Java ME テクノロジー － CDC

Connected Device Configuration (CDC) HotSpot Implementation は、コンシューマー製品と組み込みデバイスのようなリソースに制限のあるデバイス向けに高度に最適化された、完全準拠の Java 仮想マシンです。CDC HotSpot Implementation は、小さなメモリフットプリントでも優れたパフォーマンスと信頼性を両立させて、幅広い製品シナリオのニーズに対応します。

Java Community Process(JCP) 内で開発された Connected Device Configuration (CDC) は、Java テクノロジーを使用して、ネットワークに接続された幅広いコンシューマー・デバイスと組み込みデバイスで実行できるアプリケーションの開発と配備をおこなうためのフレームワークです。こうしたデバイスには、スマート・コミュニケータ、ハイエンド PDA、セットトップボックスなどがあります。 詳細

各 Java テクノロジーには API 仕様、リファレンス実装 (RI)、それに関連する Technology Compatibility Kit (TCK) があります。

仕様

CDC 1.1.2 (JSR 218) は、Java ME CDC 仕様に対するリビジョンを定義しています。この JSR は、小型電子デバイス向けの既存のグラフィックス以外の主要な Java API へのアップデート (J2SE v1.4.2 に基づく) を提供します。

リファレンス実装:

• JSR 218 に対応するCDC reference implementation 1.1.2

Technology Compatibility Kit:

ライセンス条件についての詳細は、オラクルのJava Partner Engineering グループにお問い合わせください。

最適化実装:

• 最先端のパフォーマンス: オラクルの Java Connected Device Configuration HotSpot Implementation
  CDC HotSpot Implementation は、コンシューマー製品や組み込みデバイスのようにリソースに制限のあるデバイスに高度に最適化されています。少ないメモリフットプリントでも優れたパフォーマンスと信頼性を両立させ、幅広い製品シナリオのニーズに対応できます。製品によって設計が異なるため、CDC HotSpot Implementation はデバイスのパフォーマンスと限りあるリソースとの間で好都合なトレードオフを実現しています。この製品は、最新の動的コンパイラによってクラス最高のパフォーマンスを達成し、マルチスレッドと低メモリ状態での高い信頼性を実現しています。さらに、CDC HotSpot Implementation のポータビリティ・インタフェースは、高いパフォーマンスを維持しつつ、新しいターゲット CPU や OS に対応するための迅速な修正を実現しています。
• マルチタスキング機能: CDC HotSpot Implementation の利点を活用する
  オラクルは、アプリケーションの同時実行と、信頼性の高いアプリケーションの終了への対応を実現するために取り組んできました。この取組みの背後にある設計理念は、CDC Application Management System (CDC AMS) ホワイトペーパーで説明されています。