説明 | |
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1. | Android Gradleのビルド このリリースでは、Gradleを使ってMAFアプリケーションを構築し、Androidプラットフォームにデプロイできます。 MAFアプリ ケーションのAndroidへの初回デプロイ時に、MAFによってGradleがダウンロードされ、インストールされます。Gradleが適切にインス トールされるように、場合によってはGradleプロキシ設定を構成する必要があります。詳しくは、『MAF Developer Guide』の「How to Configure Gradle Proxy Settings」セクションと「Deploying a MAF Application to the Android Platform」セクションを参照してください。このリリースでは、Android SDK ManagerのExtrasにあるAndroid Support Repositoryとともに、v24以上のAndroid SDK Build-toolsを開発およびビルド・マシンにインストールしておく必要があります。 |
2. | Androidバージョンのサポート MAFアプリケーションをAndroidプラットフォームにデプロイする際、MAFによってサポートされるAndroidの最小バージョンが Android 4.4(APIレベル19)になりました。また、ターゲットSDK APIレベルはAndroid 6.0(APIレベル23)に上がり、Android 6.0以上の権限モデルのサポートが含まれます。 |
3. | Cordovaエンジンの更新 MAFによって使用される組込みCordovaエンジンのバージョンは、Android v6.0.0、iOS v4.3.0、Windows v4.4.3に更新されています。MAFコア・プラグインが適宜更新されています。 他社製Cordovaプラグインを使用しているアプリケー ション開発者は、プラグインとこれらのCordovaのバージョンとの間に互換性があることを確認する必要があります。 場合によっては、一部 のプラグインを新しいバージョンに更新する必要があります。 |
4. | 共有データ・コントロール このリリースでは、MAFアプリケーションは複数のアプリケーション機能にまたがるデータ・コントロールのインスタンスを1つ共有できます。『MAF Developer Guide』の「Sharing Instances of Data Controls Across Application Features」セクションで説明されているとおりに、共有するデータ・コントロールを指定する必要があります。 |
5. | 共有ライブラリ このリリースでは、MAFアプリケーション開発者は共有ライブラリを使用して、複数のMAFアプリケーション間で個別アーチファクト(AMXページ・フラ グメント、タスク・フロー、データ・コントロールなど)を共有できます。共有ライブラリを作成、デプロイ、使用する方法については、『MAF Developer Guide』の「Reusing MAF Application Content with a MAF Shared Library」 セクションを参照してください。Feature Archiveファイル(FAR)にデプロイされた共有ライブラリはMAFによってアプリケーションの機能から除外されます。 MAFアプリ ケーションで使用されているFARがリソースのために共有ライブラリに依存している場合、アプリケーション開発者はその共有ライブラリを個別に取得する必 要があります。詳しくは、『MAF Developer Guide』の「What Happens When You Deploy a Feature Archive File Deployment Profile」セクションを参照してください。 |
6. | iOS 3D Touchのサポート 3D Touchのサポートが有効なiOSデバイスにデプロイされたMAFアプリケーションは、『Developer Guide』の「Implementing Application Shortcuts for Use on iOS Devices with 3D Touch Support」セクションで説明されているように、アプリケーション・ショートカットを実装できます。 |
7. | アプリケーション機能のナビゲーションの再起動 このリリースでは、『MAF Developer Guide』の「Restarting an Application Feature in a MAF Application」セクションで説明されているように、アプリケーション機能をリセットしなくても、その機能内でナビゲーションを再起動することができます。 |
8. | Androidアプリケーション・ログ・ファイルの場所の変更 Androidデバイス上のMAFアプリケーション・ログ・ファイルの場所は、/sdcard/Android/data/< app.package>/files/<app.name>.txt(または以前の場所がアクセスできない場合は、 /data/data/<package>/files/<AppName>.txt)に変更されました。Android 6以上のデバイスを使用するエンドユーザーは、MAFアプリケーションが/sdcard/Android/data/< app.package>/files/<app.name>.txtを使用できるように、同アプリケーションにストレージ権限を付与 する必要があります。詳しくは、『Developer Guide』の「Using and Configuring Logging in MAF Applications」セクションを参照してください。また、「How to Access the Application Log」セクションでは、アプリケーション・ログ・ファイルの場所をプログラムで取得する方法について説明しています。 |
9. | APIの変更 このリリースでは、次のようにいくつかのAPIが変更されました。
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説明 | |
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1. | Android 4.0.xから4.3.xのサポート 4.4.0より前のバージョンのAndroidはサポート対象外となりました。 |
2. | Oracle Mobile Security Suite) Oracle Mobile Security Suiteはサポート対象外となりました。MAFアプリケーションをOracle Mobile Security Suiteでラップしている場合は、代わりのソリューションにAppConfigを使用することを検討してください。 |
3. | 転送レベルのデータ・キャッシュ 転送レベルのデータ・キャッシュはサポート対象外となりました。データのキャッシュにはMAFクライアント・データ・モデルを使用してください。 |
4. | 廃止されたAPI 廃止されたいくつかのAPIが削除されました。コンパイル・エラーに注意してください。 |
説明 | |
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1. | 32ビットのiOSデバイスのサポート 次の32ビットのiOSデバイスのサポートは次回のメジャー・リリースで本製品から削除されます:iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5C、iPad 2、iPad第3世代、iPad第4世代、iPod Touch第5世代 |
バグ番号 | 説明 | プラットフォーム | 回避策 | |
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1. | 25535967 | 3rd
party plugins that require a version of cordova-plugin-compat
greater than v1.1.0 may not function correctly if any of the camera,
contacts or geolocation core plugins is enabled カメラ、連絡先、またはジオロケーションの主要プラグインが有効になっている場合、v1.1.0より後のバージョンのcordova-plugin-compatを必要とする他社製プラグインが適切に動作しないことがある。 | Android | 回避策はありません。 |
2. | 25790834 | The WorkBetter and CompGallery sample apps may not display Google Maps data within the embedded geomap component WorkBetterとCompGalleryのサンプル・アプリケーションの組込みGeoMapコンポーネント内でGoogle Mapsデータが表示されないことがある。 | すべて | Google Mapsデータを表示する必要がある場合は、『MAF Developer Guide』の「Configuring Geographic Map Components With the Map Provider Information」セクションで説明されているように、Google JS APIが有効なGoogleプロジェクトに一致するGoogle APIキーを使用するようにアプリケーションを構成してください。 |