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Oracle Warehouse Builder

OWB機能グループと必要なライセンスについて

OWB 10.2以降では、Warehouse Builder機能の多くでOracle Data Integrator Enterprise Editionのライセンスまたはその他のライセンスが必要になりました。OWBの基本的なETL機能は、Oracle Databaseライセンスがあれば使用できます。

詳しくは、Feature Groups and Licensingを参照してください。

Oracle Warehouse Builder(OWB)11gはデータウェアハウスを中心としたデータ・モデリングおよびデータ統合ソリューションであり、すべてのOracle 11gデータベースに組み込まれています。

OWB 11g Release 2はOracle Database 11g Release 2に事前インストールされていますが、Oracle Database 10g Release 2や11g Release 1にインストールして使用することもできます。

Warehouse Builderは以下の機能を提供します。

データウェアハウスとBI

データ統合とETL

  • リレーショナル・モデリングとディメンション・モデリング
  • データベース内のEL-T処理(Oracleおよび非Oracleデータベース)
  • OLAPとキューブ化されたマテリアライズド・ビューのサポート
  • 接続性とデータ移行の選択肢(ゲートウェイ、JDBC、バルク・データ・ロードなど)
  • パーティション化などのOracleデータウェアハウス機能のサポート
  • CDCとリアルタイム・データ移動オプション(Oracle GoldenGateの統合を含む)
  • キューブやディメンションをロードするためのデータウェアハウス固有の演算子
  • 非Oracleデータベース・プラットフォームに対するネイティブ・データ型のサポート
  • SCDタイプ2およびタイプ3のモデリングとロードのサポート
  • セット・ベースのOracle SQLと行ベースのPL/SQLを使用したELT
  • Oracle Spatialの変換
  • 非Oracleデータベースに対するネイティブSQLコードの生成
  • Oracle BIツールの統合(Oracle DiscovererとOracle Business Intelligence Enterprise Edition)
  • OracleとSAPのERPアプリケーション・ソース
  • 複雑な設計に対するメタデータ管理、データ系統、影響分析、変更の伝播
  • すべてのデータ移動モードとロード・モードに対応したETLマッピング・パラダイム
  • ファジーなマッチングとマージ
  • フラット・ファイルとXMLに対する柔軟なロードおよびアンロードのオプション
  • サード・パーティのName and Addressクレンジング製品との統合
  • Webサービスのサポート

次のWarehouse Builder機能セットを利用することで、生産性に優れたデータウェアハウスおよびBIソリューション開発が推進されます。

  • ETLロジックを再利用するためのプラガブル・マッピング
  • 拡張性、スクリプト作成、自動化に関する機能
  • Oracle Data Integratorのナレッジ・モジュール・テクノロジーによる拡張可能なコードの生成オプション
  • 変更管理とバージョニングの組込み
  • 開発/テスト/本番ライフ・サイクルに対する複数の構成管理

一般的な情報

 

技術情報