Oracle Utilities Customer Information Systems(CIS)

Oracle Utilities Customer Cloud Service(SaaS)およびOracle Utilities Customer to Meter(オンプレミス)では、業界をリードするメーターデータ管理、カスタマケア、および請求機能が単一の統合ソリューションにまとめられており、現在の公益事業者のカスタマケア業務をサポートします。


オラクル製品を活用して、顧客関連業務に変革をもたらす方法について詳細をご確認ください。

Oracle Utilities Customer Platform

Oracle Utilitiesのカスタマー・プラットフォームは、共有データベースとテクノロジー・スタックの利点を備えた、統合された測定、カスタマー・サービスおよび請求管理プラットフォームをユーティリティ企業に提供します。その結果、真に統合され、自動化され、インテリジェントな顧客対応業務が実現します。

サービスとしてのソフトウェア(SaaS)

単一の直感的なユーザー・インターフェイスにより、コールセンターのエージェントは、測定や支払い、および顧客ニーズを完全に把握できます。また、適切な情報を適切なコンテキストで表示することで、より効率的で一貫性のある包括的な顧客ケアを実現します。

パーソナライズされたサービスの提供

統合されたメーター、アカウント、サービス、通信データから得られるインサイトに基づいて、顧客に最適なプログラム、製品、次のアクションを推奨します。

電話対応時間の短縮

自動化されたワークフローと簡単に設定可能なプロセス・ウィザードを備えたインテリジェントなエージェント・ポータルは、正確性を確保し、効率を向上させ、新人エージェントもベテランエージェントも顧客により良いサービスを提供できるようにします。

手動プロセスの自動化

サービス・オーダー管理、運用デバイス管理、およびOracle FinancialsやCXソリューションとのネイティブ統合のための組み込みモジュールにより、組織全体のビジネス・プロセスを簡単に自動化できます。これにより、手作業が軽減され、カスタマーサービスが強化されます。


カスタマー・エクスペリエンスの向上

従来のCISソリューションは、最新のカスタマー・エクスペリエンスを実現するために設計されていません。その点、Oracle Utilities Customer Platformは、接続性、自動化、およびインテリジェンスを中心に添えた設計となっており、カスタマー・エンゲージメント目標を達成するための基盤を築くことができます。

顧客を理解する

利用状況、アカウント履歴、コミュニケーションのプリファレンスなどを通じて、顧客を包括的に理解することができます。これらはすべて、単一のカスタマー・エージェント・デスクトップで利用可能です。

チャネルをまたいで接続

顧客の好みのチャネルやタイミングに合わせてコミュニケーションやエンゲージメントを調整し、顧客が選択した場所で顧客にアプローチします。ウェブ、モバイルアプリ、SMS、Eメール、セルフサービス、チャット、電話で、同期された一貫性のあるブランド・エクスペリエンスを提供します。

インサイトに基づく提案と積極的な推奨

機械学習(ML)とインテリジェントなインサイトにより、エージェントとの電話やデジタル・コミュニケーションを通じて、顧客に推奨事項を簡単に提供できます。

使い安いセルフサービスを実現

アカウント管理、開始/終了/移行手続き、支払い、アポイントメント設定などの一般的なアクティビティに、顧客がセルフサービスを活用できるようにします。また、これらのアクティビティは、データベースにリアルタイムで反映されます。


主要アカウント管理

Oracle Utilitiesの顧客プラットフォームを使用すると、商工業顧客やその他の重要なアカウントに対して、価値の高いサービスと詳細な請求書を簡単に提供できます。

ビジネスパートナーとしての信頼を勝ち取る

主要顧客が成功するために必要なツールを提供します。主要アカウントに特化したツールとチャネルにより、最も重要な収益源を獲得するために必要な、きめ細やかなケアと的を絞ったコミュニケーションを提供することができます。

複雑かつカスタマイズされた請求

手作業のプロセスを減らしながら、主要アカウントのニーズに合わせて請求と支払いを調整します。強力な料金・請求エンジンは、複雑な請求計算をサポートするだけでなく、直感的なインターフェイスを通じて、ユーザーが簡単に料金や計算を構築、テスト、カスタマイズできるようにします。


複雑な請求処理

世界中の市場および規制環境においてユーティリティ企業から信頼されている請求エンジンを使用して、請求処理を簡単かつ正確に行えます。コーディングやスクリプトを必要とせずに、新しい料金を簡単に構成、テスト、導入し、計算ルールを管理できます。

料金管理

便利なポイントアンドクリック構成ツール(コーディング不要)と、家庭用、商業用、卸売市場の料金計算にすぐに対応できる機能により、複雑な料金計算を簡単に処理できます。


メーターからより多くの価値を

組込みのメーター・データ管理により、メーターと顧客データを共有データベースにまとめることで、業務を改善し、カスタマー・エクスペリエンスを向上させ、現在および将来のスマートメーター投資に必要な柔軟性を提供します。

お客様のAMI戦略に合わせた柔軟性

スマートメーターの導入は進んでいますか?それともまだ開始されていませんか?問題ありません。高度なメーター・インフラストラクチャ(advanced metering infrastructure:AMI)を成功させるための基盤を築きながら、今すぐ顧客業務を改善しましょう。スマートメーターの取り組みが進むにつれ、高度なメーター機能が組み込まれ、実装の準備が整います。

スマートメーターの導入を強化

メーター・プログラムの初日から価値を得ることができます。不具合のあるメーターに迅速にフラグを立てることで、現場作業員が配備地域を離れる前に修理を行うことができます。

組込みのデータ可視化機能を使用して、基本的なメーター・メトリックの枠を超え、導入パフォーマンスの傾向を確認することで、診断をさらに深めることができます。組込みのサービス・オーダー管理を活用して、フラグから修正までの修理を自動化します。

リークと損失にプロアクティブに対応

メーターとデバイスのデータを意味のあるインサイトに変換します。オラクルの高度なメータリング機能により、ユーティリティ企業は、電線や配管のネットワークが顧客レベルでどのように機能しているかを把握できます。この信頼できるきめ細かなデータの可視化により、技術的および非技術的な原因による損失の発見が容易になります。

カスタマー・エンゲージメントの強化

メーター・データは、顧客を包括的に理解し、関係を築くための重要な要素です。ピーク時のエネルギー使用量の削減、新しいプログラムの利用、請求書に関する問い合わせへの効果的な対応など、顧客を支援するためのツールをエージェントに提供します。


よりスマートなテクノロジーにより、より良いサービスを実現

自己修復、自己保護、自己監視ツールなどでITインフラを強化します。データドリブンのインサイトと、自動化されたインテリジェントなビジネスフローでチームを強化し、真にパーソナライズされ、AIを活用したプログラムで顧客を魅了します。




SaaSがもたらす真のメリット

多くのベンダーが「クラウド」ソリューションを提供していますが、Oracle Utilities Customer Cloud Serviceは、ホスティングやマネージド・サービス以上のものを提供します。オラクルのSaaSソリューションは、データセンターから環境、アプリケーションまで垂直統合されており、Oracle Cloudとユーティリティの専門家によってサポートされています。

アップグレードの必要性を排除

数年ごとの高額で混乱を招くアップグレードプロジェクトの必要性を排除することができます。最新のパッチや新機能を年間を通じて小規模なアップデートとして提供することで、業界のトレンドを先取りし、常に最新の状態を維持することができます。

本稼働までの時間を短縮

Oracle Utilities Customer Cloud Serviceは、業界のベストプラクティスに合わせて事前構成されており、あらかじめ用意された構成と統合インターフェースのライブラリが含まれています。早期導入パッケージは、数年ではなく数か月でCISを実現します。

ITリソースをイノベーションに集中させる

ITチームは、システムの運用に追われることなく、ビジネス革新に専念することができます。セキュリティ・パッチ適用、システム・メンテナンス、データ・バックアップなどは、すべてOracle Cloud Servicesが管理します。

安定性とサイバーセキュリティ

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)データ・センターでは、無限のスケーラビリティ、容易なバックアップとリカバリ、サイバーセキュリティ、自律型のパッチ適用、Oracle Cloudのエキスパートによるサポートなど、グローバルなクラウド・プロバイダーのメリットを大小のユーティリティ企業に提供します。

クラウドファーストの思考でグラント郡PUDを変革

Derin Bluhmが、米国の地方公益事業者のクラウド戦略に関する内部の見解について説明します。

顧客情報システムの価値提案

01Opower Energyのインサイトを活用して顧客エンゲージメントを高める

AIおよび行動科学によって、世界に変革をもたらすことができるエネルギーの選択を行えるように顧客を支援できる方法についてご確認ください。

Opowerの詳細

02本格的なオムニチャネルサービスで顧客のエンゲージメントを高める

チャネル全体で顧客に一貫性のあるコネクテッド・エクスペリエンスを提供します。

Oracle Utilities Agent Serviceの詳細

03商用アカウント管理を強化する

セールスとサービスを融合させることで、商品以上の価値を実現します。

Oracle Utilities Sales for Commercial Account Managementを確認する

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自律型CIS

自動運転の掃除機から自動運転の自動車まで、自動化は生活や仕事に大きな影響を及ぼすことがあります。顧客にサービスを提供する方法に変革をもたらすことができるほか、一人ひとりに合わせてパーソナライズされたエンゲージメントを推進する方法を根本的に改善することもできます。

将来の顧客プラットフォームは自律型になることが予想されます。

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小規模な公益事業者向けのCloud CIS

クラウドにより、小規模でリソースが限られている公益事業者向けの顧客情報システム市場に変革がもたらされており、世界レベルの機能がこれまでにないほど利用しやすくなっています。ほかの公益事業者の実際のプロジェクトに関する見解を確認し、CISをクラウドに移行する際の重要な考慮事項についてのインサイトを得ましょう。

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業界別イノベーションラボ

Oracle Industriesのイノベーションラボでは、公益事業者の業務、カスタマ・エクスペリエンス、および最先端テクノロジに関する実際のモデリングを提供します。オラクルはこのラボに数百万ドルを投資することで、公益事業者が事業者固有のシナリオのカタログを使用したり、資料を確認したりして、新しいアイデアを想像、試行、およびテストする支援を行ってきました。

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