されるデフォルト・ソリューションです。
製品概要
Oracle Grid InfrastructureおよびOracle RACデータベースのプロビジョニング、パッチ適用、アップグレードを容易に
Oracle Grid InfrastructureおよびOracle RACデータベースのプロビジョニング、パッチ適用、アップグレードを容易に
Oracle Fleet Patching and Provisioningには、データベース・フリートのライフサイクルを管理するための豊富な機能セットを備えています。新しいクラスタのプロビジョニングからデータベースのパッチ適用およびアップグレードまで、通常は時間と手間のかかる一般的な操作のすべてが、1つのコマンドで実行できるようになりました。データベースのライフサイクルを標準化された方法で管理することで、作業工数を大幅に削減し、作業の効率性と予測可能性を高めることができます。強力なコマンドラインと組み込みのRESTful APIは、DevOpsの手法を採用するあらゆる企業で広く使用されているCI/CDパイプライン、オーケストレーション・フレームワーク、構成管理ツールに簡単に統合できます。
Oracle Fleet Patching and Provisioning (FPP) はOracle Grid Infrastructure (GI) の機能であるため、FPPサーバーを構成するコンポーネントはGIによって自動的に管理されます。
FPPは、ソフトウェアのスペース効率の高いリポジトリ、より正確には「ゴールド・イメージ」を保持しています。ゴールド・イメージとは、任意の数のターゲット・マシンにプロビジョニングできる標準化されたソフトウェア・ホームです。
ゴールド・イメージはシリーズごとに整理でき、特定のアプリケーション向けのデータベース・パッチ・バンドルなど、異なるカスタマイズ・ソリューションごとに異なるシリーズを使用して、リリースの進化を追跡するグループを作成できます。
Oracle Fleet Patching and Provisioning は、幅広い構成と Oracle Database および Grid Infrastructure のバージョンをサポートしています。
- 標準化の実施と徹底
- プロビジョニング、パッチ適用、アップグレードの簡素化
- メンテナンスの影響とリスクの最小化
- 自動化とタッチポイントの削減
- 大規模な導入をサポート