Press Release

ロンドン証券取引所グループ、グローバル財務業務をOracle Cloudで一元化

世界有数の金融市場インフラおよびデータ・サービスを提供する企業が17のレガシー財務システムをOracle Fusion Cloud ERPに統合

英国ロンドン—2023年11月7日
London Stock Exchange Group

(本資料は米国2023年10月26日にオラクル・コーポレーションより発表された プレスリリース の抄訳です)

世界有数の金融市場インフラおよびデータ・プロバイダーであるロンドン証券取引所グループ(LSEG)は、財務業務を変革するために「 Oracle Cloud 」を選択しました。「Oracle Fusion Cloud」と「Oracle Financial Services Applications」を統合プラットフォームとして利用することで、LSEGは効率を高め、コストを削減し、財務計画、予測、制御を改善することができます

最近の買収を受け、LSEGはビジネス・インサイト活用を強化し、事業全体の収益性を高めるため、業務を合理化することにしました。将来の成長を支えるグローバル・プラットフォームの構築に向けて、17のレガシー財務システムをオラクルのアプリケーション群に置き換えることにしました。

ロンドン証券取引所グループの財務部門トランスフォーメーション・グループ責任者であるジョアンナ・フィールディング(Joanna Fielding)氏は、次のように述べています。「私たちは、お客様のため、そして事業全体のために、サステナブルな成長を推進することを使命としています。そのためには、財務を含む業務全体で継続的なイノベーションを取り入れる必要があります。『Oracle Cloud』によって、優れたサービスをお客様に提供すると同時に、財務業務の連携が強化され、パフォーマンスの向上、データの有効活用、効率性の向上、請求プロセスの効率化が可能になりました。」

LSEGは「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」により、財務プロセスを自動化し、グローバルな調達プロセスを効率化できます。また、「Oracle Cloud ERP」の一部である「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management(EPM)」により、財務計画と業務計画の連携、予測とシナリオ・プランニングの最適化、レポート作成のスピードと精度の向上を実現できます。「Oracle Revenue Management, Pricing, Billing」は、LSEGの請求プロセスの自動化、単一プラットフォーム上での請求業務の長期的な統合、価格設定において顧客のニーズに即した戦略を強化でき、規制の厳しい業界におけるカスタマー・エクスペリエンスを向上させながら、新製品やサービスの市場投入までの期間を短縮します。

オラクルのEMEA担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのコーマック・ウォッタース(Cormac Watters)は、次のように述べています。「グローバル企業は、収益ストリーム全体の収益性を最大化し、顧客により良いサービスを提供するために、効率化と自動化を優先的に進めています。『Oracle Cloud』によって統合ビジネス・プラットフォームを手に入れたLSEGは、スケーラブルかつサステナブルな財務の効率性と、世界各地の45,000を超える顧客へのサービスに役立つインサイトにより、今後も成長が期待されます。」

LSEGは、Oracle Universityの「Oracle Guided Learning」を使用して、オラクル製品の実装をサポートし、プラットフォームの利用者向けに使い方を迅速に習得できるようにする予定です。

【本件に関するお問い合わせ先】

日本オラクル株式会社

広報室 斉藤
03-6834-3020

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オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com/  をご覧ください。

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