旅における非接触のタッチポイント

非接触型のチェックイン前

OPERAには、スピーディーで接触の少ないチェックインを実現できる機能が多数あります。これらの機能は、単独で使用することも、パートナーとの統合により拡張することもできます。


客室の割り当て

目的: ソーシャル・ディスタンスと衛生面

ビジネス・ケース

到着前に部屋を準備し、ゲストを必要以上にお待たせしないようにする。各ゲストに最適な部屋を割り当てる。感染リスクを最小限にする形で部屋を割り当てる。

次で利用可能です。

OPERA CLOUD • OPERA 5

OPERAが支援できること

客室の割り当て機能により、適切な客室を適切なゲストに対して事前に用意でき、到着までにすべての準備が整うようにします。事前チェックインを有効にすることで、部屋の準備がまだできていない場合でも、ホテルのサービスやアメニティを利用することができます。

客室の表示順の適用設定を最も使用されていない客室と設定することで、すぐにまた同じ客室が利用されるといったことを最小限に抑えることができます。


キーの作成

目的: ソーシャル・ディスタンスと衛生面

ビジネス・ケース

ドアキーをすばやく作成し、識別できるようにしておくことで、ゲストは到着時に簡単にキーを受け取ることができます。

次で利用可能です。

OPERA CLOUD • OPERA 5

OPERAが支援できること

OPERAは、ドアロックのベンダーと連携してオンデマンドでキーを作成するだけでなく、一括でキーを作成することもできます。この機能は、キー・パケット・オプションを使用することで強化することができ、カスタマイズ可能なキーラ・ベルを印刷して、ゲストとキーを照合する上で役立ちます。

OPERA CLOUD•OPERA 5 +パートナー統合: コミュニケーション

統合によって以下の拡張が可能

モバイル・オーディオ・キーのオプトイン機能を提供する、キオスクタイプのベンダーと連携することができます。予約後、ゲストに電子メールで連絡し、モバイル・キーの選択をする上で利用するアプリをダウンロードするよう指示することができます。多くのキー・ベンダーがこの機能をサポートしており、また既存のロックにBluetooth Low Energyのモジュールを追加することもできます。


事前決済

目的: 非接触 • ソーシャル・ディスタンス

ビジネス・ケース

事前に料金の支払いを完了することで、ゲストはフロントデスクでクレジットカードの提示が不要になります。チャージバックのリスクを最小限に抑えることができます。

次で利用可能です。

OPERA CLOUD • OPERA 5

OPERAが支援できること

OPI(Oracle Payment Interface)ソリューションにより、外部システムによるクレジットカード番号の受信能力を強化し、データのトークン化とセキュアな送信を保証します。(ただし一部の市場では、カードが提示されない取引であるため、この使用方法がチャージバックのリスクとなる場合があります)。

OPERA CLOUD•OPERA 5 +パートナー統合: コミュニケーション

統合によって以下の拡張が可能

ゲスト向けアプリを提供するパートナーは、多くの場合において、事前決済を完了させることができます。支払プロバイダーへの直接接続や、既存のOPERAのクレジットカード・インターフェイスをゲートウェイとして使用することができます。また、ゲストの同意書も含めることができ、チャージバックのリスクの低減または解消にもつながります。


IDスキャン

目的: 非接触

ビジネス・ケース

身分証明書からゲストデータを取得することで、データの精度を向上させることができます。パスポート/IDのコピーの義務付けといった各地域の規制にも対応しています。

次で利用可能です。

OPERA CLOUD•OPERA 5 +パートナー統合: コミュニケーション

ゲスト向けオプション:

ゲスト向けベンダーのアプリで、身分証明書のスキャンを有効にします。実際の画像はOPERAに送信されず、ポータルに格納され、コンプライアンスの必要に応じて取り出すことができます。


ゲストの認識

目的: 非接触

ビジネス・ケース

チェックインのプロセスや公衆衛生の手順など、関連する情報をゲストに提供します。

次で利用可能です。

OPERA CLOUD • OPERA 5

OPERAが支援できること

Oracle BI Publisherを活用することで、定型文を簡単に作成・変更できるため、さまざまなゲストとのコミュニケーションに関する情報を作成することができます。これらのコミュニケーションは、ゲストの到着前の挨拶や、チェックインの手続きや宿泊に関する重要な内容についての情報提供に使用することができます。また、事前に必要な情報提供の依頼をする場合にも利用することができます。また、予約ワークスペースから確認メールを一括送信することも可能です。


Nor1 eXpress Upgrade

目的: 収益創出 • 非接触

ビジネス・ケース

eXpress Upgradeは、到着直前に確定した客室のアップセルのオファーを提示することで、プレミアムな客室の直前在庫を最適化し、一部の客室タイプに偏った売上を回避しながら、収益を創出します。

次で利用可能です。

OPERA CLOUD•OPERA 5 + Nor1 OXI(追加費用不要)

Nor1 eXpress Upgradeが支援できること

eXpress Upgradeはリアルタイムでアップセルのオファーを表示し、Nor1 OXI(追加費用不要)によって、チェックイン前に予約をリアルタイムで変更することができます。堅牢なビジネス・ルールによって、ブラックアウトの日付を活用することができます。また、eXpressはNor1 eStandby Upgradeとシームレスに相互運用することができます。


ファシリティ予測

目的: 衛生面

ビジネス・ケース

サニタリーキットのようなさまざまなゲスト・アメニティの正確な予測を行い、適切な在庫レベルを確保します。

次で利用可能です。

OPERA CLOUD • OPERA 5

OPERAが支援できること

部屋タイプごとに、必要なアメニティのグッズの数量と交換頻度をプログラムすることができ、予約ごとの手動入力は不要になります。未来の日付に応じて、ハウスキーピングの予測を立てることができます。また、客室タイプに基づいた清掃タスクと頻度を指定することもできます。



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