このチュートリアルでは、Oracle ADF Faces Rich Clientを使用してJSFページを作成する方法について説明します。 Oracle ADF Faces Rich Clientは、Ajax機能が組み込まれている標準JSFコンポーネントのセットです。Ajaxを利用すると、標準インターネット・テクノロジー上で リッチ・クライアントのようなアプリケーションを実行でき、JSFが提供するサーバー側コントロールを利用すると、一般的なAjaxアプリケーションによ くみられる大量のJavaScriptへの依存を軽減できます。
所要時間
60分
注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にあるアイコンの 上にカーソルを置いてください。スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
既存のアプリケーションから始めて、ページ・テンプレートを作成 して、ページの構築に使用します。
このチュートリアルを始める前に、次のことを確認してください。
1. |
Oracle JDeveloper 11g製品版にアクセスできるか、または インストール済みであること。この製品は、 Oracle Technology Networkからダウンロードできます。
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2. |
スタートアップ・アプリケーションをダウンロードします。次の リ ンクを右クリックしてコンテキスト・メニューから「 対象をファイルに保存」を選択し、 Tutorial.zipファ イルを任意のローカル・ディレクトリにダウンロードします。
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3. |
選択したローカル・ディレクトリ上で、 Tutorial.zipファ イルを解凍します。
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4. |
「 スタート」→「 すべてのプログラム」 →「 Oracle Fusion Middleware」→「 JDeveloper Studio 11.1.1.0.0」を選択して、Oracle JDeveloperを起動します。 Migrate User Settingsダイアログ・ボックスが開いたら、「 NO」 をクリックします。 ユーザー・ロールを設定するよう尋ねられたら、「 Default」 を選択します。 Tip of the Dayウィンドウを 閉じます。
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5. |
JDeveloper IDEが表示されます。 |
コンポーネントを作成する前に、まずはスタートアップ・アプリ ケーションを開始する必要があります。以下の手順を実行します。
1. |
アプリケーション・ナビゲータで「 Open Application」をクリックします。
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2. |
Select Application to addダイアログで、 C:\Tutorial\ディ レクトリへ移動し、「 Tutorial.jws」を選択します。 「 Open」をクリックします。移行の警告メッセージが表示された場合は、移行の操作を受け入れま す。
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3. |
アプリケーション・ナビゲータにアプリケーションがロードされ、 adffacesrcプ ロジェクトが表示されます。 |
この項では、アプリケーションのページ作成に使用するページ・テ ンプレートを作成します。ページ・テンプレートを作成するには、以下の手順を実行します。
1. |
アプリケーション・ナビゲータで、「 adffacesrc」プロジェクトを右クリックして、コンテ キスト・メニューから「 New」を選択します。
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2. |
New Galleryで、Categoriesペインから「 Web Tier」→「 JSF」 カテゴリを選択し、「 JSF Page Template」項目を選択します。 「 OK」をクリックします。
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3. |
Create JSF Page Templateで、Page Template Nameに simpleを 入力します。 Facet Definitionsタブで、
Addボタン「
「
Attributes」タブ、次に
Addボタン「
「 OK」をクリックします。 |
4. |
設計エディタで simple.jspテンプレート・ページが開きます。
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5. |
コンポーネント・パレットの「 ADF Faces」→「 Layout」 ライブラリを使用して、「 Decorative Box」を空のページにドロップします。 プロパティ・インスペクタの Style and Themeタブで、 Themeプ ロパティを lightに設定します。(mediumまたはdarkという値も使用できます。)
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6. |
「 Panel Group Layout」を topファセット にドラッグ・アンド・ドロップします。 プロパティ・インスペクタで、 Layoutプロパティを horizontalに 設定します。
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7. |
アプリケーション・ナビゲータで、「 Web Content」ノード→「 images」 ノードを開き、「 brandingImage.gif」ノードを Panel Group Layoutにドラッグ・アンド・ドロップします。コンテキスト・メニューで、「 ADF Faces Image」 を選択します。 |
8. |
「 ADF Faces」→「 Layout」から、「 Spacer」 をイメージの横にドロップします。 Widthプロパティを 100に 設定します。
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9. |
「 ADF Faces」→「 Common Components」 から、「 Output Text」をspacerコンポーネントの下にドロップします。 Valueフィールドで、ドロップダウン・リストから「 Expression Builder」を 選択します。 Expression Builderで、既存の式を削除し、「 JSP Objects」→「 attrs」 →「 title」を選択します。 「 OK」をクリックします。
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10. |
コンポーネント・パレットから「 Facet Ref」をドラッグし、 centerファ セット上にドロップします。 Insert Facet Refダイアログで、Facet Nameとして「 center」を選 択します。「 OK」をクリックします。
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11. |
テンプレート・ページの構造とデザインは、次のように表示されます。
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12. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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このチュートリアルを始める前に、次のことを確認してください。
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ページの基本的なレイアウトの設計 | |
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ページ・タイトルのカスタマイズ |
ページの基本的なレイアウトを作成するには、以下の手順を実行します。
1. |
「 adffaces」プロジェクトを右クリックして、コンテキスト・メニューから「 New」 を選択します。
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2. |
New Galleryで、Categoriesペインから「 Web Tier」→「 JSF」 を選択します。Itemsペインで、「 JSF Page」を選択します。 「 OK」をクリックします。
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3. |
Create JSF Pageダイアログで、File Nameをデフォルト値の untitled1.jspxの ままにして、 Create as XML Document (*.jspx)チェック・ボックスが選択されているこ とを確認します。Use Page Templateフィールドのドロップダウン・リストから「 simple」を選択 します。 「 OK」をクリックします。
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4. |
アプリケーション・ナビゲータに新規ノードとして untitled1.jspxが表示され、 simple.jspxテンプレートを使用して、設計エディタが開きます。
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5. |
コンポーネント・パレットの「 ADF Faces」→「 Layout」 ライブラリを使用して、「 Panel Splitter」コンポーネントをドラッグし、 centerファ セットにドロップします。
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6. |
別の「 Panel Splitter」コンポーネントをドラッグして、パネル・スプリッタの' second' ファセットにドロップします。 Structureペインで、「 panelSplitter」コンポーネントを開き、「 showDetailItem」 コンポーネントを選択します。プロパティ・インスペクタで、Orientationを「 vertical」に設定しま す。
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7. |
「 Panel Accordion」コンポーネントをドラッグして、パネル・スプリッタの左側の' first' ファセットにドロップします。 Structureペインで、「 showDetailItem」コンポーネントを選択し、プロパ ティ・インスペクタで、Textを「 My Cart」に設定します。
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8. |
作成したアコーディオン内をクリックして、右クリックのコンテキスト・メニューから「 Insert after Show Detail Item」→「 Show Detail Item」を選択します。 追加した「 Show Detail Item」について、プロパティ・インスペクタのCommonタブで、Text フィールドを More Infoに変更します。
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9. |
「 Panel Collection」コンポーネントをドラッグし、右側の' first' ファセットにドロップします。
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10. |
「 Panel Tabbed」コンポーネントをドラッグし、右側の' second' ファセットにドロップします。 Structureペインで、作成した「 af:showDetailItem」コンポーネントを選 択し、プロパティ・インスペクタで、Textフィールドに Product Detailsと入力します。
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11. |
「 Product Details」タブを右クリックし、コンテキスト・メニューから「 Insert After Show Detail Item」→「 Show Detail Item」を選択し ます。 Structureペインで、作成した「 af:showDetailItem」コンポーネントを選 択し、プロパティ・インスペクタで、Textフィールドに Ratingと入力します。
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12. |
ページは次のように表示されます。
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13. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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14. |
ページの設計エディタ内を右クリックし、コンテキスト・メニューから「 Run」を選択して、デフォ ルト・ブラウザにページをロードします。
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15. |
ブラウザにページがロードされます。
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16. |
パネルの境界線を移動させたり、タブを確認したりしてみます。
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17. |
More Infoの プラス記号(ページの下部)をクリックして、アコーディオンを試します。
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18. |
ブラウザ・ウィンドウを開いたままにして、JDeveloperに戻ります。 |
次の手順では、ページ・テンプレートで定義したページ・タイトル・コンポーネントをカスタマイズします。
1. |
JDeveloperに戻って、「 simple.jspx」タ ブをクリックして、設計エディタでページ・テンプレートを開きます。
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2. |
ページ設計で「 title」コンポーネントを選択します。
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3. |
プロパティ・インスペクタで、「 Style」ノードを展開し、 「 Text」タブの Colorフィールドで、ドロップダウン・リストをクリック し、任意の色を選択します(例ではAquaを選択)。 Sizeフィールドで、ドロップダウン・リストから「 large」 を選択します。
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4. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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5. |
アプリケーションを実行しているブラウザ・ウィンドウに戻り、「 Reload/Refresh」 ボタンをクリックします。 JDeveloperアプリケーションを保存したあと、ブラウザ・ウィンドウをリフレッシュする と、バインディング・コンポーネントを更新していない限り、アプリケーションに加えた新しい変更内容が反映されます。この場合、ブラウザに変更内容を反映 させるには、JDeveloperから、そのページを再実行する必要があります。
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6. |
新しい汎用タイトルの特性をともない、ページがリフレッシュされます。
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7. |
ブラウザ・ウィンドウを開いたままにして、JDeveloperに戻ります。
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8. |
設計エディタで「 untitled1」ページを開きます。
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9. |
Structureペインで、「 pageTemplate」タグを選択し、プロパティ・インスペク タで、 titleプロパティを Store Frontに設定します。
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10. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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11. |
アプリケーションを実行しているブラウザ・ウィンドウに戻り、「 Reload/Refresh」 ボタンをクリックします。
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12. |
新しいタイトルの特性をともない、ページがリフレッシュされます。
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13. | ブラウザ・ウィンドウを 開いたままにして、 JDeveloperに戻ります。 |
データ・コントロールを作成し、ADF表コンポーネントにバインドするには、以下の手順に従います。
1. |
ADFデータ・バインディング機能を使用して、既存のPOJOクラスからデータ・コントロールを作成します。
アプリケーション・ナビゲータは、次のようになります。
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2. |
アプリケーション・ナビゲータで、「 Data Controls」アコーディオン・パネルを開き、 「 StoreProducts」ノードを展開します。Data Controlsペインは次のように表示されます。
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3. |
「 StoreProducts」→「 products」デー タ・コントロールをドラッグして、untitled1ページの設計エディタの af:panelCollectionへ ドロップします。 ポップアップ・メニューから「 Tables」→「 ADF Read-only Table」を選択します。
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4. |
Edit Table Columnsダイアログで、「 Row Selection」オプションと 「 Sorting」オプションを選択します。 「 OK」をクリックします。
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5. |
Structureペインで 表が選択された状態で、プロパティ・インスペクタの Behaviorタ ブにおいて、 Column Selectionプロパティをドロップダウン・リストで「 single」 に設定します。
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6. |
Tableコンポーネントについては、プロパティ・インスペクタで、 editと入力して、この単語 を含むプロパティを探します。 必要ならば、 EditingModeプロパティが見つかるまで下矢印アイコンを使用し、続いてド ロップダウン・リストから「 clickToEdit」を選択します。
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7. |
Data Controlsペインから「 products」をドラッグし、 Product Detailsコンポーネント上にドロップします。
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8. |
メニューから、「 Forms」→「 ADF Form」を選択し ます。 ダイアログで、「 Include Submit Button」チェック・ボックスを選択します。 「 OK」をクリックします。
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9. |
ページは次のようになります。
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10. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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11. |
ページ内で右クリックし、コンテキスト・メニューから「 Run」を選択します。 |
1. |
デフォルトのWebブラウザにページがロードされたら、既存の製品データが表示されます。
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2. |
列ヘッダーの1つを選択して、列を別の場所に移動します。
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3. |
description列で列にサイズ変更を試します。
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description列を選択した状態で、「 Wrap」メニュー・オプションをクリックします。 複数の単語で構成されたフィールドが改行されていることを確認してください。 「 Wrap」ボタンを再クリックして、前のレイアウトに戻ります。
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4. |
「 name」列を選択し、「 Freeze」メニュー・オプショ ンをクリックします。 次に、水平スクロール・バーを再度使用して、右端の列を表示します。 name列が表示されたままになっていることを確認します。
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5. |
「 Detach」メニュー・オプションをクリックして、パネルのコンテンツをブラウザ内に独立表示 します。 「 Detach」ボタンを再クリックして、前のレイアウトに戻します。
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7. |
「 View」メニュー・オプションを使用して、いくつかの列を非表示にします(たとえば、 description列)。
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8. |
列ヘッダーをクリックして、製品の nameと categoryで 降順および昇順ソートを実行します。矢印はカーソルを列のヘッダー上に移動した場合にのみ表示されます。
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9. |
「 Format」メニュー・オプションを使用して、列のサイズを変更することもできます。
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ブラウザ・ウィンドウを 閉じます。 |
JSFページでは、製品をイメージとグラフで表示できます。これらのイメージは、スタートアップ・アプリケー ションに含まれています。JSFページでのイメージ表示を拡張するには、以下の手順に従います。
1. |
Oracle JDeveloperに戻り、 Product Detailsペインで「 cost」 フィールドを右クリックして、コンテキストから「 Convert」を選択します。 Convertダイアログで「 Input Number Spinbox」を選択します。 「 OK」をクリックします。Confirm Convertダイアログ・ボックスの「 OK」 をクリックします。
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2. |
image列の値がテキスト・タイプに設定されています。イメージを表示するには、列の構造を変換する必要があります。Product Detailsペインで、「 image」フィールドを右クリックし、コンテキスト・メニューから「 Convert」 を選択します。 Convertダイアログで「 Image」を選択します。 「 OK」をクリックします。Confirm Convertダイアログ・ボックスの「 OK」 をクリックします。
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3. |
作成した新しいimageフィールド(ソース・フィールドの横)については、ドロップダウン・リストから「 Expression Builder」を選択します。
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4. |
Expression Builderダイアログで、「 ADF Bindings」→「 bindings」 →「 image」→「 inputValue」を選択します。 「 OK」をクリックします。
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5. |
Structureペインの「 image」コンポーネントの下で、「 validator」 コンポーネントを削除してページの設計に表示されているエラーを解消します。
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6. |
Product Detailsペインで、「 rating」フィールドを右クリックし、コンテキス ト・メニューから「 Convert」を選択します。 Convertダイアログで「 Input Number Slider」を選択します。 「 OK」をクリックします。Confirm Convertダイアログ・ボックスの「 OK」 をクリックします。
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7. |
Product Detailsペインで、「 description」フィールドを右クリックし、 コンテキスト・メニューから「 Convert」を選択します。 Convertダイアログで「 Rich Text Editor」を選択します。 「 OK」をクリックします。Confirm Convertダイアログ・ボックスの「 OK」 をクリックします。
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8. |
Structureペインの「 richTextEditor」コンポーネントの下で、「 validator」 コンポーネントを削除してページの設計に表示されているエラーを削除します。
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9. |
Product Detailsペインは次のように表示されます。
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10. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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11. |
ブラウザ・ウィンドウに戻り、ページを 再ロードします。
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12. |
Ratingスライダを移動してみます。
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13. |
数字のスピンボックスを使用して、 costを変更してみます。
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14. |
manufacturedの日付フィールドに不正な日付の値を入力してみます。 有効な日付を再入力します。
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15. |
descriptionテキスト・フィールドで単語を選択して、Rich Textエディタを試します。 色ボックスの横の 矢印をクリックし、パレットから色を選択します。 選択したテキストのサイズを拡大します。
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16. |
Product表の上を移動し、任意の行をダブルクリックします。 Product Detailsペインでは、製品に加えた変更内容が反映されません。このような同期を実装するには、部分ページ・レンダリング機能を追加する必要がありま す。
|
JDeveloperに戻ります。 |
Product表で別の行を選択した場合にProduct Detailsをリフレッシュするには、部分レンダリング動作を設定する必要があります。この機能を実装するには、以下の手順に従います。
1. |
JDeveloperに戻って、Structureペインで、「 Product Details」 コンポーネント内の「 panelFormLayout」を選択します。
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2. |
プロパティ・インスペクタの Behaviorタブで、 Partial Triggerフィールドの横の下矢印を使用して「 Edit」を選択します。
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3. |
Edit Propertyダイアログで、「 panelCollection」 コンポーネントを展開し、右矢印ボタンを使用して、選択済ペインで「 table* - t1」を移動します。 「 OK」をクリックします。
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4. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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5. |
ブラウザ・ウィンドウに戻り、ページを 再ロードします。
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6. |
表の別の行を選択し、製品の詳細を変更します。 Product Detailsが、選択した行と同期化されていることがわかります。
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7. |
ブラウザ・ウィンドウを開いたままにして、 JDeveloperに戻ります。 |
1. |
JDeveloperに戻り、2番目のパネルで「 menu」コンポーネント・ファセットを右ク リックし、コンテキスト・メニューから「 Insert inside Facets menus」→「 Menu」 を選択します。
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2. |
プロパティ・インスペクタを使用して、Textフィールドを My Optionsに設定します。 Behaviorタブで、Detachableプロパティを trueに 設定します。
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3. |
「 Menu」を右クリックして、コンテキスト・メニューから「 Insert inside Menu」→「 Menu Item」を選択します。 プロパティ・インスペクタで、Textフィールドに Export to Excelと入力します。
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4. |
Structureウィンドウで「 af:commandMenuItem」コンポーネントを右ク リックして、コンテキスト・メニューから「 Insert after af:commandMenuItem - Export to Excel」→「 Menu Item」を選択します。 プロパティ・インスペクタで、Textフィールドに Show Specialsと入力します。
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5. |
コンポーネント・パレットの「 ADF Faces」→「 Operations」 ライブラリから「 Export Collection Action Listener」を選択して、 Structureペインのメニュー項目「 Export to Excel」の下にドロップします。 Insert Export Collectionダイアログで、ExportedIdに t1を入 力し、Typeに「 excelHTML」を選択します。 「 OK」をクリックします。
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6. | JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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7. |
ブラウザ・ウィンドウに戻り、ページを 再ロードします。
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8. |
メニュー・オプション「 My Options」をクリックします。 これで、メニュー・バーからメニュー・オプションを分離できます。
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9. |
「 Export to Excel」オプションを選択します。
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10. |
ダイアログが表示され、このファイルをどうするかを尋ねられます。ファイルをExcelで開くか、保存することができます。 「 Cancel」をクリックします。ブラウザ・ウィンドウを開いたままにして、 JDeveloperに 戻ります。 |
次に、特定の製品プロパティを拡張するポップアップ・ウィンドウを作成します。ポッ プアップ機能を作成するには、以下の手順に従います。
1. |
Structureペインで、「 form」コンポーネントを選択します。コンポーネント・パレット の Common Componentsライブラリで、「 Popup」を選択し、「 form」 にドロップします。
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2. |
「 popup」コンポーネントを右クリックして、コンテキスト・メニューから「 Insert inside Popup」→「 Dialog」を選択します。
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3. |
コンポーネント・パレットから「 Image」コンポーネントを選択して、 Dialog内 にドロップします。 Insert Imageダイアログで、ドロップダウン・リストから、ソースとして「 JDeveloper.gif」 イメージを選択します。 「 OK」をクリックします。
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4. |
イメージの外部をクリックして、ダイアログを閉じます。
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5. |
コンポーネント・パレットのOperationsライブラリから、「 Show Popup Behavior」 コンポーネントを選択して、2番目の commandMenuItemの上にドロップします。
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6. |
プロパティ・インスペクタのPopupIdフィールドで、ドロップダウン・リストから「 Edit」 を選択します。 Edit Propertyダイアログで、「 popup」コンポーネントを選択します。Idに pop1と 入力して、[ Enter]を押します。 「 OK」をクリックします。
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7. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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8. |
ブラウザ・ウィンドウに戻り、ページを 再ロードします。
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9. |
メニュー・オプション「 My Options」をクリックし、「 Show Specials」を選択します。
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10. |
ダイアログにJDeveloperのイメージがポップアップ表示されます。 「 Cancel」をクリックします。ブラウザ・ウィンドウを開いたままにして、 JDeveloperに戻ります。 |
1. |
JDeveloperに戻って、「 outputText」コンポーネントを選択し、 My Cartペインの上にドロップします。 プロパティ・インスペクタで、Output Textの値として「 No Item Selected」 を入力します。
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2. |
コンポーネント・パレットで、「 ADF Faces」→「 Operations」 ライブラリから、「 Attribute Drag Source」コンポーネントを選択して、Product Detailsペインの nameフィールドにドロップします。 Insert Attribute Drag Sourceダイアログで、ドロップダウン・リストから「 value」 を選択します。 「 OK」をクリックします。
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3. |
コンポーネント・パレットで「 ADF Faces」→「 Operations」 を展開し、「 Attribute Drop Target」コンポーネントをドラッグして、 No Item Selectedテキスト・フィールドにドロップします。
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4. |
Insert Attribute Drop Targetダイアログで、Attributeフィールドに「 value」 を選択します。 「 OK」をクリックします。
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5. |
JDeveloperメニュー・バーの
Save Allアイコン「
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6. |
ブラウザ・ウィンドウに戻って、ページを 再ロードしてから、表で項目を選択し、対応する Product Detailsを表示します。
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7. |
Product Detailsペインで、「 name」フィールドを選択して、 My Cartにドラッグ・アンド・ドロップします。
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8. |
製品がカートに追加されます。
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9. |
ブラウザ・ウィンドウを閉じて、JDeveloperに戻ります。 |
次に、ratingの値のゲージ表示を作成します。ゲージ・コンポーネントを作成するには、以下の手順に従いま す。
1. |
JDeveloperに戻って、「 Rating」タブをクリックします。
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2. |
コンポーネント・パレットで、「 ADF Data Visualization」→「 Gauge」 ライブラリから、「 Gauge」コンポーネントをドラッグして、 Ratingペイ ンにドロップします。
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3. |
Create Gaugeダイアログで、「 Dial」カテゴリを選択してから、ゲージ・タイプに「 Dial with Thresholds」を選択し、最後に、左端のクイック・スタート・レイアウト提案を選択します。 「 OK」をクリックします。
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4. |
Ratingペインに新しいゲージが表示されます。
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5. |
プロパティ・インスペクタの Valueフィールドで、ドロップダウン・リストから「 Expression Builder」を選択します。
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6. |
Expression Builderダイアログで、式に「 ADF Bindings」→「 bindings」 →「 rating」→「 inputValue」を選択します。 「 OK」をクリックします。
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7. |
Structureペインで、「 gauge」コンポーネントを選択し、プロパティ・インスペクタ で、「 Gauge Data」→「 Max Value」フィールドを 10に 設定します。 「 OK」をクリックします。
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8. |
Structureペインで、「 gauge」→「 thresholdSet」 コンポーネントを展開します。
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9. |
Structureペインで、最初のしきい値を選択し、プロパティ・インスペクタで FillColorの ドロップダウン・リストから「 Edit」を選択します。 Edit Propertyダイアログで、パレットから'赤'色を選択し、「 OK」をクリックしま す。 ThresholdMaxValueに 4を入力します。
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10. |
Structureペインで、2番目のしきい値を選択して、FillColorフィールドに'黄'色を使用して、最後の手順を繰り返 し、ThresholdMaxValueを 7に設定します。
|
11. |
Structureペインで、3番目のしきい値を選択して、FillColorフィールドに'緑'色を使用して、最後の手順を繰り返 し、ThresholdMaxValueを 10に設定します。
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12. |
Ratingペインは次のように表示されます。
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13. |
ページ内で右クリックし、コンテキスト・メニューから「 Run」を選択します。
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14. |
ブラウザにページがロードされます。ratingの値を確認します。 「 Rating」タブをクリックします。
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15. |
ゲージには現在のratingの値が表示されます。
|
16. |
「 Product Details」タブをクリックし、「 スライダ」 を移動して、 ratingの値を変更します。
|
17. |
「 Rating」タブをクリックして、ゲージに変更内容が反映されていることを確認します。
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ブラウザ・ウィンドウを閉じずに、JDeveloperに戻ります。 |
最後に、パラメータ化されたcssファイルを使用して、アプリケーション全体のルック・アンド・フィールを変更 する方法について説明します。この機能を実装するには、以下の手順に従います。
1. |
アプリケーション・ナビゲータで「 Web Content」→「 WEB-INF」 ノードを展開し、「 trinidad-config.xml」ファイルをダブルクリックしてエディタで開きます。
|
2. |
このファイルにはパラメータが含まれており、これを使用して別のcssファイルを使用できます。
|
3. |
アプリケーション・ナビゲータの「 skins」→「 princess」 フォルダにある princess.cssファイルに注目します。 |
4. |
ブラウザ・ウィンドウで、URLの最後の部分(untitled1.jspxページ名の後)を削除します。
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5. |
URLのあとに文字列 ?skin=princessを追加し、[ Enter] を押します。
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6. |
ページのルック・アンド・フィールが変わったことを確認します。
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7. |
色、タブ、およびアコーディオンでprincess cssが使用されています。 ページの新しい外観を試します。
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ブラウザのウィンドウを閉じます。これでOBEは完了です。 |
このチュートリアルでは、Oracle ADF Faces Rich Clientを使用してJSFページを作成し、いくつかの高度な機能を使用する方法について学習しました。
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ページ・テンプレートの作成 |
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ページ・テンプレートを使用したページの作成 |
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ADF表コンポーネントとADFバインディングの使用 |
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イメージ・コンポーネントとグラフィック・コンポーネントの使用 |
|
部分ページ・レンダリングの実装 |
|
メニューの使用 |
|
ページへのポップアップ機能の追加 |
|
ページへのドラッグ・アンド・ドロップ機能の追加 |
|
Oracle ADFデータ可視化コンポーネントの使用 |
|
スキンを使用したアプリケーションのルック・アンド・フィールの変更 |