1. Oracle Japan
  2. Oracle Environmental and Social Impact Report

環境

持続可能な未来の構築

オラクルは、より持続可能な未来を築くことに取り組んでおり、従業員が同じ目標に向かって行動できるよう支援しています。

オラクルの本社

環境へのオラクルの取り組み

  • サステナビリティ

    サステナビリティ

    環境への影響を軽減し、自然資源を保護し、排出量を削減し、循環型経済を推進し、よりクリーンで効率的なクラウドインフラを構築することは、オラクルのグローバルな事業運営の中核をなすものです。

  • Oracle Giving

    Oracle Giving

    私たちは、地球環境を守ることが、すべての人々にとって健全な現在と未来を築くカギであると考えています。慈善活動を通じて、オラクルは生命の基盤である大地と水の保護に努めています。私たちは野生動物の保護と研究、海洋保護の推進、廃棄物ゼロの未来への投資、そして若者のための環境科学教育の支援を行っています。

  • オラクル・ボランティア

    オラクル・ボランティア

    地球は私たちの住む場所であり、その保護は私たち全員の責任です。オラクル・ボランティアは年間を通じて、在来種の生息地の回復、植樹、種まき、ビーチや水路のプラスチック・ゴミの除去、トレイルや自然保護区の維持、環境教育プロジェクトの推進などに取り組んでいます。彼らは環境を守るために率先して行動し、他の人々にも行動を起こすよう働きかけています。

サステナビリティ

環境への影響を軽減し、自然資源を保護し、排出量を削減し、循環型経済を推進し、よりクリーンで効率的なクラウドインフラを構築することは、オラクルのグローバルな事業運営の中核をなすものです。国連の「Race to Zero」キャンペーンの公認パートナーであるExponential Roadmap Initiativeは、オラクルの2050年までに排出量をネットゼロにするという目標、および2030年までに総温室効果ガス排出量を2020年比で半減するという目標を高く評価しています。

オラクルのキャンパス

2025年のサステナビリティ目標

  • ソーラーパネル

    100%Oracle Cloudなど、すべてのオペレーションに再生可能エネルギーを使用

  • 環境プログラム

    100%環境プログラムを導入している主要サプライヤーの割合

  • 排出量削減目標

    80%温室効果ガス排出量の削減目標を設定している主要なサプライヤーの割合

  • 水滴

    33%1平方フィートあたりの飲料水使用量の削減割合

  • ごみ箱

    33%1平方フィートあたりの埋め立てられる廃棄物の削減割合

  • 飛行機

    25%従業員の航空機利用に伴う温室効果ガス排出量の削減割合

クリーン・クラウド

オラクルは、持続可能性を弊社のグローバル企業全体で推進し、革新的なクラウド技術を活用して、お客様と地球にとって価値ある変化を加速させています。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、再生可能エネルギーを活用した高性能なグリーン・クラウド・ソリューションであり、循環型経済の原則に基づいてITインフラを統合・最適化しています。

  • 100%ヨーロッパのOCIデータセンターはすべて再生可能エネルギーで運営

  • 100%ラテンアメリカのOCIデータセンターはすべて再生可能エネルギーで運営

  • 86%2023年のOCIのエネルギー使用の86% が再生可能エネルギー

クリーン・クラウドの特徴

再生可能

オラクルは、多角的な再生可能エネルギー戦略を推進し、さまざまなな施策を実施・検討しています。これには、再生可能エネルギー購入契約(直接契約・仮想契約を含む)、オンサイトでの再生可能エネルギーおよびカーボンフリー発電の導入、再生可能エネルギークレジットの活用、エネルギー源の多様化などが含まれます。また、コロケーション・サプライヤーとの協力を強化し、データの透明性向上と再生可能エネルギーの導入促進に取り組んでいます。新規サプライヤーの選定や既存サプライヤーとの関係構築においても、これらの要素を重視しています。

拳をぶつけ合う画像

効率的かつ柔軟

OCIは、環境への影響を最小限に抑えたい企業に対して、規模の経済を最大限に活かした高密度のコンピューティング環境を提供し、エネルギー利用を最適化することで、より持続可能な代替案を提供しています。OCIでは柔軟なコンピューティング・プラットフォームを提供しており、企業の成長に合わせて動的に拡張できるため、将来の需要に備えて余分な設備を構築する必要がありません。また、データセンターでは冷却およびエネルギー管理のベストプラクティスを採用しています。

オラクルのキャンパス

循環型

Oracle Cloudは、物理的資産を、それが提供するサービスから切り離すことにより、循環型経済を推進しています。オラクルでは、エエネルギー効率、非物質化、メンテナンス性、リサイクル性などを評価し、環境に配慮した設計を行っています。また、機器の再利用、予備部品の回収、資源の抽出も効果的に行っています。クラウドの特性を活かして、新しいハードウェアの配送、予備部品の管理、使用済みハードウェアの再利用またはリサイクルのプロセスを最適化しています。

コンピュータ・ハードウェアのリサイクル

製品の持続可能性

オラクルのお客様は、人工知能(AI)ブロックチェーンなどのオラクルのテクノロジーを活用して、環境への影響を低減し、持続可能性の目標を達成されています。鉱物調達における倫理的なサプライチェーンの透明性の推進から、機械学習を使用して収穫量を増加させることまで、オラクルのお客様は、弊社のソリューションを活用して、さまざまな業界で価値ある変化を実現されています。

循環型経済の強力な推進者として、弊社はすべてのハードウェアのお客様を対象に、製品の寿命が尽きた際に大量の電子廃棄物を発生させないよう、複数の回収プログラムを提供しています。また、使用済みの部品を回収し、テストし、それを予備部品としてOracle Serviceに提供することで、お客様にOracle製品をできるだけ長くご利用いただけるようにしています。弊社は、自社のデータセンターで設計および使用される機器のライフサイクルを管理することで、オラクル製品を可能な限り長く稼働させることを目指しています。これには、製品の設計・製造だけでなく、最新のエネルギー管理、冷却技術、再生された予備部品を使用して、製品の寿命を延ばす取り組みが含まれます。

  • 99.8%処理済ハードウェアのリサイクル・再利用率

  • 10.9万ポンドリサイクルまたは再利用のために回収された使用済み顧客ハードウェアの重量

  • 100%テクノロジー・リサイクル・パートナーのISO 14001認証取得率

お客様事例

OCIサービスがNIBIOの持続可能な森林管理の改善に貢献

ノルウェーの森林研究機関は、Oracle Autonomous DatabaseとOracle Cloud InfrastructureのAIを活用して、森林バリューチェーンの理解を深めるとともに、長期的な持続可能性の向上に取り組んでいます。

Keep Sea Blue、海洋プラスチック汚染の問題にOracle Blockchainを活用

Keep Sea Blueは、Oracle Blockchain Platformを活用して地中海周辺の地域から回収したプラスチックごみの追跡を行っています。プラスチックが回収された後、リサイクル施設に運ばれ、新しいパッケージ製品に再生されるまで、その動きを追跡し管理しています。

SailGP、OCIで二酸化炭素排出量を削減

SailGPは、2025年までにすべてのレース運営をクリーン・エネルギーで行うことを目指しています。SailGPはOCIを活用してエネルギー使用の追跡を行い、技術者がシステムをリモートで操作できるようにすることで、大会への移動を必要とするスタッフの数を減らしています。

Woolworths South Africa、Oracle Retailで倫理的な製品調達を管理

Woolworths South Africaは、Oracle Retail Brand Compliance Managementを活用して、環境にやさしい素材の使用を促進しています。その結果、アボカドのパッケージに100%リサイクル可能な素材を導入し、使い捨てプラスチックのショッピングバッグを廃止するなどの成果を上げています。

食料品の買い物

環境への影響の管理

今日、業界で成功を収めている企業の多くは、施設や製品全体に環境および持続可能性の実践を組み込んでいます。オラクルでは、持続可能な素材の調達、持続可能な材料の調達、製品の持続可能な生産と出荷、現場や事業運営全体でのエネルギーと資源消費の削減、廃棄物の最小化とリサイクル、そして持続可能性の進捗と取り組みに関する透明性の高い報告を行っています。

  • 再生可能エネルギー

    100%世界92の事業所ですべて再生可能エネルギーを使用

  • ENERGY STARのロゴ

    33世界でENERGY STAR認定を取得しているオラクル所有の建物の数

  • LEED認定のロゴ

    8LEED認定を取得しているオラクル所有の建物の数

  • BOMA認定のロゴ

    28BOMA認定を取得しているオラクル所有の建物の数

エネルギーと排出量

事業所やOCIデータセンターにおける電力消費は、弊社の事業活動による二酸化炭素排出量に大きく影響する要因のひとつです。オラクルは、2050年までに排出量を実質ゼロにすること、および2030年までに弊社の事業活動とサプライチェーン全体で温室効果ガス排出量を2020年と比較して半減することを目標に掲げています。また、事業活動全体で100%再生可能エネルギーを使用するという目標も引き続き追求していきます。

弊社は施設の管理を業界最高水準で行っており、建物の設計と運営の持続可能性を認める認証を誇りを持って取得しています。弊社は、オラクルの複数のツールと外部リソースを活用し、ビルオートメーション、スマート制御の利用、環境調整(HVAC)のアップグレードなどを通じて施設全体で効率化を図っています。世界全体で、オラクルは100%再生可能エネルギーを使用する92の建物を有しています。

水と廃棄物

グローバル企業として、天然資源の使用をどのように管理するかで、大きな影響を与えることができます。弊社では、雨水の貯留、乾燥地園芸、凝縮水の再生利用など、飲料水の使用量を削減するためのさまざまな節水戦略を施設やデータセンター全体に展開しています。弊社の強固な廃棄物管理プログラムには、オフィスでのリサイクルやコンポスト、責任ある廃棄物管理に関する従業員の意識向上、埋め立て廃棄物の最小化に向けた教育などが含まれています。

これらの取り組みは、ハードウェア設計と生産プロセスにも及びます。弊社の「Design for the Environmentプログラム(環境に配慮した設計プログラム)」により、エンジニアはハードウェアの設計段階で環境への影響を考慮することができます。このプログラムは、循環型経済の構築に対する弊社の取り組みを示すものであり、同時に、機能要件を確実に満たすことにも役立っています。

責任あるバリューチェーン

オラクルは、弊社における購買決定が社会的および環境的に大きな影響を与える可能性があることを理解しています。弊社の「Sustainable Procurement Statement (PDF)」は、調達プロセスにおいて持続可能性を組み込むという弊社の目標を裏付けるものです。

  • 88%環境プログラムを導入済みの主要な直接サプライヤーの割合

  • 82%温室効果ガス排出量の削減目標を設定している主要な直接サプライヤーの割合

  • 742024年度のResponsible Business Alliance監査数

持続可能なバリューチェーンの推進方法

風車を見つめる母子

戦略的なサプライヤー・エンゲージメント

弊社は間接的および直接的なサプライヤーと協力し、二酸化炭素排出量、水の使用量、廃棄物排出量に関するデータを報告しています。また、主要サプライヤーと協力して整合性を確保し、環境への影響を削減するための新たな機会を見つけています。

サプライヤーの教育

弊社は、ネットゼロ目標の一環として低炭素経済への移行を目指すにあたり、サプライヤーに対して弊社の目標と期待について教育を行っています。

リスクの評価と最小化

サプライチェーンにおける潜在的なリスクをよりよく理解し、調達業務を改善するために、標準プラットフォームを使用しています。

モニタリングとコンプライアンス

弊社は、Responsible Business Alliance (RBA)のメンバーとして、ハードウェアの直接サプライチェーンを国際的に管理、モニタリング、監査しています。2024会計年度には、RBA行動規範 に基づく74件の監査が、直接ハードウェア供給業者の工場で実施され、コンプライアンスの確認が行われました。

環境に配慮した物流と輸送

弊社は、物流パートナーと緊密に協力し、輸送回数の最小化、積載効率の最大化、持続可能な輸送手段の選択を進めています。これには、バイオ液化天然ガスなどの低排出オプションも含まれます。

環境に配慮した出張

旅行パートナーと協力して、航空機による排出量の削減、公共交通機関利用の奨励、そして持続可能性を取り入れた宿泊施設の利用を推進しています。

資産の再利用

弊社は、使用済みのノートパソコンを再利用し、資産の耐用年数を最大限に延ばすよう努めています。返却されたノートパソコンは、社内で再利用されるか、または第三者のベンダーを通じて廃棄またはリサイクルされます。

リスク管理とガバナンス

環境ガバナンスにおいて、私たちは積極的かつ透明性が高く、データに基づいたアプローチを取っています。弊社の最高サステナビリティ責任者は、弊社の数多くのお客様がオラクルのソリューションを使用してより持続可能な企業となれるよう、サステナビリティ戦略の決定や監督を行っています。

環境運営委員会

2008年に発足した環境運営委員会(ESC)は、最高サステナビリティ責任者が議長を務め、財務、リスク管理、社会への影響、調達、業務、製造など、オラクルの複数の事業ライン(LOB)のシニア・ディレクターおよび経営陣で構成されています。この委員会は、オラクルの環境ポリシーの実施と監督を担当しており、委員会の代表者は、オラクルの取締役会に定期的に最新情報とレポートを提供しています。ESC のメンバーは、戦略の策定、目標に対する進捗の監視、および企業全体での気候関連問題への対応を担っています。

土壌で育つ植物

リスク管理と回復性

オラクルのRisk Management Resiliency Program(RMRP:リスク管理回復性プログラムは)、自然災害などの潜在的な業務中断イベントに備え、全てのオラクルの事業部門(LOB)に対して計画と対応の要件を定めています。また、LOBや地域全体にわたって事業継続能力を構築、維持、テスト、評価するために必要な機能的役割と責任も規定しています。ビジネス継続性は、RMRPの主要なサブプログラムの1つです。企業のビジネス継続ポリシー、標準、およびLOBの実務は、RMRPプログラム管理オフィス(PMO)が監督しています。この中央管理オフィスは、LOBのリスク管理者がオラクルのリスク管理回復性ポリシーで定義された責任を果たせるよう支援しています。この支援の一環として、RMRP PMOは、ビジネス継続計画の策定・維持、計画のテスト、トレーニングを支援するための計画資料やツールを開発しています。

山の頂上に立つ人

CDP気候変動質問書

毎年のCDP気候変動質問書に回答する際には、弊社の気候変動戦略、ガバナンス、および気候関連のリスクと機会の管理に関する詳細情報を提供しています。

気候のモニタリング

その他のリソース

  • 実践

    オラクルは、最高水準のビジネス倫理と健全なコーポレート・ガバナンスの実践に取り組んでいます。

  • 社会的影響に関するデータシート

    環境および社会への影響に関する全社的な取り組みについてのデータをご覧いただけます。

  • オラクルのサステナビリティ

    持続可能なビジネス運営のためのソリューションについて詳しく知ることができます。

Oracle Giving

私たちは、地球環境を守ることが、すべての人々にとって健全な現在と未来を築くカギであると考えています。慈善活動を通じて、オラクルは生命の基盤である大地と水の保護に努めています。私たちは野生動物の保護と研究、海洋保護の推進、廃棄物ゼロの未来への投資、そして若者のための環境科学教育の支援を行っています。

Oracle Giving

オラクルの環境助成金

30年にわたるゴリラの保護

オラクルは30年以上にわたり、ゴリラやその生息地、周辺地域社会の保護活動を行うDian Fossey Gorilla Fund (DFGF) を、誇りをもって支援してきました。2024年度には、弊社の助成金を使って、Volcanoes National Parkのゴリラ群の保護、密猟防止パトロール500回、そして約30,000人に対する地域教育プログラムが実施されました。また、2014年以降、Oracle Cloudは、野生のゴリラ集団に関する世界最大かつ最も包括的な長期データのコレクションであるDFGFデータをすべてホストしています。

ゴリラ

海の自然環境の保護

オラクルは2009年より、National GeographicによるPristine Seasプロジェクトへの資金援助を行っています。このグローバルプロジェクトは、海洋生物の繁栄と、地域社会や世界に恩恵をもたらす海洋保護区(採取や環境破壊の活動が行われないエリア)の設立を目指すものです。これまでに、Pristine Seas チームは 44 回の遠征 を実施し、28 の海洋保護区(総面積 660 万平方キロメートル以上)の創設を後押ししてきました。また、これらの遠征により、現地の科学者、非政府組織、政府関係者とのパートナーシップを強化し、これらの重要な海洋生態系の保護と管理に向けた動きを加速させています。

サンゴ礁

カリフォルニアの太古の森の再生

オラクルは2009年以降、Save the Redwoods Leagueへの資金援助を通じて、レッドウッド国立州立公園内の70,000エーカーの劣化したレッドウッド森林の再生を支援しています。間伐や道路撤去などの再生措置により、若木の成長の促進、森林の干ばつや火災への回復力の向上、野生生物の生息地の拡大、水路の健全性の改善を実現しています。このプロジェクトは30年間にわたって実施され、オレゴンからカリフォルニア州ビッグサーに至るレッドウッド森林の再生を目指しています。また、プロジェクト領域全体を先祖代々の領土とするユロック族およびトロワ族とパートナーシップを組み、共通の復興目標を達成しています。

木の幹

若者と自然をつなぐ

オラクルは、NatureBridgeへの支援を通じて、年間30,000人以上のK–12(幼稚園〜高校)生徒と教師に対し、国立公園を拠点とした環境科学教育を提供しています。この教育は、環境保護への意識を高めるとともに、自己発見を促すものです。生徒たちは毎日7時間を野外で過ごし、科学の原理を学び、研究を行い、地域の生息環境に役立つ保護活動プロジェクトに参加します。毎年、弊社は恵まれない1,000人以上の学生に奨学金を支給しています。また、緑地の美化、水路の清掃、廃棄物の削減を支援する地域密着型のイニシアティブであるKeep Austin Beautifulなどの団体も支援しています。オラクルの支援は、この団体による美化・修復プロジェクトの推進、および地域社会への教育リソースの提供を可能にしています。

ハイキングを楽しむ少女たち

廃棄物問題の解決

世界では、毎年推定30万頭のクジラ、イルカ、ネズミイルカが、プラスチックを主原料とする海洋ゴミや漁具に絡まって命を落としています。この問題を解決するために、オラクルはThe Marine Mammal Centerへの資金援助を行い、カリフォルニア沿岸での鯨、アザラシ、アシカの救助、世界中の座礁動物保護団体へのトレーニングや技術支援の提供、関係者の連携と今後の混獲や船舶衝突を防止するための調査を支援しています。ナイジェリアでは、Wecyclersへの資金援助を通じて、社会変革を推進し、プラスチックを環境から排除する取り組みを支援しています。この組織は、低所得コミュニティが廃棄物をリサイクルして価値を生み出すことを可能にしています。2014年以降、オラクルは、リサイクルや交換のための現地キオスクの設置を支援しています。これにより、人口密度の高い地域の収集能力が向上し、雇用が創出され、運用コストが削減され、リサイクルと環境持続可能性に関する一般市民の意識が高まっています。

病気のアザラシの保護

オラクル・ボランティア

地球は私たちの住む場所であり、その保護は私たち全員の責任です。オラクル・ボランティアは年間を通じて、在来種の生息地の回復、植樹、種まき、ビーチや水路のプラスチック・ゴミの除去、トレイルや自然保護区の維持、環境教育プロジェクトの推進などに取り組んでいます。彼らは環境を守るために率先して行動し、他の人々にも行動を起こすよう働きかけています。

オラクル・ボランティア

オラクルによるポジティブな影響

クラスでのエコ教育

サンティアゴ(チリ)では、オラクル・ボランティアがManos a la Tierraと協力し、Ejido地域で水鳥の生息地を特定して地図化する方法を学生たちに教えました。彼らは、環境劣化の原因、生物多様性の重要性、そして営巣材料やシェルター、食料の提供などの目標を定めた介入が生態系に与える影響について学びました。インドネシアのバンテンでは、オラクル・ボランティアがYayasan Pemimpin Anak Bangsaと協力し、教室で廃棄物管理の設計を教えました。生徒たちは、科学、数学、社会、市民教育、さらにはコンピューティングを活用してプログラムを作成しました。生徒たちは自宅で、各自のゴミを分別し、減量し、再利用し、リサイクルし、その結果を1年を通じて測定します。

Manos a la Tierraのボランティア

持続可能なソリューションで生活を照らす

バンガロール(インド)では、OracleのボランティアがWay of Lifeと協力して、KabaniとYellapuraの森林に住む部族コミュニティのためにソーラーランプを作りました。このランプは環境に優しく、地域社会の再生不能エネルギー源への依存を軽減するものです。しかしそれだけでなく、ランプの明かりを使って子供たちが夜も勉強できるようになったり、診療所が遅くまで開院できたり、日没後の安全性と安心感が地域全体で高まるなどの恩恵ももたらしています。

ソーラーランプの作成作業

受粉媒介動物の生存と繁栄を支援

米国のオラクル・ボランティアは、National Geographic Societyと協力し、減少しているオオカバマダラの生息地の回復を支援するために、在来植物の庭園を建設しました。世界の植物種の75%が受粉媒介者に依存していることから、これらの取り組みは生物多様性の保護と健全な生態系の促進に大きく貢献しています。さらに、iNaturalistとの活動を通じて地域の植物や動物に関する一般向け教育セッションに参加し、生物多様性の重要性や、それが気候、経済、日常生活に与える影響についての啓蒙活動を行いました。

庭に植える女性

ゼロ・ウェイスト経済の推進

オラクル・ボランティアは、世界各地で循環型経済を推進するために、海岸線の清掃、埋め立て地への廃棄物の流入防止、中古品の再利用などを行っています。メキシコでは、BRED Guadalajaraと協力して古い材料から新しいアイテムを作り、恵まれない子どもたちのために人形や玩具、衣類などを製作しました。アメリカでは、水域の保護を目的として雨水排水路の設置や水質汚染に関する教育を行い、Keep Austin Beautifulと協力して地元の小川の清掃活動を実施しました。さらに、オラクル・ボランティアはOcean Conservancyと協力し、1,000時間以上をかけて世界中の海岸線からゴミや汚染物質、残骸を除去しました。

BRED Guadalajaraのボランティアによる人形作り

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写真提供: Oracle Givingのヒーロー画像: NatureBridge、環境助成金: 1.Dian Fossey Gorilla Fund、2.National Geographic Pristine Seas、3.Save the Redwoods League、4NatureBridge、5The Marine Mammal Center