Oracle SQL Developer Command Line

Oracle SQL Developer Command Line(SQLcl)

日付:2019年4月

SQLclについてよくある質問の一覧を以下に示します。その他の質問は、SQLclフォーラムから送信してください。

    よくある質問

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  • SQLclとは何ですか。

    SQLclは、SQL*PlusとSQL Developerの機能を組み合わせたOracle Database用のコマンドライン・インタフェースです。

  • 作業の開始方法を教えてください。

    OTNから.ZIPファイルをダウンロードして、展開します。terminal/cmdセッションを開始し、\binディレクトリで「SQL」プログラムを実行します。マシンでJava Runtime Engine(JRE)8以上が実行されていれば、そのまま使用を開始できます。

  • SQLclでは、接続用のTNSNames.ORAファイルはサポートされていますか。

    はい。SQL Developerと同様の方法でTNSファイルを検索します。SHOW TNSコマンドを使用すれば、SQLclセッションの現在のTNSステータスを表示できます。

  • 従来どおり、C[HANGE]コマンドを使用してバッファのコンテンツを更新することはできますか。

    はい。新しいインラインエディタを使用することもできます。

  • 引き続き、&および&&の変数置換はサポートされていますか。

    はい。

  • COL[UMN]コマンドによる列のフォーマットについてはどうですか。

    はい、可能です。実際、これまで30年間に渡り親しまれてきたSQL*Plusのすべての機能をSQLclでも使用できます。

  • 履歴機能はどのような仕組みで機能するのですか。

    実行されるそれぞれの文またはスクリプトは、1つの項目として履歴に保存されます。それらの項目は、古くなって破棄されるまで残されます。履歴の項目数は100件に制限されています。履歴は、SQLclセッションが変わっても保持されます。

  • ANSICONSOLEとは何ですか。

    ANSICONSOLEは、SQLFORMATのオプションの1つです。このオプションを指定すると、クエリ結果の指定されたページでの値の最大サイズに基づいて、データに「最適」になるように列のサイズが自動的に変更されます。これにより、COL[LMN]コマンドを使用してクエリ用の列サイズをあらかじめ指定しなくても、より簡単にクエリ結果を読み取ることができます。

  • 新規コマンドの情報はどうやって見つけることができますか。

    SQLclでは、すべてのSQLPlusコマンドがサポートされており、新規のコマンドも追加されています。「HELP」コマンドを実行すると、新規コマンドがハイライト表示されます。

  • SQLclはOracle Databaseに同梱されていますか。

    SQLclはSQL Developerに付属しており、SQL DeveloperはすべてのOracle Databaseのインストールに同梱されています。つまり、SQLclはOracle Databaseに付属しています。

  • Oracle Clientが必要ですか。

    いいえ。SQLclはJavaアプリケーションであり、デフォルトでオラクルのJDBCドライバを使用してOracle Databaseに接続します。ただし、接続文字列で–ociフラグを使用することにより、Oracle Clientを介して強制的に「thick」接続することができます。

  • どのようにしてSQL履歴にアクセスできますか。

    上下矢印キーを使用します。あるいは、HISTORYコマンドを使用して、使用可能なコマンドのリストを取得できます。履歴項目をSQLclバッファに格納するには、HISTORY<#>を使用します。

  • SQLclを使用してデータベースを起動またはシャットダウンできますか。

    はい。

  • 新規SCRIPTコマンドにはどんな例がありますか。また、SQLclでJavaScriptの機能をどのようにして制御できますか。

    はい、GitHubプロジェクトのコードサンプルをチェックしてください。

  • SQL DeveloperでSQLclコマンドを使用できますか。

    はい。SQLclとSQL Developerの関係は、CLIとGUIの関係と同じです。たとえば、SQL DeveloperのワークシートでDDLコマンドやINFOコマンドを使用して、スクリプト(F5)として実行できます。