Oracle Advanced Compressionは、ストレージのコストを削減すると同時にパフォーマンスを改善するデータベース圧縮の機能を備えています。リレーショナル(表)、非構造化(ファイル)、索引、Data Guard REDO、ネットワーク、Oracle Recovery Manager(Oracle RMAN)バックアップをはじめ、あらゆるタイプのデータで組織のデータベース記憶域のフットプリント全体が縮小するとともに、メモリとネットワーク帯域幅を含めて、データベース・インフラストラクチャのあらゆるコンポーネントのパフォーマンスも向上します。
Oracle Advanced Compressionを活用して、データベース記憶域全体を2分の1以下に削減。実装の進行中も、混乱はほぼ生じませんでした。
アプリケーション・データベースの合計データ・サイズを削減することにより、既存のデータベース記憶域の使用効率が高まり、以後のサイズ増大のペースも抑えられます。
圧縮機能がデータベースに組み込まれているため、圧縮済みのデータと索引をメモリから直接読み取ることができます。
Oracle Databaseの圧縮では、読取り操作への悪影響が生じません。メモリを追加することなくデータの保存容量が増加するため、データベースのバッファ・キャッシュの効率が向上します。
Oracle RMANバックアップの実行中も、圧縮済みのデータは引き続き圧縮されたままであり、リカバリ前に解凍する必要がありません。つまり、バックアップ・ストレージが必要になる可能性は低くなり、バックアップとリストアの所要時間も短くなります。
Oracle Advanced Compressionでは、Oracle RMANバックアップ圧縮について、LOW、MEDIUM、HIGHの3つのレベルを指定できます。ストレージの節減量はLOWからHIGHの順に大きくなり、通常、CPUリソースの使用量はOracle RMAN基本圧縮の場合よりも少なくなります。
Advanced Network CompressionはSQLネットワーク・データ圧縮とも呼ばれ、転送中にネットワーク・データを圧縮してネットワーク・トラフィックを削減します。
Data Guard REDO転送サービスによって、REDOデータがスタンバイ・サイトに転送されます。REDOデータは、Oracle Advanced Compressionで圧縮された後、圧縮済みのまま転送されます。これにより、ネットワーク帯域幅の消費量とREDOデータの転送時間がいずれも小さくなります。
オラクルのデータベース圧縮機能がデータベースに組み込まれているため、アプリケーションに変更を加えることなくOracle Advanced Compressionを実行できます。
数々の組織がOracle Advanced Compressionを活用し、アプリケーションのクエリー・パフォーマンスを最大限の水準に維持しながら、データの増大に効率的に対処し、データベース記憶域の関連コストを最小限に抑えています。
アプリケーションの全面的な透過性が確保されているため、COTSアプリケーションでOracle Advanced Compressionを使用する場合も、アプリケーションやSQLに変更を加える必要がありません。
Oracle Advanced CompressionをOracle E-Business Suiteと併用して、Suguna Foodsがどのようにストレージ容量の60 %増加と32,700米ドルものコスト削減を果たしたのかをご覧ください。
あらゆる規模のカスタムOLTPアプリケーションとデータウェアハウス・アプリケーションにおいて、確実な圧縮とクエリー・パフォーマンスの改善という大きなメリットを得られます。
データ・ライフサイクル管理では、経時的なデータ・アクセスの状況を把握し、データの最新の使用状況に基づいて、データベースの圧縮とデータベース記憶域の階層化を最適化できます。
Oracle Advanced Compressionを活用して、Yapı Kredi Bankがどのようにデータ・ライフサイクル管理で生じる管理の所要時間とコストを縮小したのかをご覧ください。
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