Oracle Exadata Cloud@Customerを導入して、運用管理の簡素化とクラウドによる自動化を実現
Oracle CloudWorld, ラスベガス —2022年10月28日本資料は米国2022年10月18日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
オラクルと世界の大手金融サービス機関であるHSBCは本日、同行のデジタル・トランスフォーメーションを加速させるための戦略的協業を発表しました。
複数年契約のもと、HSBCは一部のデータベース・システムを「Oracle Exadata Cloud@Customer」にアップグレード・移行します。このクラウド・プラットフォームは、HSBCのデータセンターでマネージド・インフラストラクチャ・サービスとして提供されます。この導入により、同行のミッションクリティカル・システムおよびサービスのサポートと拡張が可能になります。
「Oracle Exadata Cloud@Customer」は、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」のサービスであり、セキュアで高可用性のクラウド・プラットフォームを提供します。これによりHSBCは、データ・ガバナンスのコントロールを維持しながら、重要なシステムのサポートに「Oracle Database」を継続して使用し、データの局所性とセキュリティに関する規制を満たすことが可能になります。また、オラクルのプラットフォームにより、HSBCはレガシー・アプリケーションの管理のためにクラウドによる自動化を取り入れ、顧客や地域市場の需要に応じてサービスを容易に拡張できるようになります。
今回の協業は、HSBCが複数年にわたり取り組んでいる、新商品やサービスの開発、提供、拡張を迅速化し、商品の安全性と可用性を高め、従業員全体のデジタル能力とスキルを向上させるための、テクノロジー・インフラストラクチャ変革に貢献するものです。
HSBCのチーフ・テクノロジー・オフィサーであるフランク・マックグラス氏は、次のように述べています。「当行の戦略は、銀行のデジタル化を大規模に進め、顧客のために迅速にイノベーションを実現することです。そして、この変革課題を推進する上で、オラクルとの協力は重要です。当行が『Exadata Cloud@Customer』を選んだ一番の理由は、有名なデータベースをDatabase-as-a-Serviceのプラットフォームとして利用できることです。これにより、ビジネスが成長し、多様化を続ける中で、必要なパフォーマンスと運用上のアジリティを手に入れることができます。」
オラクルのジャパン&アジア・パシフィック担当プレジデントであるギャレット・イルグは、次のように述べています。「金融機関では、新たな市場機会を開拓するために、新しいテクノロジーを迅速に取り入れ、業務変革を図っていますが、同時に、より厳しいデータの局所性とプライバシーの要件も満たす必要があります。HSBCとのパートナーシップは、このバランスを両立することを目的としています。これにより、重要なシステムをセキュアで拡張性の高いオンプレミスのクラウド・プラットフォームに統合し、クラウドベースのサービスを迅速に開発することが可能になります。HSBCとのコラボレーションにより、次世代金融サービスの実現に貢献できることを楽しみにしています。」
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
「Oracle CloudWorld」は、世界中のお客様とパートナー企業を対象に開催するオラクル最大のイベントです。ビジネス上の最大の課題に取り組むために必要なインサイトの探究、スキルや知識の習得、人脈の構築、クラウド・インフラストラクチャ、データベースやアプリケーションを構築し使用する人々からその詳細を学ぶ機会として、是非イベントにご参加ください。登録方法、基調講演の視聴方法、セッション詳細、ニュースなどの情報は、https://www.oracle.com/cloudworld またはwww.oracle.com/newsをご参照ください。
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