ドキュメント管理

情報は強力です。EHR内で取得、処理、閲覧が効率的に行われると、医療チーム、そして最終的には患者が恩恵を受けられます。

ヘルスケア・ドキュメント管理の最新化

記載されている製品は、特定の事例での提供内容の例を挙げることを目的としたものです。各医療機器/製品は、使用されている地域の規制に準拠するように設計されています。ただし、他の特定の地域での可用性または準拠を保証することはできません。地域の要件を満たすために、現地への適応が必要になる場合があります。

Oracle Health Document Management

ドキュメント管理用のエンタープライズ・ソリューションで、ドキュメントを取得、保存、検索できます。Document Managementは、Oracle Health EHRとの連携により、コストの削減とケアの向上を支援するために必要な情報を提供できます。

ドキュメント集約型プロセスの自動化による簡素化

Document Managementを使用すると、次のことが可能になります。

  • オラクルのEHRとの連携により、総合的な医療記録を実現しやすくなります。
  • ケア現場での取得を通じて、項目をスキャンして患者の記録に取り込めます。項目はコンテキストに応じて保存され、組織全体の承認済みユーザーが利用できるようになります。
  • ドキュメント・インポート機能を使用して、Oracle Health以外のシステムから電子ドキュメントを患者記録に取り込めます。
  • 登録ワークフローやラボラトリ・ワークフローなど、部門固有のワークフローを効率化できます。

バッチ取得

Oracle Health Advanced Captureは、ドキュメントの電子カルテへのインデックス作成に関連する手動タスクの実施に役立つドキュメント取得ソリューションです。クラウドに導入されるこのWebアプリケーションは、スタッフに効率的なワークフローを示し、組織がアクティビティを追跡するための分析ダッシュボードを提供します。

統合ワークフローによるドキュメント取得プロセスの強化

Oracle Health Advanced Captureソリューションを使用すると、次のことが可能になります。

  • キュー内のスキャン済みバッチを取得および追跡し、そのステータスを確認して、必要に応じて対応できます。
  • タスク・キュー内の関連する作業に簡単にアクセスできるようにバッチをフィルタ処理したり、バッチのステータスを確認して進捗を追跡したりできます。
  • バーコード認識、光学文字認識(OCR)、インテリジェント・フォーム認識を活用して、ドキュメントのインデックスを作成し、EHR内の正しい患者およびドキュメント・タイプに紐付けることができます。
  • バッチ要約、詳細なバッチ・レポート、トレンド・ダッシュボード、および検証時間当たりに処理されたページ数を重要業績評価指標(KPI)として表示できます。

電子署名の取得

Oracle Health Patient Electronic Signatureソリューションは、企業全体にフォーム管理機能や患者の電子署名機能を提供します。これらの機能は、臨床治療の同意やインフォームド・コンセント、登録フォームの取得をサポートします。オラクルの電子同意ソリューションは、EHRとの連携により、ヒューマンエラーやフォームの紛失を減らすことを目的としています。

高度なフォーム管理サポートの提供

Patient Electronic Signatureを使用すると、次のことが可能になります。

  • EHRから情報を事前入力することで、データの正確性を確保できます。
  • フォームを事前選択して確実に記入するワークフロー・ルールを遵守するために、主要なドキュメントを取得できます。
  • 患者のEHRを通じてアクセスするフォームに記入できます。

外部エンタープライズ画像管理

作業キュー管理は、オラクルのEHRで外部電子ドキュメントを管理するOracle Health Document Managementのイメージング機能です。このソリューションは、医療機関のペーパーレス化を一歩進めることを目的として、受領するドキュメントを電子的に管理します。

EHRでの外部電子ドキュメントの管理

作業キュー管理により、次のことが可能になります。

  • FAX画像のEHRへの転記を効率化できます。
  • 適切な担当者が処理できるように、ドキュメントをクリニックまたは部門のキューに転送できます。
  • フォローアップのために、明確な説明が必要なドキュメントを作成者にFAXで返送できます。

Oracle Healthドキュメント管理ソリューションに関するFAQ

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    • ドキュメント画像を表示するにはどうすればよいですか。

      ドキュメントは各種のEHRワークフロー内の埋込みビューアで開けるため、エンド・ユーザーは必要な画像を確認しながら自分のタスクを続行できます。エンド・ユーザーは、臨床ワークフローの実施中に、患者や診察のコンテキスト内で転記されたドキュメントを表示できます。ドキュメントは、ドキュメント・タイプ別にグループ化されます。特定のワークフローでは、必要に応じて各診察でドキュメントを表示できます。画像を処理して白黒またはカラーで保存することで、元のドキュメントの整合性を保持できます。

    • どのくらいの組織がドキュメント管理ソリューションを使用していますか。

      Lights On Networkで収集されたデータ*によると、以下のとおりです。

      • オラクルのEHRからドキュメント管理ソリューションを使用して、合計2,661,963,738件のドキュメントが閲覧されました。
      • お客様は、オラクルのエンタープライズ・ドキュメント管理ソリューションを使用して、電子患者同意を115,098,009回取得しました。
      • 2021年には、319を超えるお客様がオラクルのエンタープライズ・ドキュメント管理ソリューションを使用しました。

      * 2021年1月から2021年12月までのLights On Networkのデータ。

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