Oracle SPARCサーバー

Oracle SPARCサーバーは、お客様のデータベースとJavaワークロードに高いパフォーマンスとセキュリティを提供し、稼働時間を向上させます。追加コスト不要のOracle Solarisオペレーティング・システムと仮想化ソフトウェアを含むスケールアップおよびスケールアウト設計を採用することで、組織はUNIXインフラストラクチャを刷新する際のコストを削減できます。Oracle DatabaseおよびJavaの組み込みアクセラレーションを使用すると、ワークロードがより高速で実行されるため、総所有コスト(TCO)を低減できます。

製品の特徴

Oracle SPARCサーバーの違い

高パフォーマンスのコアでアプリケーションを加速

SPARC M8プロセッサはコアあたりのパフォーマンスが非常に高く、オラクルのエンジニアが実行したSPECjbb2015ベンチマークに示されているように、重要なJava運用を行うJavaアプリケーションを高パフォーマンスで実行できます。

組み込みのセキュリティでデータを保護

Silicon Secured Memoryとエンドツーエンドのハードウェアのデータ暗号化により、優れたパフォーマンスを維持しながらお客様のデータを保護します。

Oracleソフトウェアのパフォーマンスを向上させる最適化

Data Analytics Accelerationなど、Oracle DatabaseやJava向けのハードウェアの最適化により、Oracle Applicationsをより高速かつ効率的に実行できます。

バイナリ互換性の保証によりモダナイゼーションを簡素化

Oracle Solaris Binary Application Guaranteeにより、現在のアプリケーションが新しいSPARCシステムで変更なく実行できることが保証されるため、お客様は簡単にシステムをアップグレードし、リスクを低減させることができます。

優れた拡張性で複雑さを軽減

最大384個のコアと48 TBのメモリをサポートするOracle SPARCサーバーを使用することで、UNIXアプリケーションを効率的に統合し、データセンターの複雑さを軽減することができます。


セキュリティと高可用性

組み込みのセキュリティでリスクを軽減

エンドツーエンドのハードウェア暗号化を含む包括的なセキュリティ・テクノロジー・スイートにより、侵入やサイバー攻撃を防ぎ、リスクを軽減できます。

暗号化オプションによりセキュリティが向上

SPARCプロセッサには最大16種類の暗号化アルゴリズムが組み込まれているため、ITスタッフはアプリケーションのパフォーマンスを低下させることなく、包括的なデータ暗号化を提供できます。

Silicon Secured Memoryで脆弱性を排除

SPARC M8およびS7プロセッサは、アプリケーション・データに対する無効な操作を防止し、バッファ・オーバーフローの脆弱性を排除することで、企業が直面するマルウェアの脅威を軽減します。

冗長性により継続的な運用が可能

冗長なホットスワップ対応電源とファンにより、お客様はコンポーネントの障害時や修理作業中も継続してアプリケーションを実行できます。

ホットプラグ対応ストレージでダウンタイムを削減

ホットプラグ対応ディスクドライブとPCIeカードキャリア、および実行中のシステムでのSolarisオペレーティング・システムのアップグレードにより、お客様のUNIXアプリケーションのダウンタイムを削減できます。


Oracleソフトウェアの最適化

Analytics Acceleratorでクエリを高速化

Data Analytics AcceleratorはOracle Database In-Memoryクエリを高速化し、OLTPデータベースを迅速に分析できるようにします。

Javaアプリケーションの実行を高速化

SPARCプロセッサコアは、Javaエンタープライズ・ソフトウェア用に設計および最適化されています。したがって、企業は重要なアプリケーションをより高速に、より少ないリソースで実行でき、コアあたりの効率を最大限に高めることができます。

ネイティブのOracle Numberサポートによりアプリケーションを高速化

Oracle Numberのハードウェアサポートにより、浮動小数点データを含むOracle Database運用が高速化され、インメモリ・データベースの分析を短縮できます。

Software in Siliconで開発が加速

Silicon Secured Memoryなど、組み込みのSoftware in Silicon機能によってバッファ・オーバーフローなどのメモリのアクセスエラーを自動的に検出できるため、開発者の生産性とソフトウェアの品質が向上します。


Oracle Solarisオペレーティング・システム

UNIX開発のリーダー

Oracle Database、Java、および要求の厳しい統合ワークロードに最適なUNIXオペレーティング・システムにより、お客様の生産性と効率が向上します。

バイナリ互換性の保証により、アプリケーションのライフタイムが長期化

Oracle Solaris Binary Application Guaranteeは、現在のアプリケーションを新しいSPARCシステムで変更なく実行できることをお客様に保証します。

包括的なセキュリティでリスクを軽減

カーネルからアプリケーションまでのマルウェア対策保護により、重要なデータを保護し、サイバー攻撃からお客様のシステムを守ります。

可観測性によりトラブルシューティングを簡素化

詳細な観測機能により、システムとアプリケーションのトラブルシューティングをリアルタイムで実行することができます。

自動化により管理が容易

全体的なSolarisのインストールをシングルコマンドでアップデートできるため、IT管理者のワークロードを軽減し、コストを削減することができます。また、マルチノードのコンプライアンス・レポートによってお客様の時間と費用を節約できます。


SPARC M8-8サーバー

スケールアップ設計により効率が向上

最大256コアと8 TBのメモリにより、お客様のUNIXアプリケーションの統合効率が向上し、データセンターの複雑さが軽減されます。

分離されたパーティションで可用性が向上

SPARC M8-8システム内の物理的に分離された2つのパーティションのオプションにより、データセンターの複雑さを増すことなくアプリケーションの可用性を高めることができます。

効率的な仮想化によりコストを削減

コストのかからない仮想化により、プロセッサあたり100台以上の仮想マシンを実行できるため、データセンターの複雑さとコストを削減できます。

メモリスペアリングにより回復力が向上

組み込みのDIMMスペアリングによるプロアクティブなメモリのエラー検出と回復により、メモリ障害が発生しても中断することなくアプリケーションを実行できます。

高スループット設計でワークロードを高速化

最大76 TBの内部NMVeフラッシュストレージと24個のホットプラグ対応PCIe 3.0(x16)スロットで、お客様のデータ集約型UNIXワークロードを加速させます。


SPARC T8サーバー

アーキテクチャの拡張性により効率が向上

さまざまなサイズのワークロードに合わせて最適化されたシングル、デュアル、および4ソケットのSPARC T8サーバーでUNIXアプリケーションを効率的に実行できます。

最適化された設計によりコストを削減

32〜128個のプロセッサコア、最大4 TBのメモリ、最大51 TBのNVMeフラッシュストレージを備えた費用対効果の高いシステムにより、低いTCOで幅広いUNIXワークロードをサポートできます。

論理ドメインにより可用性が向上

複数の論理ドメインにより、リソースを効率的に割り当て、アプリケーションの可用性を高めることができます。

組み込みの仮想化によりコストを削減

システム経費が実質的にかからない無料の仮想化で、プロセッサあたり100台以上の仮想マシンを実行できるため、データセンターの複雑さとコストを大幅に削減できます。


SPARC S7サーバー

コンパクトな設計により効率が向上

コンパクトなSPARC S7-2サーバーは、8個または16個の高パフォーマンスなプロセッサコア、最大1 TBのメモリ、最大25 TBのNVMeフラッシュストレージまたは9.6 TBのディスクストレージを備えた1Uフォームファクタのため、UNIXインフラストラクチャの導入コストを最小限に抑えることができます。

用途の広い設計でデータ集約型のアプリケーションをサポート

2UのSPARC S7-2Lサーバーは、16個の高パフォーマンスなプロセッサコア、最大1 TBのメモリ、最大25 TBのNVMeフラッシュストレージまたは31 TBのディスクストレージを備えています。お客様は必要なところでデータ集約型のUNIXワークロードを実行できます。

SPARC S7プロセッサによりアプリケーションのパフォーマンスを高速化

高いコア効率とメモリ帯域幅により、アプリケーションを迅速に実行できます。また、データ分析用の組み込みアクセラレータが、x86システムにはない機能を提供します。

顧客価値を向上させるスケールアウト型ソリューション

SPARC S7サーバーで実装されたスケールアウト型ソリューションは、コモディティシステムにはないSoftware in Silicon機能を使用して、高いセキュリティ、パフォーマンス、および信頼性で顧客価値を高めます。


Fujitsu SPARC M12 Server

コアあたりの卓越したパフォーマンスでアプリケーションを高速化

Fujitsu SPARC64 XIIプロセッサは、コアあたりの演算処理パフォーマンスが世界最速のため、他のUNIXプラットフォームよりも高速でアプリケーションを実行できます。

モジュラー・アーキテクチャにより効率が向上

スケールアップ可能なビルディングブロック・アーキテクチャが採用されているため、現在のUNIXワークロードの需要を満たすだけではなく、簡単にリソースを追加しながら将来のニーズに対応することができます。

拡張性が高く、統合が容易

最大32個のプロセッサ、384個のコアと3,000個を超えるCPUスレッド、48 TBのDDR4メモリをサポートするシステムで、要求の厳しいワークロードを統合し、データセンターの複雑さを軽減することができます。

オンデマンドの容量によるコスト削減

コアごとにアクティベーションができるため、有効にするプロセッサコアへの支払いのみですみ、UNIXワークロードをサポートするコストを削減できます。

高度な設計により稼働時間が増加

エラー検出や回復メカニズムなど、信頼性、可用性、保守性に関する組み込み機能によって、安定した運用が確保され、お客様の重要なアプリケーションの稼働時間が最大化されます。

Software on ChipによりOracle Databaseを高速化

Software on Chip機能は、Oracle Numberの演算など、プロセッサに主要なソフトウェア機能を実装することにより、主なデータベース機能を高速化させます。これにより、高いパフォーマンスと効率でOracle Databaseを実行できます。


IS Nordicのロゴ

IS Nordicは、Oracle SPARC、Solaris、Oracle Databaseを使用して安全なプライベートクラウドを推進しています


Oracle SPARCサーバーのユースケース

  • ビジネスクリティカルなアプリケーションとデータベースの実行

    Oracle SPARCサーバーは、最も要求の厳しいエンタープライズ・ワークロードに高いパフォーマンスと可用性を提供します。

    Oracle SPARCサーバーの信頼性、可用性、および保守性について学ぶ(PDF)

  • Oracleソフトウェアのパフォーマンスの高速化と効率性の向上

    Oracle SPARCサーバーは、Oracle Database、Javaアプリケーション、エンタープライズ・ワークロードをより効率的に実行するように最適化されているため、UNIXワークロードに最適なオプションです。

    SPARCサーバーのお客様成功事例を読む(PDF)

  • UNIXインフラストラクチャの統合

    Oracle SPARCサーバーは、データベースとアプリケーションの統合に適した高速で安全なプラットフォームを提供し、稼働時間を最大化させます。

    Oracle SPARC T8サーバーを確認する(PDF)

  • UNIXアプリケーションのセキュリティを強化

    Oracle SPARCサーバーで実行されているOracle Solarisは、データセンターでのマルウェアの拡散を防ぐための組み込みテクノロジーを介して、階層化されたセキュリティを提供します。

    Solarisのセキュリティ機能を理解する

  • 費用対効果の高いスケールアウト型UNIXソリューションの展開。

    Oracle SPARC S7サーバーを使用すると、Oracle SPARCシステムのパフォーマンスとセキュリティを備え、x86コモディティサーバーのコストモデルを提供するスケールアウト型ソリューションを展開できます。

    詳細(PDF)

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