Microsoft Open Database Connectivity(ODBC)はデータベース管理システム(DBMS)のデータにアクセスするアプリケーションに対して、共通のCプログラミング・インタフェースを提供します。 データベースへのアクセスはMicrosoft ODBC Driver Managerによって管理されます。 このドライバ・マネージャは、特定のデータベース管理システム向けのODBCドライバとODBCアプリケーション間の連携を管理します。 アクセス先のデータベース管理システムを変更する場合も、ODBCアプリケーションのリンクを変更したり、再コンパイルしたりする必要はありません。
Oracle ODBCドライバは、ODBCインタフェースを使用して構築されたアプリケーションに対して、Oracleデータベースへのアクセスを提供します。 Oracle9i Release 2では、Microsoft ODBC .NET Data Providerを介した.NETのフル・サポートが追加されています。 ODBC .NETを利用すると、任意の.NETプログラミング言語を使用して、アプリケーションからOracleデータベースにアクセスできます。