Press Release

Oracle Cloud Infrastructureの医療機関向けクラウド・サービス対応セキュリティ・リファレンスを公開

厚生労働省、経済産業省、総務省が定める医療業界向けクラウド・サービスの利活用に関するガイドラインに対応

東京—2022年8月1日
safety issues

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」が厚生労働省、経済産業省および総務省が定める医療機関向けクラウド・サービスの利活用に関するガイドライン(通称:3省2ガイドライン)に対応し、セキュリティ・リファレンスを公開したことを発表します。本リファレンスは、株式会社三菱総合研究所による支援のもと、日本オラクルが医療機関向けの情報セキュリティ・ガイドラインへの準拠状況を確認・整理し、公開しました。

医療機関においては、取り扱う個人情報の性質や非常時を想定した可用性の確保、大容量な医療画像の取り扱いなどの観点から、日本国内でのクラウド利活用はあまり進んでいませんでした。しかし、ヘルスケア分野におけるデータ利活用、災害対策としての医療データの保全、院内システムのコスト低減などのニーズから、医療機関においてもクラウド・サービスの採用が増加傾向にあります。さらに新型コロナウイルスによる公衆衛生上のリスクの顕在化により、リモート会議システムなどによる人的接触回数の低減、非対面による診療サービスの提供、効率的な事務手続きによる病院滞在時間の短縮などのニーズがこれまで以上に高まり、クラウド・サービスを利用する医療機関が増えています。

今回公開した「医療機関向け『Oracle Cloud Infrastructure(OCI)』対応セキュリティ・リファレンス」は、OCIを利用した医療情報システム構築を想定し、OCIが、3省2ガイドラインに適合しうるかどうかを調査し整理しました。

  • 厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5.2版」(令和4年3月)
  • 経済産業省・総務省「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」(令和2年8月)

本セキュリティ・リファレンスを利用することで、ガイドラインへの適合性確認を容易に進めることが可能となります。本セキュリティ・リファレンスの取得については、下記にお問い合わせください:
https://www.oracle.com/jp/contact-us/overview/

日本オラクル株式会社 取締役 執行役 社長 三澤 智光は次のように述べています。「オラクルのセキュリティ・ファーストのアプローチと包括的なコンプライアンス・プログラムにより、クラウド上の大切なデータを保護します。オラクルにはデータとアプリケーションの保護に関する数十年にもわたる実績があり、『Oracle Cloud Infrastructure』は、よりセキュアなクラウドをお客様に提供します。今回公開したセキュリティ・リファレンスを、医療機関を含め多くの国内事業者が活用することで、これまで以上にクラウド環境の利用が促進され、業務プロセスがより効率化されることを期待しています。」

参考リンク

【本件に関するお問い合わせ先】

日本オラクル株式会社

広報室 谷地田
03-6834-3020

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