Oracle Mobile Application Framework 2.3.0の移行に関する注意事項

 

  説明
1. Oracle JDeveloper 12.2.1

Oracle MAF 2.3にはJDeveloper 12.2.1が必要です。JDeveloper 12.2.1でMAF拡張を使用して既存のOracle MAFアプリケーション・プロジェクトを開くと、プロジェクトはOracle MAF 2.3に移行されます。Oracle MAF 2.3の使用を開始する場合は、こちらに書かれているインストール手順を参照してください。
2. Cordovaの更新

埋込みのCordovaエンジンがCordova-Android v4.1.1およびCordova-iOS v4.0.1に更新されました。Windows UWP用としてCordova-Windows v4.0.0が含まれています。これらのバージョンでは、セキュリティ機能が強化されたほか、大幅な改良が加えられ、バグ修正が行われています。また、一部のAPIが変更されています。カスタムまたはサード・パーティのCordovaプラグインをアプリケーションで使用している場合は、プラグインに最新のCordovaエンジンとの互換性があることを確認するか、それぞれの最新バージョンにプラグインを更新してください。詳しくは、移行ガイドを参照してください。
3. プラットフォーム固有の問合せ

一部のAMXページでは、プラットフォーム固有の問合せを使用して、プラットフォームが"Android"と"iOS"のいずれかをチェックします。このようなページがWindows上で正しく機能するように、該当する場所に"UWP"プラットフォームのチェックを追加する必要があります。
4. jQueryライブラリの削除

Oracle MAF 2.3ではjQueryが不要になり、これまでOracle MAFに含まれていたjQueryライブラリをOracle MAFアプリケーションの開発に利用することができなくなりました。jQuery APIを直接使用している機能には、その機能に含まれるjQueryライブラリを含める必要があります。詳しくは、移行ガイドを参照してください。
5. ホワイトリストの変更

Oracle MAF 2.3では、ホワイトリストにするべきURLを指定することができなくなりました。ホワイトリストの使用を継続したい場合は、Cordovaプラグインを使用して同様の機能を実装する必要があります。詳しくは、Oracle MAFの開発者ガイドを参照してください。