日本オラクル
プロダクトSC本部 テクノロジーSC部
阿部 憲幸

この講座では、データアクセスが必要なJ2EEアプリケーションを開発する際に使用する代表的な技術を紹介し、パフォーマンスの向上やコードの再利用性を高めるための一般的なテクニックについての情報を提供していく予定です。また、J2EEアプリケーション開発の課題に対する解決策として、開発フレームワークの導入に ついても検討してみたいと思います。本講座は、JDBC、Servlet、JSP、アプリケーション・サーバーなどの基本的な知識を前提として進めていきます。


目次

第1部 はじめに ~J2EEデータアクセス~
 第1章 J2EEデータアクセス概観
はじめに
J2EEデータアクセス
これからの予定

 第2章 JDBCによるデータアクセス
はじめに
JDBCを使用したサンプルプログラム
サンプルプログラムの改善
J2EEデザイン・パターン
J2EEデザイン・パターンの適用
J2EEデザイン・パターンを適用したサンプルプログラム
まとめ
これからの予定

 第3章 EJBによるデータアクセス 1
はじめに
EJBを使用したサンプルプログラム
サンプルコードの問題点
J2EEデザイン・パターンの適用
Session Facadeを適用したサンプルコード
まとめ
これからの予定

 第4章 EJBによるデータアクセス 2
はじめに ビジネス・ロジックの実装
さらなるコンポーネント化
MVCアーキテクチャの適用例
まとめ
これからの予定

 第5章 フレームワークの適用 - Struts
はじめに Strutsとは?
Strutsの適用についての検討
Strutsを適用したサンプルアプリケーション
まとめ
これからの予定

 第6章 フレームワークの適用 - BC4J (1)
はじめに
フレームワークによるモデル部分の生成
Business Components for Java (BC4J)
BC4Jによるモデル・コンポーネントの作成
作成されたBC4Jコンポーネントの理解
簡単なクライアントの作成
これからの予定

 第7章 フレームワークの適用 - BC4J (2)
はじめに
アプリケーション・モジュールの編集
BC4Jコンポーネントでのデータ検索
BC4Jコンポーネントでのデータ変更
ビジネスロジックの実装
これからの予定

 第8章 サンプルアプリケーション作成
はじめに
BC4J Strutsアプリケーションの作成
Strutsアクションの作成
BC4J Strutsアプリケーションのコンパイル・実行
これからの予定

第2部 BC4Jの主な機能
 第1章 エンティティ・オブジェクトとビュー・オブジェクト 1
はじめに
読取り時のエンティティ・オブジェクトとビュー・オブジェクトの基本動作
エンティティ・オブジェクトとビュー行の協調動作の利点
これからの予定

 第2章 エンティティ・オブジェクトとビュー・オブジェクト 2
はじめに
ビュー行のSQL導出属性と一時属性
ビュー行のエンティティ導出属性
エンティティ属性とビュー行属性の種類のまとめ

 第3章 エンティティ・オブジェクトとビュー・オブジェクト 3
はじめに
コンポーネントとともに作成されるJavaソース
エンティティ導出属性への値の格納

 第4章 ビジネスルールの実装 1
はじめに
ビジネスルールの実装方法
コーティングによるビジネスルールの実装
エンティティ・オブジェクト・プロパティの使用

 第5章 ビジネスルールの実装 2
はじめに
宣言的に利用できるビジネス・ルール
検証規則の使用
ドメインの使用
クライアント・フレームワークでの検証規則の使用

 第6章 データ間の関連の定義:ビュー・リンク 1
お知らせ - JDeveloper 10g 発売!!
今回の内容
ビュー・オブジェクト間の関連 - ビュー・リンク
ビュー・リンクの作成
サンプルクライアントの作成

 第7章 データ間の関連の定義:ビュー・リンク 2
今回の内容
リンク先データの取得方法についての補足
双方向ビュー・リンク
1対1、多対多ビュー・リンクの作成
ビュー・リンクSQLの編集

 第8章 データ間の関連の定義:アソシエーション1
今回の内容
アソシエーションの作成
ビジネス・ロジックでの使用

 第9章 データ間の関連の定義:アソシエーション2
今回の内容
コンポジット・アソシエーション
コンポジット・アソシエーションの作成

第3部 パフォーマンス向上のためのテクニック
第4部 実践的アプリケーションの開発