Oracle Service Busは、接続、仮想化、およびサービスとアプリケーション間の相互作用を管理することにより、複雑で不安定なアーキテクチャを俊敏な統合ネットワークに変革します。Oracle Service Busは、極めて高いパフォーマンス、拡張性、および信頼性が重要な要件となるミッション・クリティカルなSOA環境に、標準ベースの統合を低コストでもたらします。
Oracle Service Busによって、企業はエンタープライズ・アプリケーション・ポートフォリオの価値を引き出すことができます。オンプレミスからクラウド、モバイル・デバイス、そして未来に至るまで、まったく新しい方法で既存の投資を活用することができます。
Oracle Service Busは、Oracle SOA SuiteおよびOracle API Managementのパフォーマンスと拡張性をさらにリードするソリューションです。
オラクルは、サービスとしての統合プラットフォーム(iPaaS)であるSOA Cloud Service(SOA CS)のリリース16.3.3において新たなサービス・タイプの統合アナリティクスを提供することを発表しました。これには、Real-Time Integration Business Insightやプレビュー版のBusiness Activity Monitoring(BAM)が含まれます。
Oracle Real-Time Integration Business Insightは、経営者が事前構成済みのダッシュボードを使用して、リアルタイムで自社の重要な指標をモニタリングできるようにします。この製品の差別化要素は、バッキング・データ・ソースの生データがデータベースなどの従来型ストアに格納されていなくても、こうした指標を抽出できることです。
ビジネス・ユーザーは、簡単な3ステップのプロセスで、ビジネス指標の定義、マッピング、モニタリングを実行できます。
最初のステップ:シンプルなブラウザベースのデザイナを使用してビジネス・モデルを作成します。このモデルは、マイルストーン、メジャー、ディメンションなど、ビジネスにとって重要な概念を定義します。
2番目のステップ:アプリケーション・サービスやコンポーネントに対してアーキテクトがモデルをマッピングし、通常のビジネス活動中にビジネスレベルの指標を抽出できるようにします。アーキテクトは、ブラウザに表示されるシンプルなアプリケーション構造を使用して、マッピングするサービスやコンポーネントを選択できます。
最後のステップ:モデルをアクティブ化します。これですぐに指標の収集が開始されます。関係者は、事前構成済みのダッシュボード、テーブル、レポートを使用して、指標の追跡を開始できます。経営者は自社の成功に特に重要な指標を優先させるために、ダッシュボードやレポートのカスタマイズもできます。
お客様はビジネス・アプリケーションのエンドユーザーが直接制御やカスタマイズができることを望んでいます。これを踏まえて、Oracle Real-Time Integration Business Insightでは、ビジネス・ユーザーが求める柔軟性も提供しています。
詳細: Oracle Real-Time Integration Business Insightの概要ビデオ、チュートリアル、ダウンロードなど、詳細については、Oracle Real-Time Integration Business InsightのOTNページを参照してください。
この新リリースには、バグの修正と以下の新機能が含まれます。
1.オラクル・アプリケーションとサードパーティ・アプリケーション用の新しいクラウド・アダプタ
2.運用機能の強化
3.BAMおよびReal-Time Integration Business Insightの機能強化
4.MFT機能のおもな強化点