Java SE Universalサブスクリプションは、デスクトップ、サーバー、またはクラウドのデプロイメントで使用するJava SEライセンスとサポートを含む、シンプルで低コストな月額サブスクリプションです。このサブスクリプションでは、オラクルから直接、テスト済みで認定済みのパフォーマンス、安定性、およびJava SEのセキュリティ・アップデートにアクセスできます。また、24時間365日のMy Oracle Support (MOS) へのアクセス 、20以上の言語でのサポート、Java SE ServerおよびJava SE 8 Desktopの管理、監視およびデプロイメント機能などの利点も含まれています。詳細については、Java SE Universal Subscriptionをご参照ください。
Java SE Universal Subscriptionは、2023年1月23日をもって、現在レガシーとなっているJava SE SubscriptionおよびレガシーJava SE Desktop Subscriptionに置き換わりました。お客様は、既存の注文で指定された条件に基づいてレガシーのJavaサブスクリプションを更新することができます。ただし、現在の使用数がその注文で指定されたライセンス数と一致していることを確認する必要があります。Java SE Universal Subscriptionは、従来のSubscription製品と比較して、以下の点において独自性があります。
Java SE Universal Subscriptionは、従業員ベースのメトリックで販売されています。価格は従業員1人あたり月額15ドルからとなっています。一般向けの価格はわずか月額5.25ドルで、従業員数が5万人を超える場合はさらに低価格になります。Employee for Java SE Universal Subscriptionメトリックの計算方法の詳細については、Oracle Java SE Universal Subscription Pric List(PDF)をご参照ください。
標準の契約期間は1年です。その他のオプションについては、営業担当までお問い合わせください。
包括的なJava SE Supportは、Java SE Universal Subscriptionの中核をなすものであり、My Oracle Support(MOS)を介して提供されます。
Java SE Universal Subscriptionは、Java SE 8および関連するその他のバージョンからの「Java SE Commercial Features」の使用を許可し、サポートを提供します。ライセンスの詳細については、Java SE Documentation Page
でご確認いただけます。現在の Java SE Advanced ライセンス取得者に提供される Java SE Universal Subscription の詳細については、この FAQで後述する「Current Java SE Advanced Licensees」をご参照ください。
Java SE Universal Subscriptionが終了すると、サブスクリプションに基づいてダウンロードされた商用ソフトウェアに対するお客様の権利、およびOracle Premier Supportに対するお客様のアクセス権は終了します。サブスクリプションを継続する意向がない場合は、サブスクリプションが終了する前に、Java SEアプリケーションを オラクルから提供されているOpenJDKバイナリ(GPLライセンス下)に移行することをお勧めします。これにより、アプリケーションを中断することなく実行し続けることが可能になります。
永久ライセンス・ソフトウェアには、初期費用に加え、年間サポート料とメンテナンス料がかかります。サブスクリプションは、ライセンス、アップデート、アップグレード、サポートを単一の価格で提供します。料金は、お客様が必要な期間中の必要な分に対してのみお支払いいただきます。また詳細については、上記の質問「サブスクリプションを更新しない場合についてご説明ください」をご参照ください。
Java SE Universal Subscriptionのシステム要件と認定構成は、Java SE Documentation Siteに記載されています。
はい。My Oracle Supportを使用します。ウィザードに従って製品情報を指定し、構成情報をService Request (SR)に添付します。
お客様の場合は、My Oracle Supportをご利用ください。お客様以外で、Java SEに関する技術的なフィードバックをお持ちの方は、https://java.com/reportをご覧ください。販売、サポート、製品、ライセンスに関するその他のお問い合わせは、https://www.oracle.com/corporate/contact/global.htmlまでご連絡ください。
Java SE Universal Subscriptionには、Oracle Java SE Support Roadmapに記載されているOracle Premier SupportタイムラインによるJava SE 8でのJavaFXのサポートが含まれています。詳細については、The Future of JavaFX and Other Java Client Roadmap Updatesをご参照ください。
Java SE 8は、デスクトップ・デプロイメント(Java Web Startやスタンドアロン・システムJREなど)を対象とした最新のJava SEリリースです。Java SE 8のパブリック・アップデートは2019年1月に終了した。商用ユーザーは、他のテクノロジーに移行するか、Java SE Universal Subscriptionをご購入いただく必要があります。オラクルは最低でも2030年までは、Java Web Startテクノロジーを含むJava SE 8の商用サポートを提供する予定です。
Java Appletsは非推奨となっており、いつでも削除される可能性があります。詳細については、Java Client Roadmap Update - Oracle White Paper (PDF) をご参照ください。
Java SE Universal Subscriptionは、従業員ごとに利用が可能です。基礎となるアプリケーション・アーキテクチャや導入モデルは価格には影響しません。
Java SE をデバイスやアプリケーションに組み込んだり、「シュリンク・ラップ」ソフトウェアを配布する場合は、「バイナリ・ライセンスおよび再配布契約」に基づく当社の ISV 製品の詳細について、 営業担当までお問い合わせください。
お使いのJava SE Advanced、Java SE Advanced Desktop、およびJava SE Suiteのライセンスと関連するサポートは、通常どおり継続されます。既存のライセンス保持者は、この新製品に関して必要な作業はありません。お客様のビジネスが成長しており、現在のデスクトップ、サーバー、クラウドのライセンスを拡大したいとお考えの場合は、営業担当までお問い合わせください。
Java SE Universal Subscriptionは、Java SE Desktop、Server、およびCloudのニーズに対応する月額ライセンスおよびサポート・ソリューションです。Java SE Advancedと同じ機能を、より便利な形でご提供します。また、Java SE Applicationのアップグレードやアップデートを管理する方法とタイミングに、より柔軟性をもたらします。
オラクルはOpenJDKのビルドをGPLの下で提供し、Oracle JDKと互換性を持たせるよう取り組んでいます。これらのOpenJDKビルドは、四半期ごとに予定されているセキュリティ・アップデートとともに6ヶ月周期で開発者を対象に提供さ れます。本番アプリケーションの移行時期をより柔軟に設定したい組織は、現行バージョンと多くの旧バージョンで長期的なサポートとツールを提供するJava SE Universal Subscriptionのメリットを得ることができます。
Java SE Subscriptionを利用すると、業界のコンプライアンス要件とビジネス・ニーズに応じてJava SEのバージョンを選択できます。Java SE Subscriptionでは、My Oracle Support(MOS)オンラインおよび電話サポートもご利用いただけます。サポートされているすべてのバージョンのJavaのパフォーマンス、安定性およびセキュリティ更新に直接アクセスできます。
Java SE 8は、Web Startによるブラウザへの導入を対象としたJavaの最後のメジャー・リリースです。最近のJava SEバージョンは、JREをアプリケーションにバンドルして配布する最新のアプリケーション・パッケージングとアプリケーション導入に従う必要があります。
Java SE Universal Subscriptionは、デスクトップ上のJava SEの管理を簡素化するJava SE 8 Desktop Management Commercial Featuresへの長期的なアクセスを提供します。
Java SE Universal Subscriptionは、OpenJDKまたはOracle JDKの使用に何ら影響を与えるものではありません。お客様をそのままご利用いただけるよう、Oracle Supportが支援いたします。
Java SEを必要とするオラクル製品を使用している場合は、そのオラクル製品とともに、またそのオラクル製品を実行することのみを目的として、Oracle Java SEランタイムを使用するライセンスがすでに付与されています。Java SE Universal Subscriptionは、オラクルによってライセンスされていない製品を実行するためにOracle Java SEランタイムを使用する必要がある場合に、ライセンスとサポートを提供します。詳細については、My.Oracle.Support Note 1557737.1-(別のオラクル製品の一部として使用される場合のJava SEのサポート資格 - サポート・ログインが必要)をご参照ください。