Spatial Studioマップ

Spatial Studioは、オンプレミスのOracle Autonomous Database、Oracle Database Cloud ServiceおよびOracle Databaseで使用可能なWebベースの無料ツールです。

クラウドまたはオンプレミスのOracle Databaseのお客様は、Oracle DatabaseおよびOracle Spatial StudioのSpatial機能を使用できます。

Autonomous DatabaseおよびComputeインスタンスを無料で利用できるOracle Cloud Free Tierにより、Spatial Studioを無料で試すこともできます。

注意: Spatial Studioには下位互換性があります。そのため、お客様のデータベース・バージョンをサポートする最新リリースを常にご利用ください。

Oracle Cloud MarketplaceでのSpatial Studioアプリケーションの使用

Oracle Cloud Marketplaceは、Oracle Autonomous DatabaseとOracle DB Cloud Serviceを使用して、Spatial Studioをクラウドにデプロイするための最もシンプルで簡単な方法を提供します。

アプリを入手するには、Oracle Cloud Marketplaceにアクセスしてください。

オンプレミス導入のためのクイック・スタートの使用

Spatial Studioは、Oracle Technology Network License Agreementに基づき、試用、開発およびテスト目的で、Javaアプリケーションとして無料で使用できます。

導入

Oracle Technical Resources (旧OTN)からSpatial Studioクイック・スタートをダウンロード

技術要件

  • SpatialがインストールされているOracle Database 19c+ (注: Spatialはデフォルトでインストールされています)
  • 64ビットJDK8 (更新181以降) およびJDK 11のみ
  • 必要なDB権限: CONNECT、CREATE SESSION、CREATE TABLE、CREATE VIEW、CREATE SEQUENCE、CREATE PROCEDURE、CREATE SYNONYM、CREATE TYPE、CREATE TRIGGER
  • ホストされた背景マップおよびジオコーディング・サービスにアクセスするためのパブリック・インターネット接続
  • 最低1.5GBの空きメモリ、合計8GBのメモリ

インストールと構成

  1. こちらに移動し、最新のOracle Spatial Studio - クイック・スタートのダウンロード・リンクをクリックします

  2. Oracle Software Cloud Delivery (別名eDelivery) に移動します。契約条件に同意し、Spatial_Studio_<version>_QS.zipのzipをダウンロードします

  3. 解凍すると、Oracle_Spatial_Studioという名前のディレクトリが作成されます。

  4. JAVA_HOME環境変数がシステム上に存在し、Java SE Development Kit 8u181以降の完全なJDKインストールを指していることを確認します。

  5. ポート4040がほかの (Web) アプリケーションで使用されていないことを確認します。(Spatial Studioに別のポートを使用させることもできますが、StudioのデフォルトのHTTPSポートは4040です。)

  6. コマンド・ウィンドウ (Windows) またはターミナル (LinuxまたはMac) から、Oracle_Spatial_Studioディレクトリ (cd) に移動します。このディレクトリには、いくつかの.batまたは.shファイルが含まれています。

  7. start.shまたはstart.batを使用してアプリケーションを起動します。(LinuxまたはMacでは、最初にコマンドchmod u+x *.shを実行して、.shファイルが実行可能であることを確認する必要がある場合があります)

    ターミナルまたはコマンド・ウィンドウは閉じないでください。

  8. ブラウザで、次のURLに移動します:https://localhost:4040/spatialstudio

    このページではログインが必要です。また、クイック・スタートでは自己署名 SSL 証明書を使用しているため、ブラウザにセキュリティ例外を追加する必要があります。クイック・スタート・フォルダにあるREADME.txtファイルで、ログイン手順およびログインIDの変更方法などを確認します。Spatial Studio クイック・スタートを使用する場合は、以下の点にご注意ください。

  • デフォルトのポートは4040ですが、Oracle_Spatial_Studioのファイルconf/server.jsonを編集することで変更できます。変更後、アプリケーションを再起動する必要があります。
  • Spatial Studioクイック・スタートでは、構成ファイルconf/jetty-realm.propertiesに事前定義済のWebユーザー・ログイン・アカウントがいくつか用意されています。ダウンロードしたクイック・スタートを解凍したら、パスワードをすぐに変更してください。Spatial Studio クイックスタートは個人使用を目的としているため、エンドユーザーアカウントのパスワードは暗号化されていません。ただし、Spatial Studioメタデータ・スキーマへのログインに使用されるパスワードやデータベース・スキーマへのユーザー作成の接続に使用されるパスワードなど、他のすべてのパスワードは、すべて強力に暗号化されています。
  • アプリケーションを停止するには、2つ目のターミナルまたはコマンド・ウィンドウを起動して、同じOracle_Spatial_Studioフォルダに移動し、stop.batまたはstop.shスクリプトを実行することをお薦めします。

詳細については、ドキュメントを参照してください。

Java EEデプロイメントの使用

技術要件

  • SpatialがインストールされているOracle Database 19c+ (注: Spatialはデフォルトでインストールされています)
  • 64ビットJDK8 (更新181以降) およびJDK 11のみ
  • WebLogic 12.2.1.3+
  • 必要なDB権限: CONNECT、CREATE SESSION、CREATE TABLE、CREATE VIEW、CREATE SEQUENCE、CREATE PROCEDURE、CREATE SYNONYM、CREATE TYPE、CREATE TRIGGER
  • ホストされた背景マップおよびジオコーディング・サービスにアクセスするためのパブリック・インターネット接続

デプロイメント

  • Oracle Service Delivery Cloud (OSDC)またはOracle Technical Resources (旧Oracle Technology Network) からSpatial Studio Java EEアプリケーション・アーカイブEARファイルをダウンロードします
  • Java Cloud Serviceまたはオンプレミス環境で、標準のWebLogic Server(WLS)アプリケーションのデプロイを実行します
  • WLSで認識されているユーザーは誰でもSpatial Studioにアクセスできます (Java EEユーザー、SSOユーザーなど) 。
  • 管理者グループのWLSユーザーは、Spatial Studioにログインすると管理者ロールが付与されます。

詳細については、ドキュメントを参照してください。

    Spatial Studioに関するよくある質問

    すべて開く すべて閉じる
  • Spatial Studioを試すにはどうすればよいですか?

    Spatial Studioは、Oracle Technology Network License Agreementに基づき、試用、開発およびテスト目的で、Javaアプリケーションとして無料で使用できます。Oracle Autonomous Database (ADW、ATP共有) および任意のOracle Database XEバージョン18c以上で使用できます。Spatial Studioクイック・スタートは事前に実装されているため、すぐにダウンロードして解凍し、実行できます。スタート・ガイドを参照してください。

  • Spatial Studioのライセンスは別途必要ですか?

    いいえ。Premier SupportまたはExtended Support付きのOracle Database EE、Oracle Database SE2、およびOracle Database Cloud Service (すべてのエディション) のすべてのライセンス付きユーザーは、Oracle Spatial and Graph (OSG) の機能を使用するためのライセンスが付与されています。

  • Spatial Studioを実行するための技術要件は何ですか。
    • SpatialがインストールされているOracle Database 19c+ (注: Spatialはデフォルトでインストールされています)
    • WebLogic 12.2.1.3+

    スタート・ガイドを参照してください。

  • Spatial Studioはどこで入手できますか。
  • Spatial Studioはどのようにデプロイされますか。
    • Spatial Studioは、Oracle Cloud Marketplaceにデプロイできます。
    • Spatial Studioは、標準のJava EEアプリケーション・アーカイブとしてデプロイすることもできます。スタート・ガイドを参照してください。
  • Oracle Cloud MarketplaceからSpatial Studioをインストールする手順を説明した無料のオンデマンド・ワークショップはありますか?
  • Spatial Studio のセルフサービス空間分析およびビジュアライゼーション機能について学習できる無料のオンライン・チュートリアルはありますか?

    はい。Oracle Spatial Studioの概要ワークショップを参照してください。

  • Spatial Studioの新リリースはどのくらいの頻度で行われますか?

    Spatial Studioの更新は四半期ごとにリリースされる予定です。

  • Spatial Studioを使用するにはSpatialまたはGISの知識が必要ですか?

    いいえ。Spatial Studio は、GIS や Spatial の知識を持たないビジネス・ユーザーを対象に設計されたセルフサービス・アプリケーションです。Spatial Studioは、ビジネス・アナリストおよびGIS以外の開発者がOracle Databaseの空間機能を使用し、アプリケーションやワークフローに空間分析を組み込むことができるように設計されています。コーディングは必要ありません。

  • SpatialまたはGISの知識を持つ開発者の場合、Spatial Studioを使用することで何かメリットがありますか?

    はい。Spatial Studioは、Oracle Databaseの空間機能にアクセスするためのシンプルなユーザー・インターフェイスを提供し、空間フィルタリング、集約、変換、計算を実行します。空間分析を作成する際には、今後のSQL開発のブループリントとして使用するために生成されるSQLを確認することができます。また、データセットと分析結果は、プログラムによる統合のためにRESTエンドポイントとして公開されます。さらに、分析結果を含むインタラクティブなマップのビジュアライゼーションは、埋め込み可能なWebコンテンツとして他のアプリケーションに統合することができます。

  • Spatial Studioで使用できるデータ・ソースを教えてください。

    Spatial Studioは、Oracle Databasesからデータを読み取ります。Spatial Studioでは、Excelスプレッドシート、GeoJSONファイルおよびShapefilesからOracle Databaseにデータをアップロードすることもできます。追加のデータ・ソースおよびアップロード形式のサポートは、今後のリリースで予定されています。

  • Spatial Studioでは、どのようなタイプのビジュアライゼーションがサポートされていますか。

    Spatial Studioでは、データをマップおよび表として可視化できます。今後のリリースでは、さらに多くのビジュアライゼーションが追加される予定です。

  • 同じプロジェクトに複数のビジュアライゼーションを使用できますか。

    はい。1つのプロジェクトに複数のマップまたは表(あるいはその両方)を含めることができます。

  • Spatial Studioでは、どのような背景マップ・スタイルが提供されますか。

    Spatial Studioには、HEREデータおよび3つのOpenStreetMapスタイル(OSM Bright、PositronおよびDark Matter)に基づいたWorld Mapが用意されています。これらのマップには、パブリック・インターネット・アクセスが必要です。

  • 内部マップ・サービスなど、異なる背景マップを使用できますか?

    管理者はコンソールでカスタム・ベースマップを作成または登録できます。その後、すべてのSpatial Studioユーザーが、それをマップ・ビジュアライゼーションで使用できるようになります。このようなベースマップが社内でホストされている場合、パブリック・インターネット・アクセスは必要ありません。

  • データには、オラクルの空間データタイプを含める必要がありますか?

    いいえ。Spatial Studioは、住所や緯度/経度座標を含むあらゆるデータに対応しています。

  • Spatial Studioは、データベースに格納されたGeoRasterデータをサポートしていますか?

    はい。Spatial Studio 20.1+ではGeoRasterイメージを可視化できます。ただし、ラスター代数および関連するラスター・データ分析はサポートされていません。この機能は、Spatial Studio 19.2.1では使用できません。

  • Spatial Studioで使用されるジオコーダは何ですか。

    デフォルトでは、Spatial StudioはOracle Maps Cloud Serviceを使用します。Oracle Spatial Java EE Geocoderの独自のインスタンスを使用することもできます。

  • Spatial Studioでは、ジオコーディングされた結果を修正できますか?

    はい。Spatial Studioでは、データの不整合によるジオコーディングの問題が強調表示されるため、ユーザーはこれを修正できます。

  • ジオコーディングはどの国々でサポートされていますか?

    中国、日本、韓国を除くすべての国でサポートされています。一部の国や地域では、ジオコーディングの対象範囲が100%でない可能性があります。

  • Spatial Studioは、他の形式の地理的エンリッチメントをサポートしていますか。

    今後のリリースでは、エンリッチメント機能(階層、場所名など)が追加される予定です。

  • RESTを使用してSpatial Studio分析の結果を公開できますか。

    はい、データセットおよび空間分析結果に対してRESTエンドポイントが自動生成されます。

  • Spatial Studioは、Spatial Map Visualization Component(旧称MapViewer)に代わるものですか?

    いいえ。Spatial Map Visualization Componentは、JavaScriptに精通した開発者向けです。Spatial Studioはセルフサービス・アプリケーションです。

  • Spatial StudioはOracle Analytics Cloudに含まれていますか?

    いいえ。Spatial Studioは、Oracle Database製品ファミリーの1つです。

  • Spatial Studioの結果をOACと統合できますか。

    はい。Spatial Studioの分析結果はデータベース・ビューとして保持でき、OACからアクセスできます。また、空間データをGeoJSONとしてエクスポートし、OACでカスタム・マップ・レイヤーとして使用することも可能です。