ここでは、アプリケーション・ファイルを整理するプロジェクトの作成を素早く実行できます。 さらに、Oracle JDeveloperのIDEを操作して、EJB Session Beanの開発とテストランを実行します。
Session Beanの作成:Create Session Beanウィザードを使用して、新規のEJB 3.0 Session Beanを作成します。
ビジネス・メソッドの追加:Javaソース・エディタを使用して、Beanクラスにメソッドを追加します。
Javaクライアントの作成:ユーティリティを使用してサンプルのJavaクライアントを作成します。 次に、Javaソース・エディタを使用して、ビジネス・メソッドを呼び出すコードをクライアントに追加します。
Session Beanの実行とJavaクライアントの実行:埋込みOC4JサーバーでJavaクライアント をテストします。
Oracle JDeveloperアプリケーションは、組織構造の最上位レベルです。 アプリケーションの開発中に、操作しているオブジェクトの情報がここに格納されます。 同時に、プロジェクトとすべての環境設定が追跡されます。 [ 詳細はこちら]
SessionEJB
と入力します。
アプリケーション・テンプレートを使用すると、標準アプリケーション向けのプロジェクト構造を素早く作成できます。このプロジェクト構造に は、適切なテクノロジーの組合せが事前に指定されています。 テンプレートから作成された新しいアプリケーションがアプリケーション・ナビゲータに表示される際、各プロジェクトには関連するテクノロジー・スコープが 設定され、プロジェクト階層に分割されます。 [ 詳細 はこちら]
新規アプリケーションを作成すると、Application Overviewウィンドウがデフォルトでエディタ・ウィンドウ領域に開きます。 Application Overviewウィンドウには、Oracle JDeveloper内で作成されるすべてのオブジェクトがオブジェクト・タイプごとに配置されて表示されます。 新しいオブジェクトを作成したり、まだ作成していない新しいタイプのオブジェクトを参照したり、オブジェクトのコンテキスト・メニューからアクションを起 動したりできます。 [ 詳細はこちら]
Oracle JDeveloperのIDEでは、実行可能なSession Beanを素早く作成して、宣言的にビジネス・メソッドを作成できます。 [ 詳細はこちら]
HelloWorldSession
と 入力します。
State
less
オプションと
Container
オプションが選択されていることを確認してください。 「
Next
」をクリックします。
このキュー・カードの例に合わせるため、このステップおよびキュー・カード全体を通じて指示どおりの値を 入力してください。 そうすることで、記載されているとおりにキュー・カードの手順を実行できます。 [ 詳細はこちら]
acme.ejb.session.HelloWorldSessionBean
と 入力し、「
Next
」をクリックします。
Bean Class フィー ルドでパッケージ名を変更すると、すべてのSession Bean情報がそのパッケージに格納されます。 プロジェクトに多数のコンポーネントが含まれる場合、複数のパッケージにEJBを分割して格納すると分かりやすくなります。 [ 詳細はこちら]
ウィザードを使用してSession Beanを作成する場合、ローカル・インタフェースとリモート・インタフェースのいずれか(または両方)を作成するよう選択できます。 どちらのインタフェースを生成するかは、クライアント・タイプによって異なります。 クライアントが同じ仮想マシン(VM)内で実行される場合、最善の選択はローカル・インタフェースです。 クライアントが異なるVMで実行される場合は、リモート・インタフェースが必要になります。 Webクライアントは同じVM内で実行されますが、Javaクライアントは異なるVMで実行されます。 この例ではJavaクライアントを作成するため、生成する必要があるのはリモート・インタフェースのみです。 [ 詳細はこちら]
Session Beanの作成ステップが完了すると、アプリケーション・ナビゲータと構造ウィンドウは次のように表示されます。 [ 詳細はこちら]
Session Beanには、クライアントから実行されるビジネス・メソッドが含まれます。 こ の例では、Javaソース・エディタを使用して、Oracle JDeveloperによって生成されたBeanクラスにメソッドを追加します。 [ 詳細はこちら]
Javaソース・エディタを使用して新規メソッドを追加することもできますが、Oracle JDeveloperのダイアログから宣言的にメソッドを作成することもできます。 アプリケーション・ナビゲータでSession Beanを選択したあとは、構造ウィンドウで「
HelloWorldSessionBean
」 を右クリックしてから、「
EJB
」
「
New Method
」を選択して新規メソッドを作成します。 [
詳細はこちら]
既存のEJBメソッドの編集や新規メソッドの作成をおこなう場合、Bean Method Detailsダイアログを使用できます。 [ 詳細は こちら]
Beanメソッドの追加とリモート・インタフェースを介したメソッド公開のステップが完了すると、アプリ ケーション・ナビゲータとJavaソース・エディタは次のように表示されます。 [ 詳細はこちら]
Oracle JDeveloperには、ビジネス・サービスのテストを目的としたサンプルJavaクライアントのユーティリティが含まれます。 サンプルJavaクライアントの生成を開始するには、アプリケーション・ナビゲータでSession Beanを右クリックし、「 New Sample Java Client 」を選択します。 [ 詳細はこちら]
acme.client.HelloWorldSessionClient
と 入力します。 次に、「
C
onnect to OC4J Embedded in JDeveloper
」を選択し、「
OK
」をクリックし ます。
サンプルJavaクライアントを作成する場合、Session Beanと同じパッケージ内にクライアントを作成するように選択することも、別のパッケージを指定することもできます。 クライアント・ファイルを別のパッケージに格納すると、大規模プロジェクトでのナビゲーションが簡素化されるため効果的です。 [ 詳細はこちら]
サンプルJavaクライアントの作成ステップが完了すると、アプリケーション・ナビゲータは次のように表示されます。 [ 詳細はこちら]