このチュートリアルでは、Oracle WebLogic
Scripting Tool(Oracle WLST)を使用して、コマンドラインからOracle WebLogic
Serverを管理する基本的な方法について説明します。
約15分
このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
概要 | |
シナリオ | |
前提条件 | |
Oracle WLSTを使用した管理サーバーの起動 | |
まとめ | |
関連情報 |
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットがロード し、表示されます。 (警告:すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にあ るアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
このチュートリアルでは、Oracle WebLogic Scripting
Toolについて説明します。 基本的なコマンドの使用や、コマンドラインを使用したサーバー・プロパティの変更について学習します。
Oracle
WLSTユーティリティを使用すると、コマンドラインからサーバー監視を実行できます。
また、サーバーの停止、サーバー属性の変更、ドメインの設定も実行できます。
このチュートリアルを始める前に、次のチュートリアルをあらかじめ完了しておく必要があります。
1. |
Oracle WLSTを開始して管理サーバーを起動するには、以下の手順を実行します。
1. |
ターミナルを開き、Oracle WebLogic Serverをインストールした場所の/wlserver_10.3/server/binディ レクトリへ移動します。
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2. |
setWLSEnvスクリプトを使用して、 Oracle WLSTに必要な環境を設定します。 たとえば、Linuxの場合は次のようになります。
source setWLSEnv.sh
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3. |
プロンプトに次のコマンドを入力して、Oracle WLSTを開始します。
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4. |
WLSTプロンプトに次のコマンドを入力して、管理サーバーを起動します。
必要に応じて、引数のサンプル値を使用するドメイン環境に応じた値に置き換えてください。
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コマンドラインから実行中のサーバーを更新するには、以下の手順を実行します。
1. |
WLSTプロンプトに次のコマンドを入力して、実行中の管理サーバーに接続します。 必要に応じて、引数のサンプル値を使用するドメイン環境に応じた値に置き換えてください。
ヒント:ここで入力する資格証明には、管理サー バーへアクセスできるものを使用します。 ヒント:とくに指定していない場合、デフォルト・プロトコルは't3'になります。
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2. |
次のコマンドを使用して、編集モードに変更します。
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3. |
次のコマンドを使用して、使用するサーバーのログ・ディレクトリに移動します。
注:使用する管理サーバー名で
SERVER_NAMEを置き換えてください。 |
4. |
次のコマンドを使用して、編集セッションを開始します。
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5. |
次のコマンドを使用して、管理サーバーのログ・ファイルのFileCountプロパティを8に設定し、サーバー・プロパティが変更され
たことを確認します。
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6. |
次のコマンドを使用して、変更を保存し、アクティブ化します。
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1. |
WLSTプロンプトで、次のコマンドを入力します。
停止コマンドは、デフォルトで接続中のサーバーを停止します。
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このレッスンで学習した内容は、次のとおりです。
Oracle
WLSTの開始 |
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Oracle
WLSTへのログイン |
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Oracle WLSTを使用した管理サーバーの起動 | ||
Oracle
WLSTを使用したOracle WebLogic MBean階層のナビゲート |
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Oracle
WLSTを使用したリソース・プロパティの変更 |
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Oracle
WLSTを使用した管理サーバーの停止 |
WebLogic Serverについて、詳しくはOTN WebサイトでそのほかのOBEを参照してください。 |