Oracle TimesTen In-Memory Database(TimesTen)は、完全な機能を備え、メモリが最適化されたリレーショナル・データベースであり、ミッション・クリティカルなアプリケーションで極めて短いレスポンス時間と高いスループットを実現します。
TimesTenは、次の2つのモードでデプロイできます。
* TimesTen Scaleout:データベースは、複数ノード環境に分散データベースとしてデプロイされます。高いスループット要件、および/または季節的なキャパシティの需要があるアプリケーションは、このモードを使用することで、ノードをまたぐ同時パラレル処理、(単一のデータベース・イメージを使用した)透過的なデータ分散、柔軟性のあるTimesTenのスケールアウト機能を利用できます。高可用性とフォルト・トレランスは、TimesTenのK-safety機能を使用することで自動的に提供されます。この機能は、TimesTen 18.1リリースにおける新機能です。
* TimesTen Classic:データベースは、極めて短いレスポンス時間が安定的に求められるアプリケーション用の単一ノードに、非分散型のスタンドアロン・データベースとしてデプロイされます。高可用性は、アクティブ-スタンバイ・ペア・レプリケーションのメカニズムを通じて提供されます。このメカニズムでは、大量ワークロードの読取りをスケーリングするための複数の読取り専用サブスクライバもサポートされます。Classicのデプロイメントでは、以前のTimesTen In-Memory Databaseリリースの標準製品機能と同じものが提供されます。幅広い業界において、リアルタイムのパフォーマンス(極めて短いレスポンス時間と非常に高いスループット)が求められる多くのアプリケーションで、長年このデプロイメント・モードが使用されています。
TimesTen 18.1では、TimesTen ClassicおよびTimesTen Scaleoutの双方がサポートされますが、初期リリース(18.1.1)では、TimesTen Scaleoutのみがサポートされます。TimesTen Application-Tier Database Cacheを含むTimesTen Classicのサポートは、今後リリースされるパッチセットで改めて導入される予定です。
各デプロイメント・モードのTimesTenについて詳しくは、以下のリンクを参照してください。
TimesTenはOracle SQL Developerと統合されています。
|
||||||
![]() |
Oracle SQL Developerでの TimesTenサポート |
テクノロジー概要 |
|||
![]() |
TimesTen Classicの概要 | ![]() |
TimesTen Scaleoutの概要 ![]() |
![]() |
TimesTen Classicのデータ・シート | ![]() |
TimesTen Scaleoutのデータ・シート ![]() |
![]() |
TimesTen Classicの製品概要 ![]() |
![]() |
TimesTen Scaleoutの製品概要 ![]() |
ホワイト・ペーパー |
|||
![]() |
TimesTenの使用による卓越したパフォーマンス | ![]() |
TimesTenの高可用性 |
![]() |
TimesTen:エンタープライズ・アプリケーション向けのインメモリ・データベース | ![]() |
通信業界向けのTimesTen |
![]() |
金融業界向けのTimesTen |
その他の情報 |
|||
![]() |
よくある質問 | ![]() |
ディスカッション・フォーラム |
![]() |
TimesTen Talk(ブログ) | ![]() |
Oracle Universityの各種コース |
![]() |
TimesTen ClassicのハンズオンラボVM | ![]() |
TimesTen Scaleout のハンズオンラボVM![]() |