BPELおよびWebサービスの使用によるSiebelのアカウント作成
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概要 | |
前提条件 | |
Siebel Call Centerへのログイン | |
インバウ ンドWebサービス向けWSDLの生成 | |
Siebel に顧客アカウントを作成するためのBPELプロセスの作成、デプロイおよびテスト | |
Siebel Call Centerへログインし、BPELプロセスによって作成された新規の顧客アカウントを表示 | |
まとめ |
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリー ンショットがロードし、表示されます。 (警告:すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続に よってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にあ るアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
Siebelアプリケーションは豊富なテクノロジ・スタック上に構築され、バージョン7.5.3か らWebサービスをサポートしています。 主要なWebサービス・サポートはバージョン7.8で導入され、バージョン8.0では、Customer Order Management向けの標準Webサービスを多数サポートするように拡張されました。 したがって、7.8以降のバージョンを使用している場合、通常は直接Webサービスを統合用に使用できます。 Oracle BPEL Process Managerは、Siebel v 7.8.2以降で認証されています。 このチュートリアルでは、Oracle BPEL Process Managerを使用してSiebelが生成したWSDLを消費し、インバウンドSiebel Account Web Service(またはSiebel Application Service Interface)を起動する方法を示します。
このチュートリアルを始める前に次の手順を完了してください。
1. |
Oracle SOA Suite 10g(10.1.3.1)をインストール済みであること。 このソフトウェアは、Oracle Technology NetworkのWebサイトからダウンロードできます。 |
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2. |
Oracle JDeveloper 10g(10.1.3.2)をインストール済みであること。 このソフトウェアは、Oracle Technology NetworkのWebサイトからダウンロードできます。 |
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3. |
Call CenterによりSiebel 7.8インスタンスへアクセスできること。 |
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4. |
SiebelAccount.xsdファイルへアクセスできること。 ファイルのリンクを右クリックしてコンテキスト・メニューから「対象をファイルに保存」を選択し、ファイルを任意の ローカル・ディレクトリにダウンロードして保存します。 このファイルは、本チュートリアルで使用します。 |
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5. |
チュートリア ル『Siebel Account Business ServiceでのインバウンドWebサービスの作成』に示された手順を実 行します。 |
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適切な資格証明を使用してSiebel Call Centerへログインします。 以下の手順を実行します。
1. |
次のURLを入力して、Siebel Call Centerにログインします(<hostname>をlocalhostまたは特定のホスト名に変更してください)。 このチュートリアルで使用するポート番号は7777ですが、お手元の設定/オペレーティング・システムでは異なる場合があります。 お手元の設定に適切なポート番号を使用してください。 http://<hostname>:<port#>/callcenter_enu/start.swe |
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2. |
Siebel Call
Centerへログインするには、システム管理者の資格証明を入力し、「ログイン」をクリックします。 この例では、次の値を使用します。
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3. |
Siebel Call Center Homeページが表示されます。 ホームページ上のSite Map(球形)アイコンをクリックすると、利用可能なサービスが表示されます。 |
このトピックでは、Siebelアカウントを公開するCustomer Accountと呼ばれるインバウンドWebサービスを選択し、そのためのWSDLを生成します。 それには、以下の手順を実行します。
1. |
「Administration - Web Services」リンクをクリックし、Webサービス用の 管理オプションを表示させます。 |
2. |
「Inbound Web Services」リンクをクリックし、提供されているWebサービスのリスト を表示させます。 利用可能なインバウンドWebサービスをすべて列挙したInbound Web Servicesスクリーンが表示されます。 |
3. |
Inbound Web Servicesのリストを下方向へスクロールし、Customer AccountWeb サービスを見つけます。 これは、Customer Accountという名前のSiebelアカウントを公開する提供済みのWebサービスです。 (このWebサービスは、このシリーズの前のOracle by Example(OBE)チュートリアル『Create an Inbound Web Service for Siebel Account Business Service』で作成します。) または、「Query」ボタンをクリックして、このWebサービスを見つけます。 問合せを実行するWebサービス名にCustomer Accountと入力し、「Go」を クリックします。 この問合せは、大文字と小文字を区別します。 この問合せによって、Customer Account Webサービスのエントリが表示されます。 |
4. |
「Clear Cache」をクリックして、キャッシュをリフレッシュします。 このタスクは、名前空間URLやWebサービス名の変更など、変更を行うたびに実行します。 |
5. |
ウィンドウを下方向にスクロールし、Customer Account Webサービスに対応するService PortおよびOperationsのセクションを確認します。 Transport(HTTP)およびAddressフィー ルド(URL)の値に注目してください。 Transportドロップダウン・リストから、MQやJMSなどの他の転送プロトコルやメソッドが利用可能なことが確認 できます。 |
6. |
Operationsセクションでは、3つのオペレーション(Insert、Query by IDおよびQuery By Example)がCustomer Account Webサービス向けに公開されていることに注目してください。 このチュートリアルでは、このCustomer Account WebサービスでInsertオペレーションを使用します。 本チュートリアルで後述するように、この情報はOracle JDeveloperを使用してBPELプロセスを作成しながらWSDLをインポートするために必要です。 |
7. |
Inbound Web Servicesセクションで、「Generate WSDL」ボ タンをクリックして、Customer Accountインバウンド・サービス用のWSDLファイルを生成します。 ブラウザ・ウィンドウに、生成したWSDLを表示させます。 |
8. |
ブラウザ・ウィンドウで、「File」→「Save As」を選択し、生成したWSDLファ イルをSiebelAccountInsertWS.wsdlとして保存します。 このWSDLファイルは、後でBPELプロセスの設計時に使用します。 |
このトピックでは、BPELプロセスの作成、デプロイおよびテストを実行します。 それには、以下の手順を実行します。
A | SiebelインバウンドWebサービスのメソッ ドを起動するBPELプロセスの作成およびデプロイ |
B. | Siebelとの統合のテスト |
このトピックでは、BPELプロセスを作成し、これをデフォルトのアプリケーション・サーバー接続 にデプロイすることを学習します。 以下の手順を実行します。
前提条件 | |
BPELプロセスの作成 | |
BPELプロセスのデプロイ |
以下の前提条件の手順を実行します。
1. |
Oracle SOA Suiteを起動します。 「スタート」→「すべてのプログラム」→ 「Oracle-SOA」→「Start SOA Suite」をクリックします。 |
2. |
Oracle BPELコンソールを起動します。 「スタート」→「すべてのプログラム」→ 「Oracle-SOA」→「Oracle BPEL Process Manager」→「BPEL Control」をクリックします。 |
3. |
ここで、Oracle JDeveloperを起動してBPELプロセスを設計します。 解凍先のルー ト・ディレクトリ(<jdev_home>)にあるOracle JDeveloper実行可能ファイル「jdeveloper.exe」 をダブルクリックします。 Migrate User Settingsダイアログ・ボックスが開いたら、「NO」をクリックします。 Tip of the Dayウィンドウを閉じます。 Oracle JDeveloper IDEが表示されます。 |
このタスクでは、Siebel顧客アカウント・サンプルの構造を含む.xsdファイルに基づいてBPELプロセスを作成します。 このファイルは、本チュートリアルの前の手順で抽出したものです。 このタスクを完了するには、次の手順を実行します。
BPELプロセスの作成 | |
パートナ・リンクの作成 | |
起動アクティビティのデプロイ | |
変換アクティビティの作成 | |
割当てアクティビティの作成 |
1. |
Oracle JDeveloperで、Applications Navigatorの「Applications」 ノードを右クリックし、コンテキストから「New Application」を選択します。 |
2. |
Create Applicationダイアログ・ボックスで、アプリケーション名をSiebelCust_WSと 入力し、「OK」をクリックします。 このアプリケーションは、後でこのチュートリアルで作成するBPELプロセスをホストします。 |
3. |
この時点では、関連するプロジェクトを作成しないでください。 Create Projectダイアログで「Cancel」 をクリックします。 |
4. |
アプリケーションSiebelCust_WSが、Applicationsウィンドウに作成されていることを確認します。 ここで、このアプリケーションの下に同期BPELプロセスを作成します。 このアプリケーションを右クリックし、「New Project」 を選択します。 |
5. |
New Galleryウィンドウで、「BPEL Process Project」を選択し、「OK」 をクリックします。 . |
6. |
BPEL Project Creation Wizardで、プロセス名を「SiebelCreateAccount」 と入力します。 テンプレートに「Synchronous BPEL Process」を選択します。 「Next」をク リックします。 . |
7. |
Input Schema Elementを選択するには、参照アイコンをクリックし、本チュートリアルの 前の手順でSiebelAccount.xsdファイルを保存したディレクトリへ移動し、ファイルを選択します。 この.xsdファイルは、Siebelで作成する必要のある顧客アカウントの構造に類似します。 . |
8. |
Type Chooserポップアップ・ウィンドウから「Type Explorer」を開き、Typeに 「SiebelAccount.xsd」を選択します。 「OK」をクリックします。 . 「Finish」をクリックします。 |
9. |
Application NavigatorウィンドウとSiebelCreateAccount.bpelプ ロセス設計ウィンドウで、ツリー構造を確認します。 |
このタスクでは、このチュートリアルの前の手順で、SiebelインバウンドWebサービスから作成されたWSDLファイルに基づく パートナ・リンクを作成します。 このタスクを完了するには、次の手順を実行します。
1. |
SiebelCustomerAccount.bpel設計ウィンドウのServicesセクション内で右クリックし、「Create Partner Link」を選択します。 |
2. |
パートナ・リンク名を「Siebel_BPEL」と入力します。 「Browse WSDL Files from Local File System」ボタンをクリックし、このチュートリアルの前の手順でSiebel Call Centerによって生成されたWSDLファイルを選択します。
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3. |
ローカル・ファイル・システムから、このチュートリアルの前の手順で保存した「SiebelCustomerAccount_80.wsdl」 ファイルを選択します。 「Open」をクリックします。 |
4. |
外部のWSDLの参照を試行しているというメッセージを受信したら、「Yes」をクリックします。 Partner Link Typeボックスの「Yes」をクリックし、Partner Linkタイプを作成する新規のWSDLファイルを作成します。 |
5. |
Partner RoleフィールドおよびMy Roleフィールドについて、「CustAccount_Role」 を選択します。 「Ok」をクリックします。 |
6. |
SiebelCreateAccount.bpelダイアグラム・ビューのServicesセクションに作成された Partner Linkを表示させます。 |
1. | BPEL Designerウィンドウから、「Component Palette」をクリックし、ド
ロップダウン・リストから「Process Activities」を選択します。
Process Activitiesリストから「Invoke」アクティビティをドラッグし、 SiebelCreateAccount.bpelダイアグラム・ビューのreceiveInputアクティビティの下にド ロップします。 |
2. |
Invoke_1アクティビティとSiebel_BPEL Partner Linkの間にリンクを作成します。 Invoke_1アクティビティからパートナ・リンクへリンク・アイコンをドラッグします。 この手順によって、.xsdファイルとBPELプロセスの変数の間に構造上の関係が確立されます。 |
3. |
ここで、起動アクティビティのプロパティを設定します。 起動アクティビティの名前を「Invoke_InsertSiebelAccount」 と設定します。 実行するオペレーションとして、「AccountInsert」を選択します。 Input Variableフィールドの隣の「Automatically Select the Input Variable」アイコンをクリックします。 表示されるデフォルトのGlobal変数を選択します。 「OK」をクリックしま す。 同様に、Output VariableについてデフォルトのGlobal変数を選択します。 「OK」をクリックし、Invokeアクティビティのプロパティの設定プロセスを完了させます。 設定を確認します。 |
1. | BPEL Designerウィンドウから、「Component Palette」をクリックし、ド
ロップダウン・リストから「Process Activities」を選択します。 Process
Activitiesリストを下方向へスクロールし、Transformアイコンを見つけます。
Process Activitiesリストから「Transform」アクティビティをドラッグし、 SiebelCreateAccount.bpelダイアグラム・ビューのreceiveInputアクティビティとInvoke_InsertSiebelAccountア クティビティの間にドロップします。 このアクティビティによって、値が入力変数に割り当てられます。 |
2. |
「Transform」アクティビティをダブルクリックして、入力変数のプロパティを設定します。 Target Variableに「Invoke_InsertSiebelAccount_InputVariable」を選択します。 Target Partに表示される値がpayloadに変わったことを確認します。 Transformウィンドウのエラー表示は無視します。 このエラー表示は、アクティビティの検証後に消えます。 Target Partから「SiebelMessage」をクリックします。 この手順により、SiebelMessageにpayloadが割り当てられます。 「Apply」をクリックします。 |
3. |
Transformation_1.xslダイアグラム・ビューで、ソース・アカウントおよびターゲット・ アカウントから表示されるペイロード構造を確認します。 Targetセクションで、「ns1:ListOfAccountInterface」 ノードを1レベルずつ開き、ns:Accountノードを確認します。 ここで、ソースの入力変数とターゲットの入力変数の間にマッピングを作成します。 このタスクを実行するには、ソースの「SiebelAccount」 変数をポイントし、これをドラッグしてターゲット変数ns1:Accountへマッピングします。 Auto Map Preferenceポップアップ・ウィンドウで、Match Elements with Exact Namesオプションが選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。 ソース入力変数とターゲット入力変数の間にマッピングが作成されたことを確認します。 ターゲット変数を開いて、フィールドごとのマッピングを表示できます。 |
4. |
すべての変更を保存します。 SiebelCreateAccount.bpelダイアグラム・ビューを アクティブ化します。 「Validate Process」ボタンをクリックし、変換を検証します。 「OK」をクリック し、Transformウィンドウの変換プロセスを完了します。 |
1. | BPEL Designerウィンドウから「Component Palette」をクリックし、ドロッ
プダウン・リストから「Process Activities」を選択します。 Process
Activitiesリストをスクロールし、Assignアイコンを見つけます。
Process Activitiesリストから「Assign」アクティビティをドラッグし、 SiebelCreateAccount.bpelダイアグラム・ビューのInvoke_InsertSiebelAccountアクティ ビティとreceiveOutputアクティビティの間にドロップします。 このアクティビティによって、値が起動出力変数に割り当てられます。 |
2. |
「Assign」アクティビティをダブルクリックし、出力変数のプロパティを設定します。 Assignウィンドウで、次の情報を入力します。 Generalタブで、アクティビティの名前にCopyOutputを割り当て、「Apply」 をクリックします。 |
3. |
Copy Operationタブで、「Create」をクリックしてCreateオプショ ン・ウィンドウを表示させ、ドロップダウン・リストから「Copy Operation」を選択します。 Fromセクションで、「Process」→「Variables」→「Invoke_InserSiebelAccoutn_AccountInsert_OutputVariable」 →「SiebelMessage」→「ns3:ListOfAccountInterface」→「ns3:Account」 変数を開き、「ns3:AccountId」変数を選択します。 これはソース出力変数で、この値はターゲット出力変数にコピーされます。 注:NSの隣の数字は、お手元のインスタンスでは異なる場合があります。 Toセクションで、「Process」→「Variables」→「OutputVariabl」 →「payload」→「client:SiebelCreateAccoutnProcessResponse」→「client:result」 ノードを開きます。 Create Copy Operationウィンドウで「OK」をクリックします。 Assignウィンドウで「OK」をクリックし、割当てプロセスを完了します。 すべての変更を保存します。 |
このトピックでは、BPELプロセスのデプロイ先のApplication ServerおよびIntegration Serverへの接続を作成し、そのプロセスをテストします。 それには、以下の手順を実行します。
a. | Application ServerおよびIntegration Serverへの接続の作成 |
b. | BPELプロセスのIntegration Serverへのデプロイ |
c. | Oracle BPEL Controlによるデプロイのテスト |
a. Application ServerおよびIntegration Serverへの接続の作成
このタスクでは、BPELプロセスのデプロイ先であるIntegration Serverへの接続を作成します。 これには、Oracle SOA SuiteがインストールされているApplication Serverへ作成された接続を必要とします。
1. |
BPEL Designerで、「Connections Navigator」タブを選択します。 「Application Server」を右クリックし、「New Application Server Connection」を選択します。 Welcomeページで「Next」をクリックします。 |
2. |
Connection Nameに「iAS10g」と入力し、Connection Typeのドロップダウン・リストから「Oracle Application Server 10g 10.1.3」を選択します。 「Next」 をクリックします。
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3. |
接続用のユーザー名とパスワードを入力します。 これらの値は、Oracle SOA Suiteサーバーのインストール中に入力済みのものです。 このチュートリアルでは、これらの値はそれぞれoc4jadminとwelcome1に 設定されています。 「Next」をクリックします。 |
4. |
使用するOracle SOA Suiteに適したホスト名、OC4Jインスタンス名およびOPMNポート番号値を指定します。 「Next」をクリックします。 |
5. |
「Test Connection」ボタンをクリックし、結果の表示を待ちます。 次のスクリーンショットに示すように、結果には接続が成功したことが表示されます。 接続に失敗した場合は、Application Serverの設定を調整し、接続を再テストします。 テストが成功したら、「Finish」をクリックします。 |
6. |
BPEL Designerで、「Connections Navigator」タブを選択します。 「Integration Server」を右クリックし、「New Integration Server Connection」を選択します。 Welcomeページで「Next」をクリックします。 |
7. |
Connection NameにSOAConnectionを入力します。 「Next」 をクリックします。 |
8. |
Application Serverを上記の手順2で使用した名前に設定し、Host Nameを使用するインストールに適するように設定します。 ポート番号は、このチュートリアルでは8888に設定されています。使用するSOAサーバーの設定された値を確認し、同じ値をここで提供する必要がありま す。 「Next」をクリックします。 |
9. |
「Test Connection」ボタンをクリックし、結果の表示を待ちます。 次のスクリーンショットに示すように、結果には接続が成功したことが表示されます。 接続に失敗した場合は、Application ServerおよびHost名の設定を調整し、接続を再テストします。 テストが成功したら、「Finish」をクリックします。 この手順では、前の手順で作成したBPELプロセスのデプロイ先のIntegration Serverへの接続を作成しました。 |
b. BPELプロセスのIntegration Serverへのデプロイ
このトピックでは、BPEL Process SiebelCustomerAccount.bpelをIntegration Server SOAConnectionへデプロイします。 このタスクを完了するには以下の手順を実行します。
1. |
Application Navigatorウィンドウで、「SiebelCustomerAccount.bpel」 ノードを選択して右クリックします。 表示されるメニュー・オプションから、「Deploy」→「SOAConnection」→ 「Deploy to a default domain」を選択します。 |
2. |
Message Logウィンドウで、次のスクリーンショットのように、デプロイの成功を示すメッセージを 確認します。 デプロイの失敗を示すメッセージを受信した場合は、BPELプロセスにエラーがないかを確認し、アプリケーションを再デプ ロイします。 |
c. BPEL Controlの使用によるデプロイ済みBPELプロセスのテスト
この手順では、Oracle BPEL Controlによって、本チュートリアルで作成したBPELプロセスをテストし、詳細を入力して顧客アカウントを挿入します。 以下のタスクを実行します。
1. |
「スタート」→「すべてのプログラム」→「Oracle-SOA」→「Oracle BPEL Process Manager」→「BPEL Control」を選択してBPEL Controlを開きます。 |
2. |
ブラウザ・ウィンドウで、Oracle SOA Suiteのインストール中に設定したユーザー名とパスワードを入力します。 このチュートリアルでは、ユーザー名にoc4jadmin、 パスワードにwelcome1が使用されています。 |
3. |
DashboardのDeployed BPEL Processesリストから「SiebelCustomerAccount」 をクリックします。 |
4. |
Payloadセクションで、1つのSiebel顧客アカウント用の詳細を入力します。 「Post XML Message」ボタンをクリックします。 このプロセスによって、Siebel顧客アカウントが挿入され、必要な場合に顧客アカウントの問合せに使用できる一意の識別子が返されます。 |
5. |
前の手順で作成された顧客アカウントに返される一意の識別子を確認します。 |
このチュートリアルで学習した内容は、次のとおりです。
Siebel Call CenterからのWSDLファイルの生成 | ||
Siebel顧客アカウントを挿入するためのBPELプロ セスの作成、デプロイおよびテスト |