Java SE 8 Programmer I (1Z0-808-JPN) 試験

「Java SE 8」は、冗長的なコードの削減、コレクションやアノテーションの改善、並列処理プログラミング・モデルの簡素化、最新のマルチコア・プロセッサの効率的な活用により、企業システムやクラウド・サービス、スマート・デバイスなどで活用されるアプリケーション開発を加速させます。この資格を取得することで、業界標準に準拠した高度なスキルを証明します。

Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格は、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。日常的なプログラミング・スキルだけでなく、さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も評価することを目的としています。Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格を取得するためには、Java SE 8 Programmer I (1Z0-808-JPN) 試験の合格が必要です。

試験詳細

  • 試験名: Java SE 8 Programmer I
  • 試験番号: 1Z0-808-JPN
  • 関連資格: Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8
  • 出題形式: 選択問題
  • 試験時間: 120 分
  • 出題数: 56 問
  • 合格ライン: 65 %
  • 追加情報:

    • 受験チケットの購入
    • 試験のお申込みと受験
    • 日本語試験を受験する場合は、「受験チケット: Oracle認定資格ピアソン VUE 配信監督付き試験用」をご購入ください。
    • 英語試験を受験する場合は、「Exam Subscription (Oracle Technology 試験)」をご購入ください。
    • Oracle Certified Java Programmer 認定資格として認定されるためには日本語試験を受験いただく必要があります。英語試験で受験された場合、Oracle Certification Program としての認定対象とはなりますが、 Oracle Certified Java Programmer 資格として同時認定の対象とはなりませんのでご注意ください。
    • Java SE 8 認定資格のお知らせについては、こちらをご覧ください。
    • 各種ポリシー
    •  

試験内容チェックリスト

Javaの基本

  • 変数のスコープを定義する
  • Javaクラスの構造を定義する
  • mainメソッドを含む実行可能なJavaアプリケーションを作成する、コンソール出力など、コマンド・ラインからJavaプログラムを実行する
  • 他のJavaパッケージをインポートしてコードでアクセスできるようにする
  • プラットフォームの非依存性、オブジェクト指向、カプセル化などのJavaの機能やコンポーネントを比較対比する。

Javaのデータ型の操作

  • 変数を宣言および初期化する(プリミティブ・データ型のキャストを含む)
  • オブジェクト参照変数とプリミティブ変数を区別する
  • オブジェクトのフィールドに対する読取りと書込みの方法を理解する
  • オブジェクトのライフサイクル(作成、再代入による間接参照、ガベージ・コレクション)について説明する
  • Boolean、Double、Integerなどのラッパー・クラスを使用するコードを開発する

演算子と判定構造の使用

  • 演算子の優先順位を変更するカッコを含む、Javaの演算子を使用する
  • ==とequals()を使用して文字列と他のオブジェクトが等しいかどうかをテストする
  • ifおよびif/else構造や3項構造を作成する
  • switch文を使用する

配列の作成と使用

  • 1次元配列を宣言、初期化、インスタンス化および使用する
  • 多次元配列を宣言、初期化、インスタンス化および使用する

ループ構造の使用

  • whileループを作成および使用する
  • 拡張forループを含むforループを作成および使用する
  • do/whileループを作成および使用する
  • ループの構造を比較する
  • breakとcontinueを使用する

メソッドとカプセル化の操作

  • 引数と戻り値があるメソッド(オーバーロードされたメソッドを含む)を作成する
  • staticキーワードをメソッドとフィールドに適用する
  • コンストラクタを作成およびオーバーロードする(デフォルト・コンストラクタへの影響を含む)
  • アクセス修飾子を適用する
  • カプセル化の原則をクラスに適用する
  • 値を変更するメソッドに渡した場合のオブジェクト参照とプリミティブ値に対する影響を判断する

継承の操作

  • 継承とそのメリットについて説明する
  • 多態性の使用方法(オーバーライドおよびオブジェクト型と参照型など)を示すコードを開発する
  • キャストが必要なタイミングを判断する
  • superとthisを使用してオブジェクトとコンストラクタにアクセスする
  • 抽象クラスとインタフェースを使用する

例外の処理

  • チェック例外、非チェック例外およびエラーを区別する
  • try/catchブロックを作成し、通常のプログラム・フローが例外によってどのように変更されるかを判断する
  • 例外処理の利点について説明する
  • 例外をスローするメソッドを作成して呼び出す
  • 一般的な例外クラス(NullPointerException、ArithmeticExcpetion、ArrayIndexOutOfBoundsException、ClassCastExceptionなど)を見分ける

Java APIの主要なクラスの操作

  • StringBuilderクラスおよびそのメソッドを使用してデータを操作する
  • 文字列の作成と操作
  • java.time.LocalDateTime、java.time.LocalDate、java.time.LocalTime、java.time.format.DateTimeFormatter、java.time.Period の各クラスを使用してカレンダーのデータを作成および操作する
  • 特定の型をもつArrayListを宣言および使用する
  • Predicate式を返す簡単なラムダ式を記述する

【出題に関する注意事項】

  • package および import 文の欠落:

    サンプルコードに package および import 文が記載されておらず、設問にも明示的に指示が行われていない場合は、すべてのサンプルコードは同一パッケージ内に存在する、あるいは適切なインポートが行われているものとします。

  • クラスが定義されるソース・ファイル名やディレクトリ・パス名の欠落:

    設問内にソース・ファイル名やディレクトリの場所が指定されていない場合は、コードのコンパイルおよび実 行を可能にするため、次のいずれかを想定しています。

    • すべてのクラスは、1つのソース・ファイル内に存在する。
    • 各クラスは異なるソース・ファイルに格納されており、すべてのファイルは同一ディレクトリ内に存在す る。
  • 意図しない改行:

    サンプルコード内に、意図しない所で改行されているコードが存在する場合があります。行が折り返されたよ うに見えるコードがあった場合、例えば、引用符で囲まれた文字列リテラルの途中で改行されているような場 合、折り返されたコードは改行前のコードの延長であると仮定し、コードにはコンパイル・エラーの原因とな る改行は含まれていないものと想定します。

  • コード断片:

    コード断片は、ソースコードの一部を表示したものです。完全なコードを省略表示したものであり、コードの コンパイルと実行が問題なく行える環境が整っていると想定します。

  • コメント中の説明:

    「setter メソッドおよび getter メソッドをここに記述」などの説明コメントは、文字通りに解釈してくだ さい。説明コメントにあるコードが存在し、コンパイルおよび実行が問題なく行わえるものと想定します。

試験結果の確認

オラクル認定資格試験の合否結果およびスコアレポートについては、試験結果(ピアソンVUE社 配信試験、オラクル配信試験共通)をご参照ください。

Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8

(Oracle Certified Associate, Java SE 8 Programmer)

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