システムテクノロジー製品(データベースやAPサーバー、ミドルウエア製品など)をお使いの皆様に、オラクル社のシステムテクノロジー製品担当のテクノロジーコンサルティングについてご紹介します。
Oracleのパフォーマンス管理では、問題箇所を切り分けたりアーキテクチャに基づいて現状を分析する力が必要です。さらに、OSやストレージ、ネットワークとのI/Oまで監視しなければなりません。本コラムではパフォーマンス分析に必要なアーキテクチャの知識(パート1)から、分析に使うツールの説明(パート2)、OracleとOS、I/Oの関係と問題の切り分け方法(パート3)を解説します。
Oracleデータベースを運用するにあたって、小さな障害を大きなトラブルにしないための管理方法を紹介するとともに、パフォーマンステストと障害テストの適切な実施方法を解説します。運用計画の作成/見直しに是非お役立てください。
- Part1 監視/検知/対応の最適解 運用時の大トラブルを防ぐポイント
- Part2 パフォーマンステストにおける正しい環境作りと統計情報の分析
- Part3 障害テストにおける5つの注意点と7つの障害箇所別テスト方法
設計段階に潜在的なトラブルを仕込んでしまわないように、あるいは「気付いたときには手遅れだった」という自体をできるだけ引き起こさないように、設計時に注意するべき事項についてまとめています。本コラムは業務アプリケーション開発チーム編とインフラ設計チーム編に分けて解説しています。トラブル防止には他のチームとの連携が必要となるため、全ての内容を読むことをお勧めします。
第4章 Oracleデータベースの頭脳 「オプティマイザ」徹底研究
RDBMSの最重要機能、SQLを最適化するコストベース・オプティマイザ(CBO)を取り上げます。記事の前半ではCBOの仕組みについて、後半ではオプティマイザ統計の管理や、CBOのリスクに対応する方法を解説しています。
- Part1 SQLを最適化するコストベースオプティマイザの基本機能
- Part2 CBOは何を見てどう判断するのか
- Part3 オプティマイザ統計の管理
- Part4 実行計画の固定と自動チューニングオプティマイザの活用方法
第5章 DBアクセスの空白地帯 コネクションプーリングを極める
アプリケーションのパフォーマンス・ボトルネックとなりがちなデータベース・アクセス。オラクルのテクノロジー・コンサルタントが執筆した雑誌記事を採録する本連載の最終回では、データベース・アクセスのパフォーマンスを格段に高める、コネクション・プーリングを取り上げました。記事前半では、 Oracleデータベースの接続パフォーマンスを最大限に向上させる仕組みについて、後半ではJavaおよび.NETプログラムにて実装できるコネクション・プーリングについて解説します。