

人材
思いやりとつながりの文化
オラクルは、誰もが自分らしくいられる場所です。私たちのインクルージョン、帰属意識、つながりの文化は、従業員が障壁なく最高の仕事をし、未来を築く主体的な役割を果たせるよう支えています。世界中で、オラクルの従業員は時間やスキル、資金を寄付し、次世代の人材育成に貢献し、つながりを保ちながら、オラクルという1つの組織として団結し、より良い社会をつくるために行動しています。

私たちの取り組み
-
オラクル・ボランティア
世界中のオラクル・ボランティアは、共通の目標を共有しています。それは、「善行を積み重ねて、より良い結果を残す」ことです。毎年、彼らは時間やスキルを活かして数百もの非営利団体や公的機関を支援しており、その活動は年間で数万人の生活にポジティブな影響を与えています。
-
従業員の寄付
私たちは、従業員が行う慈善寄付に対して通年でマッチング寄付を行っています。また、危機的な状況が発生した場合には、救済キャンペーンを実施し、マッチング額を増額します。さらに、「Oracle Cares」を通じて、自社の従業員を支援しています。このプログラムでは、困難な状況に直面している従業員に助成金を提供しており、資金は従業員の自主的な寄付と弊社のマッチングによって賄われています。
-
従業員
オラクルの従業員は、世界が情報を利用し管理する方法を変革するテクノロジー・ソリューションを設計、開発、提供することで、未来を創造しています。私たちは従業員の成功を支援することに全力で取り組み、包括的な文化を通じて多様なアイデアを奨励し、誰もが意見を述べられる文化の醸成を目指しています。この企業文化は、チームワーク、継続的な学習、そしてウェルビーイングをサポートしています。
-
Oracle Academy
Oracle Academyは、世界中の教育者と連携し、テクノロジー関連の仕事を希望する学生が必要な知識、実習、スキルを得て、キャリアを築けるよう支援しています。
オラクル・ボランティア
善い行いの実践
社会が抱える最も困難な問題に取り組む場合、私たちは「なぜ難しいのか」ではなく、「どうすれば成功できるか」に焦点を当てます。オラクル・ボランティアは、思いやりがあり、行動志向で、革新的です。私たちは、若者の支援と教育、困っている人々への救援、地球とその生命の保護と回復を目的として協力し、「私たちが望む変化を自ら作り出す」ことを目指しています。孤立化が進む時代にあって、オラクル・ボランティアは奉仕とコミュニティの力を高める活動の推進役でもあります。
FY24の活動とその影響
-
30,150人のボランティア
-
126,758時間をボランティアに投資
-
世界中で2,123のプロジェクトを完了
-
1,04051か国でサポートした組織の数
オラクルの重点領域
世界規模で教育を推進
オラクル・ボランティアは、毎年何千時間もの時間を費やして、若者たちに教育を行い、刺激を与え、そして未来への準備を支援しています。オラクルは、Design Tech High SchoolやBodhi Tree Foundation、その他多くの組織と協力し、生徒たちに科学、技術、工学、芸術、数学(STEAM)教育を提供し、アイデアを現実にするためのデザイン、コーディング、構築を支援しています。また、Junior AchievementやIgnite Worldwideなどの組織と協力することで、生徒たちが業界に関連したスキルや起業家精神、キャリアに備える能力を身につけられるよう支援しています。
より健全な地球のための行動
私たち一人ひとりが、地球とそこに生きる生命を守り、再生する役割を担っています。オラクル・ボランティアは、年間を通じて、健全な地球の実現に向けたさまざまな活動を行っています。例えば、Ocean Conservancyと協力して水路や海岸の清掃を行ったり、Eco-Cycleと共に廃棄物を埋立地から転用したり、Ashoka Trustと協力して生物多様性を保護したり、The Nature Conservancyと連携して地域の生態系を回復する活動を行っています。

強固で回復力のあるコミュニティを構築
ボランティア活動は、より強固で回復力のあるコミュニティを構築し、社会的な絆を強化し、前向きな変化を生み出すための強力な手段です。オラクル・ボランティアは、世界中の農村部、小都市、大都市において、地域のニーズに対応し、フードバンク、避難所、学校などにおいて重要な支援を提供しています。たとえば、Second Harvestと協力して食料の仕分けや梱包を行い、Jiyan Foundation for Human Rightsを通じて危機の際に支援を行い、LifeMovesと共に不安定な状況にある人々をサポートするなど、多くの地域密着型団体に貢献しています。

奉仕活動による支援
オラクル・ボランティアは、年間を通じて時間、労力、リソースを寄付することで、社会に貢献しています。Stanford Blood Centerの献血活動への参加から、Indian Cancer Society やAmerican Heart Associationへの資金援助や啓蒙活動まで、医療研究、治療センター、公衆衛生の重要な支援者として活動しています。また、シドニーのRoyal North Shore Hospitalなどの医療センターを訪問し、治療中の患者に贈り物を届けるなど、患者にとって必要不可欠な支援やつながりを提供しています。

従業員の寄付
寄付の効果を倍増
オラクルでは、従業員の寄付に対してその額を上乗せして支援しています。また、危機的な状況が発生した場合には、救済キャンペーンを実施し、マッチング額を増額します。さらに、「Oracle Cares」を通じて、自社の従業員を支援しています。このプログラムでは、困難な状況に直面している従業員に助成金を提供しており、資金は従業員の自主的な寄付と弊社のマッチングによって賄われています。

FY24の活動とその影響
-
310万米ドル災害支援に義援金を寄付
-
420万米ドル寄付金をマッチング
-
11万2000米ドルOracle Caresを通じて必要な従業員に寄付
オラクルのプログラム
災害支援
災害が発生した場合、オラクルは従業員による寄付金に同額を上乗せして寄付しています。2024会計年度には、モロッコや日本の地震、ハワイの森林火災などの人道的・自然災害に対応して、300万米ドル以上の支援金が集まりました。

Oracle Cares
Oracle Caresは、従業員が困難な状況にある同僚を支援するために寄付を行う従業員支援基金です。2024会計年度には、自然災害、愛する人の死、重篤なけがや病気からの回復を支援するために、40件の助成金が支給され、合計112,000米ドル以上が提供されました。

従業員マッチング・ギフト
オラクルは、従業員が世界中の認定された慈善団体や支援活動に対して行った個人的な寄付金と同額を上乗せするマッチング・サポートを行っています。2024会計年度には、従業員から寄せられた420万米ドル以上の寄付金に対しマッチング寄付を行いました。

オラクルの従業員
未来を築く
オラクルの従業員は、世界の人々が情報を利用し管理する方法を変革するテクノロジー・ソリューションを設計、開発、提供することで、未来を創造しています。私たちは従業員の成功を支援することに全力で取り組み、包括的な文化を通じて多様なアイデアを奨励し、誰もが意見を述べられる文化の醸成を目指しています。この企業文化は、チームワーク、継続的な学習、そしてウェルビーイングをサポートしています。

オラクルのグローバル・コミュニティ
-
70,910アメリカ地域の従業員数
-
64,277日本およびアジア太平洋地域の従業員数
-
27,152ヨーロッパ、中東、およびアフリカの従業員数
-
162,339総従業員数(グローバル)
オラクルの人材プログラム
すべての人にオラクルを
オラクルでは、違いを尊重するだけでなく、称賛します。私たちは、世界で最も重要な課題に取り組むためには、従業員が自社のテクノロジーを使用する人々の多様性を反映する必要があることを理解しています。弊社の強みは、従業員の多様な背景、経験、そしてお客様の成功を支援したいという彼らの熱い想いにあります。弊社の文化とインクルージョン・コミュニティは、誇り、つながり、そして支援の精神を育みます。オラクルは、全ての人が受け入れられ、帰属し、機会を得られる環境づくりを目指しています。

従業員のウェルビーイングを重視
従業員とその家族の健康と安全は最優先事項です。オラクルは、従業員を社会的、身体的、経済的、そして精神的にサポートするための福利厚生、福祉プログラム、リソースを提供しています。

共に学び、共に成長する
私たちは従業員の成功にコミットし、継続的な学習とキャリア開発をサポートする職場環境の構築に努めています。これにより、従業員一人ひとりが日々ベストを尽くし、目標を追求し達成し、オラクルで長く実りあるキャリアを築いてほしいと願っています。

平等なアクセスがもたらす機会
オラクルは、すべての従業員がデジタルまたは物理的な障壁なしに成功できる職場環境を作ることにコミットしています。弊社のインクルーシブな企業文化は、さまざまな取り組みやコミュニティを通じて社員同士が互いに支援し合うことを奨励しています。たとえば、従業員リソースグループであるOracle Diverse Abilities Network、Oracle Interpreter Services、職場におけるユニバーサル・デザインの採用、国際障害者デーなどの啓発デーの祝賀、および弊社製品向けの企業アクセシビリティ標準を含む強力な アクセシビリティ・プログラムなどがあります。

Oracle Academy
カリキュラムからキャリアまで
Oracle Academyは、世界中の教育者と連携し、テクノロジー関連の仕事を希望する学生が知識、実践的な演習、仕事に必要なスキルを得られるよう支援します。このプログラムでは、テクノロジー教育、スキル、イノベーション、インクルージョンを推進するために、カリキュラム、クラウド・テクノロジー、ソフトウェア、専門能力開発の機会など、教育機関とその教育者に向けた無料の教材や学習リソースを提供しています。

FY24の活動とその影響
-
38,000人以上Oracle Academyを利用している教育者の数
-
13,000以上教育機関のメンバー数
-
140国以上Oracle Academyで教育支援を行っている国の数
成功事例
Greenfoot:Javaが公衆衛生の革新に貢献
鳥や昆虫の学習に情熱を注ぐRobert de Haas氏は、40種のマラリアを媒介する蚊の中で最も厄介な「Anopheles gambiae」に興味を抱くようになりました。オラクルの慈善活動によって資金提供され、Oracle Academyで紹介されているGreenfootを活用して、Robertは2Dシミュレーションを用いて戦略的交配によるマラリア削減の可能性をモデル化しました。気温、季節、蚊の個体数といったデータをJavaで入力し、交配確率や適応度の計算式を作成することで、マラリアの広がりを予測し防ぐための新たな方法を提示しました。

Oracle Cloud Infrastructureでキャリア準備を促進
Bijan Raminzad講師は、オーストラリアのスウィンバーン工科大学で技術分野の講義を行い、学生が技術業界での活躍に向けて準備を進められるよう支援しています。Bijan氏は、Oracle Academyを通じて無料で利用できるOracle Cloud Infrastructureとクラウドクレジットを活用し、学生たちがマルチクラウド・コンピューティング・アーキテクチャ部門で活気のあるキャリアを築けるよう支援しています。学生は、実際の業界顧客のニーズに基づいてマルチクラウド環境を設計、実装、維持する方法を学び、発生する問題を解決する方法も習得します。これにより、彼らは将来のキャリアに必要なスキルを身につけることができます。
若い学習者にJavaを紹介
コスタリカのコレヒオ・ミラバール(Colegio Miravalle)の教育機関コーディネーターであるEvelyn Ramírez氏は、認知思考スキルと問題解決能力は幼児教育において重要な要素であると考えています。そのため、同校ではOracle Academyが提供する楽しいブロックベースの環境「Alice 3」を使用して、6歳からプログラミングの基礎を教えています。学生が成長するにつれて「Greenfoot」や「Java」に進み、プログラミングがすべてのコースの学習に組み込まれます。
Oracle Autonomous Transaction Processingでデータ分析を強化
ジョンズ・ホプキンス大学のCarey Business Schoolにおける情報システムプログラムの学術プログラムディレクターであるChangmi Jung博士は、ビジネスとテクノロジーが交差するコースを提供しています。彼女の授業は、Oracle Autonomous Transaction Processingを中心に構成されており、Oracle Academyが提供するOracle Cloud Infrastructureの無料インスタンスを活用しています。また、Oracle Academy Member Hubプラットフォームを通じて提供される多くのリソースを利用して、非技術系の学生にSQLを用いたデータ管理と分析方法を教えています。


オラクルの社会的活動について知る
ソーシャルメディアでフォロー
写真提供: 従業員の寄付、オラクルのプログラム: 1.Central Texas Foodbank、3.Urban Roots