Oracle Traffic Director
Oracle Traffic Director(OTD)は、Exalogic(Linux、Solaris)、SPARC SuperCluster、WebLogic on Oracle Database Applianceなどのオラクルのエンジニアド・システム内でアプリケーション間の通信を最適化するための、可用性に優れたオンボードのアプリケーション・デリバリ・コントローラ(ADC)です。おもな特長は以下のとおりです。
- 高いスループット、短い待機時間のHTTP、WebSocket、TCPのソフトウェア・ロードバランサ
- ルール・ベースのリクエスト・ルーティングとリバース・プロキシ・サーバーリクエスト・レート制限、スロットリング、QoSチューニング
- 標準ベースのVRRPプロトコルによる柔軟できめ細かな監視と高可用性
- パフォーマンスに優れたSSL/TLSトランザクション(SSLのオフロード、元のサーバーからのHTTPレスポンスのキャッシング、圧縮など)
- 組込みWebLogicの最適化(クラスタ検出、接続の永続性の同期など)
- 悪意のある攻撃(CSRF、SQLインジェクションなど)からバックエンド・アプリケーションを保護するModSecurityベースのWebアプリケーション・ファイアウォール
製品情報
Oracle Traffic Directorに関する詳細については、以下のリソースを参照してください。
関連項目