Oracle SQL Developerには、強力で活発なコミュニティがあります。SQL Developer Data Modelerフォーラムでは、オラクルの開発者やコミュニティのメンバーと意見を交換できます。このフォーラムでは、ブログを見つけ、フォローすることによって最新のニュースを入手できます。

方針説明

Oracle SQL Developer Data Modelerは、エンティティ・リレーションシップ・ダイアグラム（ERD）、リレーショナル（データベース・デザイン）、データ・タイプ、多次元モデリングなど、さまざまなデータとデータベースのモデリング・ツールとユーティリティを備えた無料のスタンドアロン製品で、完全なフォワード・エンジニアリングとリバース・エンジニアリングおよびDDLコード生成が可能です。Data Modelerは、さまざまなソースやターゲットとの間でインポートとエクスポートを行い、さまざまなフォーマット・オプションを提供し、事前定義された一連の設計ルールを通じてモデルを検証します。

Oracle SQL Developer Data Modelerは、サポートされている任意のOracle Databaseに接続でき、プラットフォームに依存しません。

この製品は2009年7月1日に始めてリリースされました。現行の製品リリースであるOracle SQL Developer Data Modeler 20.3は、評価版をOTNで入手できます。

SQL Developer Data Modeler 20.3

Oracle SQL Developer Data Modeler 20.3には、オープンソースのソースコード管理ツールであるSubversionの統合サポートが追加され、これによってバージョン管理がサポートされます。さらに、Oracle SQL Developer Data Modelerの今回のリリースには、以下の機能が含まれます。

同じ設計で同時に複数のユーザーが作業するための緊密に統合されたSubversionバージョン管理により、連携アクセスを促進

CA ERWin Data Modeler 7.3からのインポート

Oracle Database 11gの機能サポートの強化

パッケージと各機能のサポートを含む、データベース機能の一般的なサポート追加

レポート・リポジトリにエクスポートするオブジェクトとプロパティの数を拡張することにより、レポート・リポジトリのサポートを強化

複数のオープン設計のサポート

カスタム設計ルールと変換のサポート（JSR-223）

Oracle Designerからのインポートの拡張サポート

組込みレポート

今後のリリース

次の機能は、今後リリースが予定されています。

新しいSQL Developer Query Builderの統合

追加のサードパーティ製データベースのサポート

MySQL

TimesTen

Sybase

SQL Server 8

描画とレイアウトの機能強化

製品UIの充実した翻訳

プロパティ・ダイアログの更新

多次元モデルのサポート強化

ユーザー定義プロパティによるメタデータ拡張

設計とモデル用のテンプレート提供

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。オラクルの製品について記載されている機能の開発、リリース、時期については、弊社の裁量により決定されます。